ナーフ予告まであと一週間となりました。
八月末にナーフされることもあいまって、ナーフ情報をドキドキしながら待っているという方も多いのではないでしょうか。
さて、そんな当環境ですが、様々なリーダーが活躍するだけあり、各リーダー色々なデッキを試しているようです。
前環境の改善デッキを作り出す人や昔懐かしのデッキを掘り出す人、いろいろな人がいると思います。
その中でもドラゴンの軸はどうしても「PP加速からの大型」というものが定着してしまい、ドラゴンをずっと使っているという方は少々飽きてしまったという人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは通常のランプドラゴンではなく、ドラゴンのもう1つの軸である「ディスカード」を軸にしたデッキを紹介したいと思います。
デッキ紹介動画と参考デッキレシピ
以下は「ぺいん」氏によるデッキ紹介動画です。
勝利条件にも自ら縛りをつけるという無茶な対戦動画を見ることが出来ます。
なお、サンプルデッキレシピはあくまでもサンプルなので、動画のものとは内容が異なる点に留意してください。
ブレイジングブレス 3枚
新たなる運命 3枚
ドラゴニュートスカラー 3m愛
荒牙の竜少女 3枚
煌牙の戦士・キット 3枚
ドラゴサモナー 2枚
ドラゴニュートフィスト 3枚
サラマンダーブレス 3枚
覇食帝・カイザ 2枚
大鎌の竜姫 2枚
竜巫女の儀式 3枚
冥府への道 3枚
竜殺しの代償 2枚
水竜神の巫女 3枚
インペリアルドラグーン 2枚
手札を捨てて墓地を溜め、冥府への道を開く
ドラゴンでありながら墓地を30枚溜め、「冥府への道」の完成を目指すデッキです。
「決めれば勝利」の代名詞ともいえるこのカードですが、墓地を稼ぎやすいエルフではなく、あえてドラゴンでやるのには理由があります。
それが「新たなる運命」とドラゴンカードのシナジー。
「新たなる運命」自体、「冥府への道」と相性がよいのですが、このデッキでは「新たなる運命」とさらに相性のよい、「カードが捨てられたとき」という条件を持つカードが多数採用されています。
「煌牙の戦士・キット」はまさにその典型で、彼を手札から捨てれば、彼自身が戦場に舞い戻ってきます。
リアルTCGの処理とは異なり、このカード自体が戻るわけではないので、出てきた彼がやられると実質的に墓地を2枚稼ぐことが出来るというシナジーも。
もちろん、2/1の頼りないボディであっても、「新たなる運命」の隙をカバーすることが出来るという点ではかなり強力なフォロワーです。
儀式を行ってアドバンテージを回復、むしろ増やす
あえて「冥府への道」とドラゴンのクラスを組み合わせるもう1つの理由として挙げられるのが、「竜巫女の儀式」の存在です。
このアミュレットを張っておけば、「捨てた分だけドロー」をすることができます。
つまり、このカードが出ている状態で「新たなる運命」を使うと、元の手札の枚数の二倍ドローしてしまうことができるのです。
シャドウバースのデッキ枚数は40枚なので、おいそれとデッキを使い切ってしまうことはほぼありませんが、それでもデッキ切れに注意しなければならないほどの枚数をドローすることができます。
このアミュレットを安全に張ることが出来れば、勝利にぐっと近づいたといっても過言ではないでしょう。
アミュレットを置くテンポロスの回復とフィニッシャーを同時に勤めるのは、「インペリアルドラグーン」。
彼のファンファーレは手札を全て捨てる代わりに、捨てた分だけ敵全てにダメージを与えるというもの。
つまり、各種ディスカードシナジーのカードが発動すれば、ハンドアドバンテージ的損失を一切失うことなく相手フィールドを全滅させることが出来るのです。
もちろん、手札を送り込めば送り込むだけ「冥府への道」を完成させる算段は整います。
一見すると大変使いづらいカードに見えますが、このデッキに関して言えば、かなり強力なカードになっているのです。
まとめ サブプランもとりやすい上に予測されづらい強力なデッキ
このデッキの強さは、何よりほぼ全てのドラゴンが積んでいるであろう「竜の託宣」をあえて投入していないために、相手に予測がされづらいところにあります。
デッキの実に半分ほどが低コストカードで構成されているため、あえて冥府への道の完成を目指さず、アグロ気味に戦うことができる点も一種の強みです。
もちろん、「荒牙の竜少女」を投入してOTKを狙うのも1つの手でしょう。
また、「キット」を多数出すことを前提にして「ジャバウォック」を投入するのも面白いかもしれません。
とにかく色々なサブプランを投入することが出来るので、自分なりのデッキを作ってみてくださいね。