【シャドウバース(シャドバ)】新環境秘術ウィッチ(土ウィッチ)デッキ紹介! 土をこねては砕き、こねては砕き、そして相手は倒れる! 新カードによってオールレンジで戦えるように!

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執筆者:編集部

ワンダーランドドリームズが配信されてから半月が経過しました。

運営が予告したナーフまで残り2週間となりましたが、みなさまはどのようなデッキで戦っているでしょうか。

新環境から急激に勢力を伸ばしたニュートラルデッキか、それとも最強のクラスと呼ばれている「昏き底より出でる者」を採用したヴァンパイアか……

ともかく、どんなデッキを使うのかは人それぞれかもしれませんが、プレイアブルなデッキは数を増やしている状態です。

そんな中、スタンダード環境から存在し、硬派に同じデッキコンセプトを貫き続けているデッキも存在してることをご存知でしょうか。

それが秘術ウィッチ(土ウィッチ)です。

今回、強力なカードが何枚か追加されたため、このデッキは大きく強化されました。

実際にマスター帯で連勝している方もいるようですが、そのデッキレシピはどうなっているのでしょうか。

ご紹介したいと思います。

デッキ紹介動画と参考デッキレシピ

以下は「ハバレイヒロッキー」氏によるデッキ紹介動画です。

前に寄せたデッキ構成が特徴的ですね。

なお、参考デッキレシピはあくまでもサンプルなので、動画のものとは異なる点に留意してください。

https://www.youtube.com/watch?v=IYewCbqkcyc

フォロワー

古き魔術師・レヴィ  3枚
ドワーフアルケミスト  3枚
幻惑の奇術師  3枚
ミニゴブリンメイジ 3枚
天輪のゴーレム  3枚
オズの大魔女 2枚
禁忌の研究者 3枚
偉大なる魔術師・レヴィ 3枚

スペル

虹の輝き 2枚
ルーンの貫き 2枚
死の舞踏 2枚
変異の雷撃 2枚

アミュレット

くず鉄の練成 3枚
魔女の大釜 3枚
炎熱の術式 3枚

デッキ概要

古から存在する「土の秘術」を持ったカードのシナジーを利用して戦うデッキです。

「土の秘術」は、出たときにファンファーレで能力を発動するアミュレットと、残ったアミュレットを利用して強力な能力を発動するカードの2枚で構成されています。

https://shadowverse-portal.com/card/105331020

ワンダーランドドリームズから登場した新鋭として、「偉大なる大魔術師・レヴィ」が加入。

若い頃を思い出した結果、土のアミュレットを消費すれば相手リーダーを含めて敵全体に3点ダメージと、規格外のファンファーレを発動することが出来ます。

例え土の秘術を発動させなくとも、好きな相手に3点を飛ばすことができるため、非常に強力なフォロワーです。

その上、スタッツも6/4/4と「デモンストライク」を内臓していることを考えれば及第点の性能。

強力なフィニッシャーにはなれませんが、これまでの土ウィッチに不足していたAOEと小回りの利く除去を獲得したことで、隙の無いデッキになりました。

https://shadowverse-portal.com/card/105312010

もう1枚の新鋭は「魔女の大釜」。

一見それほど強いカードには見えませんが、擬似的な1コストキャントリップで「土の印」が出せることを考えると、非常に強力なカードです。

事故り気味だった土ウィッチにとって、こちらもまさに待望のカードといっていいでしょう。

このカードのおかげで、2コストで出す「幻惑の奇術師」が2コスト2/2 ラストワード復活+1枚ドローと、とんでもない性能になることも。

1ターン目「魔女の大釜」 2ターン目「幻惑の奇術師」と出すことが出来れば、1ターン目のテンポロスもそれほど気にすることなく立ち回ることが出来るのです。

相手のデッキによっては、「古き大魔術師・レヴィ」「ルーンの貫き」「幻惑の奇術師」といったカードでそのままライフを削り取ってしまうことも。

後半にもつれ込んでも、「偉大なる大魔術師・レヴィ」をはじめとしたダメージソースによって継続的に相手の体力を脅かすことが出来ます。

今最も使用されているフォロワーである「昏き底より出でる者」に対しても「変異の雷撃」で対処可能。

さらに息切れしたとしても、「オズの大魔女」によって手札を一気に補充可能と、あらゆる状況で戦うことのできる強力なデッキです。

マリガンとプレイング

秘術ウィッチのマリガンとプレイングを紹介します。

なお、下記のことは基本的なことなので、相手のデッキや環境によっては大きく変わってくることに留意してください。

マリガン

目指したい手札は、「魔女の大釜」or「くず鉄の練成」 「幻惑の奇術師」 「左記以外の何か」です。

「幻惑の奇術師」は、土の印をうまく並べることが出来れば、それだけで勝利できるほどのポテンシャルを秘めています。

とはいえ、理想的な手札にすることは非常に難しいので、2コスト以下のフォロワーとアミュレットは基本的にキープしてもいいでしょう。

プレイング

「土の印」を使うタイミング、設置するタイミングを意識しましょう。

相手が素早いデッキである場合は「幻惑の奇術師」をはじめとした低コストカードで消費しても構いませんが、ミッドレンジデッキの場合はあえて土の印を使わずにプレイすることも大事です。

基本的には盤面を意識したいところですが、相手が後半に真価を発揮できる場合は、ひたすらライフを削りにいってもいいでしょう。

どちらを重視するにせよ、「古き大魔術師・レヴィ」は進化させてこそ強力なフォロワーなので、できるだけ進化させて使うようにしたいところです。

ヴァンパイアが相手の場合は、盤面をうまく取りつつ、「変異の雷撃」を温存するように戦いましょう。

このカードは、「昏き底より出でる者」に対して最強のカウンターになりうるからです。

なお、「オズの大魔女」はできる限り手札の尽きた後半に出したいところ。

PPに余裕があれば、そのままスペルを連打して勝利の可能性も十分に存在しています。

デッキ改造案

さらに相手のライフを削りやすく改造するのもありでしょう。

例えば、「オズの大魔女」とのシナジーを考えて「デモンストライク」といったカードを投入したり、「夜の魔術師」といったカードを投入したりといった具合です。

「オズの大魔女」とのシナジー前提で「魔導の巨兵」を投入するのも面白いかもしれません。

どのようにでも寄せることが出来るので、人によって個性が出るデッキだと思います。

感想とまとめ 土ウィッチは今度こそ最強デッキになりえるか?

今環境こそ今環境こそといわれ続けたウィッチですが、今回の秘術ウィッチはかなりまとまって戦いやすくなっていました。

小回りの利く「魔女の大釜」の加入が地味に大きく、デッキの幅も広くなったので、デッキビルダーにとっても面白いデッキになったと思います。

環境は現在ヴァンパイア一強状態になっていますが、ヴァンパイアへの耐性があるこのデッキが流行る可能性は十二分にあるでしょう。

とはいえ、2枚のカードのシナジーを重視して戦うデッキの特性上、どうしても事故には弱くなっています。

シャドウバースのカードには1枚で完結してしまっているカードが大量に存在するので、それらのカード郡と比べると、単体ではどうしても見劣りしてしまうのも難点。

事故と戦わなければならないこのデッキが最強デッキとなるかは、今後の環境次第といったところでしょうか。

執筆者: 編集部