【シャドウバース】シャドバでも「ライブラリーアウト」できます。「デッキデスウィッチ」デッキ紹介! 引かせて、リセットして、そして勝つ!【ウィッチ】

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執筆者:編集部

ライブラリーアウト、もしくはデッキデスという言葉をご存知でしょうか。

多くのカードゲームでは、デッキが切れたときにカードを引こうとすると敗北するルールが付随しているため、それを利用したデッキのことをこう表現します。

デジタルTCGでは、「ミル○○」と呼ばれることもあるデッキですね。

ちなみにこの「ミル」は元祖TCGであるMTGにおけるデッキデスカード「石臼」の英名「ミルストーン」から来ています。

さて、シャドウバースでもデッキを40枚引ききると敗北してしまうことは変わりません。

しかしながら、シャドウバースでは墓地のカードをリソースとして活用することが(基本的に)ないため、デッキを直接破壊するカードは存在しておらず、一見この戦術は不可能なように思います。

それを可能にしたのが、「相手にカードを引かせる」効果を持ったカード郡たち。

ここでは、それを戦術に組み込んだデッキである「デッキデスウィッチ」を紹介したいと思います。

デッキ紹介動画と参考デッキレシピ

以下は「コム」氏によるデッキ紹介動画です。

master帯でこのデッキを使うという貴重な対戦動画を見ることが出来ます。

なお、参考デッキレシピはあくまでもサンプルなので、動画のものとは内容が異なる点に留意してください。

ミルウィッチ

https://shadowverse-portal.com/

ユニコーンの踊り手・ユニコ 2枚
古き魔術師・レヴィ 3枚
ドワーフアルケミスト 3枚
炎熱の術式 3枚
風の軍神・グリームニル 2枚
お菓子の家 3枚
マジカルガール・メルヴィ 3枚
幻影使い 3枚
禁忌の研究者 2枚
偉大なる魔術師・レヴィ 3枚
破砕の禁呪 3枚
サハクィエル 3枚
ルシフェル 2枚
イスラフィール 2枚
バハムート 3枚

デッキコードはこちら

デッキ概要 相手に大量ドローをさせる

デッキの骨子は、「相手にドローをさせる」ことを前提としたデッキになっています。

ウィッチのカードにはある程度お互いにカードをひくものが入っていますが、このデッキに採用されている「お互いにドローをする」カードは「マジカルガール・メルヴィ」のみ。

マジカルガール・メルヴィ

https://shadowverse-portal.com/card/104331020

というのも、彼女は最大7枚デッキを削ることが出来るフォロワーで、かつこちらの手札も補給してくれるリソース回復の役割も果たしています。

まさにこのデッキの戦術にかみ合ったベストな相方だといえるでしょう。

秘術を軸にしてボードをコントロール

もちろん、相手にデッキを引ききらせるためには大量の時間が必要です。

そのため、「マジカルガールメルヴィ」以外のカードはあらゆるボードケアの手段と回復の手段が投入されています。

破砕の禁呪

https://shadowverse-portal.com/card/102334030

「破砕の禁呪」は、ボードコントロールの手段としては最高峰の性能を誇ります。

土の秘術が発動すれば、コントロールデッキの天敵・「デュエリスト・モルディカイ」が複数体出ていたとしても、これ1枚で切り返すことができる万能ぶり。

環境最強レベルのフォロワー、「不死の大王」に対しても、これ1枚で完璧な回答を出すことが可能です。

惜しむらくは「魔将軍・ヘクター」に使ってもヘクター自身は残ってしまうところですが……

お菓子の家

https://shadowverse-portal.com/card/105322010

「偉大なる魔術師・レヴィ」等の加入から、攻撃的なデッキになった秘術ウィッチにはかみ合いづらい「お菓子の家」が投入されている点も特徴的でしょう。

このデッキにおいてはボードケアと延命両方を同時にこなすことができる優秀なカードになっています。

マナレシオの面では不満が残りますが、後の秘術につなげられると考えれば十分に強力なカードといえるでしょう。

重量ニュートラルで盤面をリセット

このデッキにおいては「マジカルガール・メルヴィ」で自分から相手のリソースを回復させてしまうため、基本的にはあらゆるカードを受け流す準備をしなければなりません。

そしてその役割は重量ニュートラルフォロワーが担っています。

バハムート

https://shadowverse-portal.com/card/103041010

圧巻なのは本来秘術とは非常に相性が悪いはずの「バハムート」がフル投入されていることでしょうか。

それだけ凶悪な性能をしているこのカード、まかり間違ってしまえば、これだけでゲームエンドという可能性すらあります。

デッキデス戦術の線が薄いからこその、サブの勝利プランとして投入されているカードと考えることもできるでしょう。

サハクィエル

https://shadowverse-portal.com/card/103041020

そして、重量ニュートラルを採用するデッキといえば「サハクィエル」と「イスラフィール」のリセットコンボも勿論採用されています。

先述した「破砕の禁呪」では対応しきれない「魔将軍・ヘクター」も、この2枚ならばしっかりと回答を出しつつ、4/4フォロワーを盤面に残すことが可能です。

手札に揃わないとなかなかコンボが決めづらいのですが、「メルヴィ」をフル投入しているこのデッキではそれほど心配する要素ではありません。

よほど運が悪くない限り、7ターン目には彼女達のセットが揃っているでしょう。

「イスラフィール」だけではなく、「ルシフェル」も採用することで、臨時で6点を飛ばしつつ4点回復することも可能になっており、状況に応じた選択ができる点はかなり有用です。

まとめ 相手を受け流すのが好きな人へ

このデッキは非常に重厚なコントロールでもあり、「ライブラリーアウト」という一見色物に見える戦術以外にも、じっくりと腰をすえて戦うことができるデッキです。

手札さえ揃っていれば、ほぼあらゆる状況を返すことは可能ですが、このデッキ、かなり戦いが長くなりがち。

その分一戦を楽しむことが出来ますが、長くゲームが出来ないという人にとってはちょっと厳しいかもしれません。

また、「ヘヴンリーイージス」という最悪の天敵が存在することもネックで、もし彼と相対することが多い環境になったら、出される前に殴りきるプランを採用する必要があるでしょう。

もちろん、サブプランとして「魔海の女王」と「次元の超越」を用いた(ほぼ)ワンターンキルを搭載しても面白いでしょうし、とにかく改造のしがいがあるデッキだと思います。

是非自分なりのライブラリーアウトを目指してみてくださいね。

執筆者: 編集部