【遊戯王デュエルリンクス】海デッキについて徹底解説!

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執筆者:編集部

海竜-ダイダロスによる決定力が魅力でもある海デッキ。

今回は全体除去と下級モンスターの強さを兼ね備えた海デッキについて解説いきたいと思う。

海デッキ

海デッキについての解説

海デッキのコンセプト

フィニッシャーである海竜-ダイダロスの全体除去と下級モンスターのそれなりの高水準を兼ね備えたデッキである。

突撃指令を採用した型や下級効果モンスター寄り、ダイダロス特化型などいくつか存在するが、特にこだわらずに幅広く紹介していきたいと思う。

スキル「海の伝説」必須

フィールド魔法「海」が発動した状態でデュエルを開始するスキルである。

このデッキにおいて海はとても重要なので基本的にこのスキルを設定することになる。

スキル「海の伝説」は梶木漁太のレベルアップ報酬Lv.4で入手できるため、このスキルの入手自体は容易である。

海竜-ダイダロス必須

このデッキのフィニッシャー的存在。

海を墓地に送るだけで発動できる、数少ない全体除去を持つ☆7モンスター。

水属性専用召喚をサポートするカードも存在するため、それも相まって強力なカードである。

AGE OF DISCOVERYのUR枠として収録されている。

このデッキへの採用率の高いカード

いくつかの型は存在するが、特にこだわらずに紹介する。

召喚サポート

水属性専用ダブルコストモンスターである「ヒゲアンコウ」はステータス的に場持ちも良い方なのでアドバンス召喚に繫げやすい。

自分のフィールド上の水属性を破壊し、破壊した枚数まで手札からレベル問わずに水属性モンスターを特殊召喚できる「大波小波」。

自分のフィールドがガラ空きのときに手札から☆4以下水属性を特殊召喚できる「ウォーターハザード」。

そのターン攻撃できなくなるデメリットはあるが☆7専用ですぐに召喚することができる「生け贄人形」。

他にも召喚をサポートするカードはいくつか存在する。

これらを駆使して海竜-ダイダロスなどの大型モンスターを召喚していきたい。

モンスター

それぞれ条件はあるが、モンスターや魔法罠に対して1:1交換を行える「黄泉へ渡る船」や「ロスト・ブルー・ブレイカー」。

相手モンスターを弱体化させる「ハリマンボウ」。

自身の効果で攻撃力を上げれる貫通持ちの「カンツウツボ」。

一度の戦闘は負けない大型モンスターの「水魔神-スーガ」。

水属性以外のモンスターを全体除去する「サイレントアビス」。

デュアルすると攻撃力を2300になる「竜影魚レイ・ブロント」。

光属性なため、かみ合わない部分もあるが海強化対象モンスターとして優秀な「カイザー・シーホース」。

いろいろな効果を持つモンスターが多いため、環境や今後のカードプール増加に合わせて採用するモンスターは幅広く変えていくと良いだろう。

海関連

機械族なため弱体化してしまうが、海が存在する間は相手に直接攻撃することができる「水陸両用バグロスMK-3」。

発動したらカード名が海に変わる「忘却の海底神殿」。

この忘却の海底神殿は海竜-ダイダロスのコストにも使用できる。

またスペルスピード2なため、相手の除去にチェーンして一時的に除外して守るといった動きも限定的ではあるが狙える。

その効果で除外したモンスターは、自分のエンドフェイズに戻すのではなく特殊召喚なため、表示形式を変えて場に出すことができる。

しかし、除外中に破壊されてしまうと戻ってこれなくなってしまうので注意。

動かし方

基本的な流れはあまり変わらない。

海竜-ダイダロスを場に出せるまでは下級モンスターで戦線維持し、フィニッシュや相手の手札が減ってきた頃に海竜-ダイダロスを出せると良いだろう。

大波小波による特殊召喚

大波小波を使えば速攻で大型モンスターをフィールドに出すことが可能である。

しかし、手札消費が激しいため発動するタイミングを見計らって発動していきたい。

ダイダロスが引けるまでは下級で戦線維持

海による強化も相まって下級モンスターのステータスも高くなっている。

効果も幅広く存在するため、状況に合わせたプレイを心がけたい。

下級モンスターだけによる戦闘でデュエルに勝てることもあるので、上級、下級と共に優れたモンスター群である。

ダイダロスを出すタイミング

せっかくの全体除去を持っているので活かさない手はない。

状況にもよるが、こちらのカードばかり全体除去に巻き込まれてはもったいない。

なので、相手のフィールドにカードがたくさん並べられていて、こちらにはあまり並べていない状況に使うのが理想的である。

ダイダロスを召喚するのに手札を消費しかねないので、できるだけアドを取って、相手からの返しを避けたいところ。

このデッキへの対策

動きが読みやすいデッキなので、対策がしやすい。

まず、海がなければダイダロスはバニラモンスター同然になるため、「ツイスター」などの魔法罠除去系は刺さる。

「クリボール」も全体除去されたあとでも防御できる数少ないカードなので手札にそれまで温存していきたい。

戦闘関連の補助だけでなく、「突撃指令」や「はさみ撃ち」などのフリーチェーンによるモンスター除去でダイダロスの召喚を阻止していきたい。

考察:海竜-ダイダロスによる決定力が魅力的

とにかく海竜-ダイダロスの効果が魅力的でなおかつ召喚のしやすさもあるため、扱いやすくて強いデッキだといえる。

しかもその採用されている大半のカードがAGE OF DISCOVERYで収録されているカードで構成されている。

なので集めやすいといったメリットもある。

シンプルなフィニッシュまでの動きと安定した強さがあるデッキだといえよう。

執筆者: 編集部