色々新カードが公開されてきました。今回は英語版twitterにて公開されたロイヤルのレジェンドカード、シンデレラの評価・使い道を考えていきたいと思います。
シンデレラの能力
レアリティ:レジェンド
Dragons roam the skies in search of her blessing. They know that she has the power to change weak wyrms into fearsome fire-breathers. pic.twitter.com/aC7zrPWVNJ
— Shadowverse (@shadowversegame) 2017年6月11日
クラス:ロイヤル
コスト:3
進化前 攻撃力4 体力4
進化後 攻撃力6 体力6
自分の他のロイヤル・フォロワーが自分の場に出た時、このフォロワーを手札に戻す。
シンデレラの強い点
①:コスト以上の高い能力
シンデレラは3/4/4という非常に高いスタッツを持っており、ヴァンパイアの復讐の悪魔のような使い方ができます。加えて、復讐状態に入らなければいけない復讐の悪魔とは違い、出した次のターンは確実に行動することができます。
ニュートラル寄りのデッキに組み入れるのが基本になりそうですが、アグロ寄りのデッキに入れてダメージを強化するのも面白そうです。
シンデレラの弱い点
①:場にロイヤルフォロワーを出したら手札に戻ってしまう
唯一の欠点にして最大のデメリットです。場にロイヤルのフォロワーを出すことでシンデレラ自身が手札に戻ってしまいます。これが味方のフォロワー1体を手札に戻すならばまだ色々な使い道がありましたが、この能力のせいでデッキ構築に制限がかかってしまいます。
②:シンデレラを複数同時に出せない
これも上記にかかっていますが、ニュートラル寄りのデッキで組んでいてもシンデレラ自身はロイヤルクラスのカードなので同時に出すことができません。せめて自身は除いてほしかった、というのが本音です。
シンデレラの採用デッキ
①:ニュートラルロイヤルデッキ
まず真っ先に考えられるのは「ニュートラルデッキ」です。以前公開された新カードである「不思議の探求者・アリス」を中心に、ロイヤルのスペルカード「トランプナイト招集」でロイヤルの特徴である盤面を制圧しつつフォロワーを強化するといった旧来のロイヤルの動きができます。
そこに序盤を厚く強化することのできる「シンデレラ」はニュートラル中心のデッキならばかなりの脅威になります。
②:アグロロイヤル
単純に高いステータスを生かしたシンデレラをスペルカードのようにプレイしていきます。相手側からすれば除去をせずともロイヤルフォロワーを出したら手札に戻っていく、単純にスタッツが高いので除去しづらいことが合わさりガッツリダメージを与えてくれます。
ロイヤルは疾走ダメージが多いため、序盤にしっかりダメージを与えておけば残りを「アルビダの号令」や「レヴィオンセイバー・アルベール」できっちりと後詰をしてくれるでしょう。
シンデレラと相性のいいカード
コンセプト的には単体で完結している為、合わせて使いたいカードというよりはデッキに合うカードのご紹介をしていきたいと思います。
不思議の探求者・アリス
レアリティ:レジェンド
3ターン目には倒しづらいシンデレラを次のターンで強化することができます。ロイヤルの後詰としてはニュートラルカードを大量展開できる「トランプナイト招集」、「ゴブリンプリンセス」といったカードがある為、効果的にアリスを使うことが可能。現在発表されているクラス専用のニュートラルカードならロイヤルは一歩リードしている印象を受けます。
疾走フォロワー全般
ロイヤルは疾走フォロワーが多いことから、序盤に強力なフォロワーを置くことで相手側に除去を任せて自身はひたすらフェイスを狙う、といった行動が可能です。3ターン目にシンデレラを出しておけば4点ダメージを与えられる可能性が高く、アグロロイヤルにとっては大きなダメージになります。
シンデレラの評価とまとめ
評価:C
単純にスタッツが高いのでデメリットの少ないニュートラルデッキならば評価はもう少し上がります。ですが、カード単体として見ると長く使えるカードではなく、採用するにしてもワンダーランドドリームズ限定の環境にしか使うことはないでしょう。
単体として完結しており、今後もシナジーが生まれるようなカードの追加もなかなか望み薄なので、レジェンドとしては少々物足りないかな、というのが印象です。
ただ、序盤に高スタッツのフォロワーを出せることにより、中盤以降に繋げることができるので中盤にパワーカードの集まっているロイヤルに登場したのはなかなかのプラスポイントです。キーカードというよりは、次に繋ぐためのカードとして使って生きたいですね!