【シャドウバース】新カードによってより強力に! 3ターン目8/8! 4ターン決着の可能性も! 「骸の王ネクロ」デッキ紹介

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執筆者:編集部

「ワンダーランドドリームズ」の新カードが続々発表されていますね。

その中に、非常に強力な効果を持ったネクロマンサーのアミュレットがありました。

効果は以下の通りです。

幽霊屋敷

アミュレット 1コスト ブロンズ
【カウントダウン】3 自分のターン中、自分のフォロワー(”ゴースト”を除く)が破壊されるたび、フォロワー”ゴースト”1体を出す。

1コストアミュレットながら、いわば自分の場のフォロワーに自分のターン中のみ「ラストワード・ゴーストを出す」を持たせる強力な効果を持っています。

もちろん普通に使っても強いのですが、スタンダードのレジェンドと組み合わせればもっと強いのでは、と発想した人もいたようです。

それが「骸の王」。

彼はスタンダードパックで「ケルベロス」と一緒に登場したネクロマンサーのレジェンドカードで、ケルベロスがほとんどのネクロマンサーデッキに3枚積みされる反面、その能力からロマンカードの烙印を押されていました。

なにしろ普通に使うのであればディスアドバンテージ4を背負うわけですから、おいそれと使うことはできません。

しかし、優秀なラストワード能力を持ったフォロワーが増えたことにより相対的にこのカードの評価もあがり、一時的には強力なカードの1枚として認識されたこともあります

ここでは、そんな「骸の王」を中心にした「骸の王ネクロ」について紹介していきたいと思います。

デッキ紹介動画と参考デッキレシピ

以下は「ダンジュウロウ」氏によるデッキ紹介動画です。

不意をつくような構成を目指しているようです。

フォロワー

スカルビースト 3枚
死月の使徒 3枚
シャドウリーパー 2枚
ダークコンジュラー 2枚
よろめく不死者 3枚
ラビットネクロマンサー 3枚
ボーンキマイラ 3枚
ゴブリンプリンセス 2枚
ケルベロス レジェンド3枚
魔将軍・ヘクター 2枚
骸の王 3枚

スペル

怨嗟の声 3枚
ファントムハウル 3枚
死の舞踊 2枚

アミュレット

凍りづけの巨象 3枚

デッキ概要

もちろん主役は3枚投入された「骸の王」です。

https://shadowverse-portal.com/card/101541020

普通に出すと9マナ8/8とただ重いだけのフォロワーですが、能力によって、自分の場に4枚のカードがあるのならなんと0コストで登場、その代償に自分の場の全てのカードを吹き飛ばしてしまいます。

この「カード」という文言がミソで、場にあるものはアミュレットでも問題ないのです。

https://shadowverse-portal.com/card/104022010

ゆえに破壊されることで意味のあるアミュレット「凍りつけの巨象」を投入、3ターン目にして8/8と6/9を並べてしまおうというのがこのデッキの趣旨になります。

いくら強力なカードがひしめくシャドウバースであっても、3ターン目に登場した8/8と6/9を返す術はおいそれとありません。

このコンボがテンポよく決まったのであれば、ほぼ勝利といえるでしょう。

マリガンとプレイング

「骸の王ネクロ」にマリガンとプレイングを紹介していきます。

このデッキはコンボデッキであるため、投入するカードによっては大きくマリガンもプレイングも変わってくることに留意してください。

マリガン

骸の王をキープ、といきたいところですが、骸の王は場にフォロワーがなければただの事故要因です。

もしコスト1フォロワーをキープできていないのなら、返してしまってもいいでしょう。

同じくコンボ要員である「凍り漬けの巨象」もキープするのはオススメできません。

ただ、横に並べることのできるフォロワーと「凍り漬けの巨象」を同時にキープできている場合はキープでもいいでしょう。

プレイング

「骸の王」を素早く出すコンボプランか、それとも素早く相手を撃破するプランかを選ぶ必要があります。

骸の王は強力なフォロワーだとはいえ、5ターン目以降に4枚のカードを犠牲にして出すほどの強さはありません。

ゆえに「凍り漬けの巨象」を複数枚引いてしまったときや、「よろめく不死者」」といった破壊されてこそ意味のあるフォロワーばかりがいるとき以外は基本的にアグロデッキのように戦いましょう。

ファントムハウル+ココミミなど、アグロデッキ定番のフィニッシュパターンも多く積み込んでいるので、基本的には相手のライフを削りたいところです。

進化権も相手のフォロワーを消すことに使うよりも、ライフを削ることを重視して使ったほうがいいでしょう。

「骸の王」のプレイタイミングですが、基本的には3ターン目、4ターン目の登場を目安にします。

それ以降はどうせ消滅してしまう「ゴースト」や、上述したように破壊されてこそ意味のあるフォロワー、アミュレットが多数盤面に並んでいるときのみ出すようにしましょう。

ドラゴンが息を潜めている今、単体除去は軽視されがちなので、骸の王の8/8というスタッツははやい段階で出せればかなりの脅威となります。

安全に出すことが出来たのであれば、ひたすら相手のライフを削り、素早く決着をつけたいところです。

デッキ改造案

かなりコンボよりになってしまいますが、「悪霊の饗宴」「スケルトンファイター」「集団墓地」を採用して、2ターン目の骸の王降臨を目指すのもいいかもしれません。

とはいえ、初期札に左右されるようになるので、必ずしもベストだとは限りません。

他にも、自分の場のフォロワーに保険のラストワードを付与する「骨の貴公子」なども採用圏内です。

さらにアグロよりにすることを意識して、「ゴブリン」といった低コストフォロワーを大量投入することも考えられるでしょう。

まとめと感想 骸の王と新カードはとても相性がいい

現環境の骸の王ネクロマンサーは、色々なタイプのネクロマンサーが幅を利かせてくれるおかげか警戒されづらく、そのおかげで十分活躍することができます。

とはいえ、やはりコンボデッキの宿命か、超強力デッキとはいかず、いわゆるローグデッキとまりの仕上がりです。

アグロデッキとして振舞えるとはいえ、ドローの質が相手より落ちがちなので素早い相手もそれほど得意ではありません。

骸の王を出すためにフォロワーを使ってしまうと、相手によっては手遅れになってしまうことも多く、次のターンには敗北が待っている場面すらあります。

しかしながら、新カードである「幽霊屋敷」が登場したことによって、コンボに安定感が生まれました。

アミュレットであるため除去されづらく、更に盤面のケアのためにフォロワーを使ってもゴーストが出るので、ゴーストを使って骸の王を出せば、ディスアドバンテージもそれほど気になりません。

総じて、新環境で台頭する可能性は十分にあるデッキといえるでしょう。

上述したように今使ってもなかなか面白いデッキではあるので、是非作ってみてはいかがでしょうか。

執筆者: 編集部