本日6月29日、ついに新カードパック「ワンダーランド・ドリームズ」(以下WLD)が実装されました!この記事では注目すべき新カードをピックアップしています。
新カードの注目すべき点はニュートラル!
今回実装されるカードはニュートラルをフィーチャーしたカードが非常に目立っています。
今後、ニュートラル主体の各リーダーデッキが登場することは間違いありません!!
ニュートラル・カードなのでどのリーダーでも構築することができるため、どのリーダーを選択するかどうかも重要なポイントになってくるでしょう。
まずは、ニュートラル・カード、そして各リーダーの中で、最も注目すべきカードを各1枚ずつピックアップしました!!
ニュートラル
不思議の探求者・アリス
レアリティ | レジェンド |
クラス | ニュートラル |
タイプ | – |
PPコスト | 4 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 3/4 (5/6) |
能力 | 【ファンファーレ】自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 |
《不思議の探求者・アリス》は今回の目玉カードというだけあって、最もニュートラルにフィーチャーしたカードと言えるでしょう。
これまでは場のフォロワーにのみ影響を及ぼしていましたが、このカードはなんと手札のニュートラル・フォロワーにもサイズ修正を与えます!!
WLDのカードには、カードをニュートラルにするカードがいくつか存在しており、ニュートラルでないカードでも、この恩恵を受けることが可能になっているため、デッキ構築の幅も広がっています!!
エルフ
エルフの双撃
レアリティ | ゴールド |
クラス | エルフ |
タイプ | – |
PPコスト | 2 |
カードタイプ | スペル |
能力 | ランダムな相手のフォロワー2体に「自分の他の手札のニュートラル・カードの枚数」と同じダメージ。 |
《エルフの双撃》はPP2という軽さながら、最大2体のフォロワーを処理することができる、非常に強力なスペルです。
これまでは、(エンハンスしていない)PP2のスペルであれば、せいぜい2-4ダメージを1体にしか与えることができませんでしたが、このスペルは構築次第で、更に大きなダメージを2体に与えることができます!!
ニュートラル主体のエルフ・デッキを構築できれば、序盤の展開を大きくサポートしてくれるでしょう。
ロイヤル
赤ずきん・メイジー
レアリティ | ゴールド |
クラス | ロイヤル |
タイプ | 兵士 |
PPコスト | 2 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 2/2 (4/4) |
能力 | 【進化時】自分の場にニュートラル・フォロワーがいるなら、相手のフォロワー1体を破壊する。 |
《赤ずきん・メイジー》は進化時にアドバンテージが取れるタイプのフォロワーです。
(他リーダーのカードで言うと《鉄槌の僧侶》や《古き魔術師・レヴィ》のようなカード。)
進化するだけで相手のフォロワーをなんでも1体破壊することができるため、序盤に展開してアグロ的にプレイすることも、後半にプレイして大きなフォロワーを一方的に処理してゲームを押し切ることもできるでしょう。
ただしその強力な効果は条件付きで、「ニュートラル・フォロワーが存在している」必要があります。
《赤ずきん・メイジー》自体はロイヤル・カードですが、デッキに自然とニュートラル・カードが入ってくるような、良いデザインのカードになっています。
ウィッチ
闇魔法の教師・ハインライン
レアリティ | シルバー |
クラス | ウィッチ |
タイプ | – |
PPコスト | 6 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 5/6 (7/8) |
能力 | 【守護】【ファンファーレ】手札の「スペルブースト された回数が5回未満のカード」すべてを、5回スペルブースト された状態にする。 |
後半に引いてしまったスペルブーストを持つカードを、全て5回分までチャージしてくれるという、とんでもカードです。
特に、コストが下がるタイプのスペルブーストを持つカード(《ゲイザー》や《次元の魔女・ドロシー》)は後半に引いてしまうとスペルブーストのテンポが悪くなってしまい、手札でダブついてしまうことがありました。
そんな問題を《闇魔法の教師・ハインライン》が一気に解消してくれるようになりました。
しかも【守護】まで持っているため、スペルブーストしたカードを次のターンにプレイするための時間稼ぎ役までになってくれます。
ドラゴン
ジャバウォック
レアリティ | レジェンド |
クラス | ドラゴン |
タイプ | – |
PPコスト | 9 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 7/7 (9/9) |
能力 | 【ファンファーレ】自分の他のフォロワーすべてを破壊する。破壊したフォロワーそれぞれについて、「それよりコストの大きいフォロワー」をランダムに1枚ずつ、自分のデッキから場に出す。 |
《ジャバウォック》はレジェンドらしく、非常にユニークな能力を持っています。
自分のフォロワーを全て破壊して、デッキからそれぞれPPコストの大きいフォロワーをランダムに1枚ずつ場に出す、というものですが、【ラストワード】能力を持つ《ウロボロス》などを破壊すると、その【ラストワード】能力も発動しながら、デッキからより強力なフォロワーが出現します。
《ゴブリン》から《ゼウス》が出現する可能性もあるため、まさに可能性は無限大です!!
ネクロマンサー
デーモンイーター
レアリティ | ブロンズ |
クラス | ネクロマンサー |
タイプ | – |
PPコスト | 2 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 1/2 |
能力 | 【ファンファーレ】自分の場に他のフォロワーがいるなら、自分の他のフォロワー1体を破壊して、カードを2枚引く。 |
なんと生きている《ソウルコンバージョン》が登場。
往々にしてスペルがフォロワーになると、非常に強力な場合が多く、選択肢が広がるため、このカードの存在は非常に重要です。
《死神の手帳》や《ネフティス》を運用する際にハズレが増えてしまったりするデメリットもありますが、それよりも構築の幅が広がったことを純粋に喜びましょう。
ヴァンパイア
ひねくれ者の悪魔
レアリティ | ブロンズ |
クラス | ヴァンパイア |
タイプ | – |
PPコスト | 3 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 2/3 (4/5) |
能力 | 【ファンファーレ】相手の場にフォロワーがいるなら、守護 を持つ。相手の場にフォロワーがいないなら、+2/+0して、自分のリーダーに2ダメージ。 |
相手の場にフォロワーがいる(自分が不利な)時に守護になり、いない(自分が有利な)時は攻撃力が上昇する、ヴァンパイアにとって非常に相性の良い能力を持ったフォロワーです。
3ターン目にプレイする分には、ニュートラル・フォロワーの《風の軍神・グリームニル》よりも強い場面が多いため、今後十分構築に入ってくる可能性があるでしょう。
自分にダメージを与えてしまうのはデメリットのように感じてしまいますが、ヴァンパイアデッキであれば、《ベルフェゴール》を次のターンにプレイできれば、そのデメリットはほぼ完全に無視できるでしょう。
ビショップ
ホワイトタイガー
レアリティ | ブロンズ |
クラス | ビショップ |
タイプ | – |
PPコスト | 3 |
攻撃力 / 体力 (進化後) | 3/2 (5/4) |
能力 | 【守護】相手の能力で選択できない。 |
まさに「序盤の要」になりうるカードです。
除去スペルではどかせられないため、確実に1-2体フォロワーを持っていくことができるでしょう。
基本的にビショップ・デッキはコントロールタイプになりやすいので、《ホワイトタイガー》のような、序盤をしっかりと支えてくれるフォロワーが増えるのは非常に収穫として大きなものになります。
今後構築でもしばしば見かけることになりそうです。
その他WLDに収録されるカード
今回ピックアップしたカード以外にも、数多くの強力カードが収録されています!!