今回は復活していた『鳳凰の庭園』についてと、ナーフを受けた『ウロボロス』『風の軍神・グリームニル』を含めたドラゴンデッキの変化をまとめています。
『鳳凰の庭園』が復活してどう使うべきなのか迷っている方はぜひ参考にしてください。
ナーフの裏で『鳳凰の庭園』が復活!
7月31日に行われたメンテナンスで、一部のカードに修正が入ったのですが、その裏で長い間封印されていたドラゴンアミュレット『鳳凰の庭園』が復活しました。
封印を解除するにあたって一部仕様の変更はありますが、コスト5、能力「お互いのすべてのカードのコストを半分にする。手札が加わるたびにそのカードのコストを半分にする」は、そのままです。
封印されてから様々なカードが登場しているので、以前のような『サタン』とのコンビネーションだけでなく、『ジャバウォック』や『天窮の竜神』との組み合わせもできます。
ちなみに『鳳凰の庭園』が場から離れても、効果を受けたカードのコストは元に戻りません。
仕様変更後『鳳凰の庭園』の注意点
『鳳凰の庭園』の仕様変更が行われた部分はコスト軽減の反映の仕方です。
今までは『鳳凰の庭園』が半減したあとで『騎竜兵』を使うと、半減されたコストからさらに「2」減らす仕様でしたが、変更後はあとから『騎竜兵』を使っても、『鳳凰の庭園』の効果より前に使われたように反映されます。
例を挙げると、コスト10のカードを半減した後『騎竜兵』を使った場合、『鳳凰の庭園』で半減される前の状態でコストが引かれるので半減前のコストは8、そこから半減して4という形に修正されます。
つまり、『鳳凰の庭園』の効果によって、『騎竜兵』の効果も半減ということです。
ちなみに、『鳳凰の庭園』の効果はエンハンスには反映されないので、エンハンス効果のあるカードを使う際は注意してください。
『鳳凰の庭園』の欠点はどう解消すべき?
『鳳凰の庭園』といえば、相手のカードのコストも半減されるため、使う本人としては割に合わなかったのが以前使われていた際の欠点です。
その欠点は今も変わらず生きていますが、最近よく使われるカードは主に低コストが主流となっており、特にウィッチは元々使っているカードが低コストなので『鳳凰の庭園』を使ったとしても動きに変化があまりありません。
さらに以前と比べてPPを上昇させる方法や手札を増やす手段も多く、相手フォロワーの一掃も可能となったドラゴンデッキであれば、『鳳凰の庭園』を使いこなすことも昔ほど難しくなくなったというのが正しいのでしょう。
「互いのカードのコストを半減する」効果が欠点となるのは、使うタイミング次第という所です。
一番簡単な使い方は、PPを8~10まで一気に上げ、手札にフィニッシュを決めるためのキーカードをそろえてから『鳳凰の庭園』を出し、一気に止めを刺すという使い方です。
相手が『鳳凰の庭園』の能力を使うのを極力抑える形に持ち込めるので、PPブーストを行える疾走ドラゴンデッキ、ランプドラゴンデッキなどでおすすめです。
『ウロボロス』『風の軍神・グリームニル』ナーフによる影響は?
『鳳凰の庭園』が復活したのはうれしいけど、『ウロボロス』と『風の軍神・グリームニル』の修正の影響は大丈夫なのかどうかですが、「まあ、大丈夫」という感じです。
『ウロボロス』の回復効果はあれば便利に違いないのですが、なくなっても特に問題はありませんでした。
『風の軍神・グリームニル』の場合、ニュートラルフォロワーのため他のクラスも巻き込んでのナーフだったので、痛いといえば痛い修正です。
しかし、ドラゴンデッキで『風の軍神・グリームニル』を使うのは、チートのようなところもあったので、この修正でよかったのではないかと思うことも少しあります。
今後のドラゴンデッキの変化は?
『ウロボロス』『風の軍神・グリームニル』のナーフを受けて、今後のドラゴンデッキの変化ですが、まず『鳳凰の庭園』を使ったデッキが続々と登場することは間違いありません。
今まで封印されていた反動もありますが、封印されている間に様々なカードが登場したので、今までにない組み合わせが可能です。
ただ、どの組み合わせを使うにしても手札切れに注意する必要があるので、デッキを構成する際に手札を補充できるカードを多めに入れるようにしましょう。
おすすめの組み合わせ!『ジャバウォック』×『鳳凰の庭園』!
『ジャバウォック』は場にいる自分フォロワーをすべて破壊し、破壊したフォロワーよりコストの高いフォロワーをランダムに破壊した数だけデッキから召喚します。
そのため、『ジャバウォック』の効果を活かすためには大量のフォロワーが必要になるのですが、コスト8の『ジャバウォック』と一緒に1ターン内で使えるカードはコスト2までのカードです。
コスト2のフォロワーを生贄にしたとしても、出てくるのは3~10と幅の広い中から選ばれたカードなので、かなりの運試しになってしまいます。
ですが、『鳳凰の庭園』を使えば、『ジャバウォック』のコストは最大4になり、他のフォロワーも高コストだったとしても最大5まで減るので、1ターン内に同時に使えるカードの幅が広がり、召喚するフォロワーも狙えるようにできます。
『ジャバウォック』を使っているデッキで十分応用できるのでぜひ参考にしてください。
手札が切れやすくなるので対策をしておこう!
『鳳凰の庭園』を使うとどうしても手札が切れやすくなります。
ドラゴンが主流のドラゴンデッキの場合、手札に出したいのは主にドラゴンフォロワーなので、序盤使うフォロワーとして『ドラゴサモナー』を採用することで、あとから使うドラゴンフォロワーを補充しながら場を回せます。
反対にニュートラルが主流になると、『ドラゴサモナー』では手札にフォロワーを呼べないので、クラス関係なく手札を引く、『竜の知恵』や『竜の闘気』がおすすめです。
他にも『竜の伝令』や『アイボリードラゴン』などの手札補充カードを入れておき、場も回しながらバトルを進行できる状態にしておくと、『鳳凰の庭園』を使っても手札が切れない状態を保てます。
『鳳凰の庭園』を使う場合は必ず手札補充を行うカードをデッキに入れておきましょう。