仕様が変更された『風読みの少年・ゼル』について解説していきます。
コストやステ―タスがが上がったことでその立ち位置はどうなるのでしょうか?
ドラゴンデッキで『風読みの少年・ゼル』を使っている方はぜひ読んでみてください。
仕様変更でコストが上がってしまった!
いつか来るのではないのかと誰もが心の隅で思っていたことが起きてしまいました。
以前はコスト2、攻撃力・体力共に2で覚醒時に進化することで他のフォロワー1体に疾走を持たせるフォロワーでした。
そのコストの低さと優秀な能力から、高コストフォロワーと組み合わせて仕様するのが『風読みの少年・ゼル』の王道でしたが、コストが2倍の4になってしまったことでコスト10のフォロワーとは組み合わせにくくなったのが残念です。
仕様変更後の『風読みの少年・ゼル』は?
能力に変更はありませんが、ステータスが大きく変更され、コスト4、攻撃力3・体力4になりました。
コスト上昇だけでなくステータス上昇があったのは譲歩できますが、以前より格段に能力が使いにくくなったのは間違いありません。
こうなると一番のネックはコストです。
元々ドラゴンは最大PPを増やせるので、覚醒時の制限は屁でもなかったということが理由でコストが上がったと予想できます。
今後『風読みの少年・ゼル』を能力目的で使うにはコストをどう処理するか、どう他のフォロワーと組み合わせるかが勝負の鍵となりそうです。
『風読みの少年・ゼル』が使いにくく・・・なった?
先ほども言った通り、最大PPを増やせるドラゴンでは以前の『風読みの少年・ゼル』は使いにくいところがほぼなかったといってもいいくらい優秀でした。
ですがコストが上がったことで使いにくくなったと感じる方が多いと思います。
ここで『風読みの少年・ゼル』を使いたい人におすすめするのは、ドラゴンのコスト操作です。
ドラゴンは自分の最大PPを増やすことができることに加えて、高コストカードを使う分コストを下げるカードも存在します。
PPは最大10なのはどうしても変えられないので、逆に使うPPを減らすという方法がおすすめです。
コスト軽減に『騎竜兵』が必須!
コストを下げるカードは2種類で、コスト5以上のカードを手札に1枚出しコストを1下げる『竜の伝令』、好きな手札を1枚選択してコストを2下げる『騎竜兵』があります。
『風読みの少年・ゼル』のコストは4なのでコスト5以上が対象の『竜の伝令』は使えません。
なのでコストを軽減するには『騎竜兵』を使うようになります。
コスト0には少し無理がありますが、コストを2にして最大でコスト8のフォロワーと組み合わせるのが簡単なのでおすすめです。
コスト軽減には逆もあり?
『風読みの少年・ゼル』のコスト軽減の方を紹介しましたが、逆に組み合わせたいカードのコストを下げるのもおすすめです。
効率的には『風読みの少年・ゼル』のコストを下げた方が臨機応変に組み合わせることができますが、組み合わせたいカードが決まっている場合、組み合わせたいフォロワーのコストを下げる方法もあります。
その場合、『風読みの少年・ゼル』と組み合わせる対象がそのコストを下げたフォロワーか、コストが低めのフォロワーかに限定されるので注意して下さい。
コストを軽減するおすすめの高コストフォロワーは、攻守共に優秀な『ウロボロス』、高ステータスを持つ『インフェルノドラゴン』です。
組み合わせが困難になった高コストフォロワーは?
コストを軽減しても『風読みの少年・ゼル』と組み合わせることが困難になったフォロワーはコスト10の『サタン』、『バハムート』です。
コスト10の他のフォロワーでは『ゼウス』や『ジェネシスドラゴン』がいますが、元々疾走を持っているので『風読みの少年・ゼル』と組み合わせる必要がありません。
コスト10のフォロワーでもコスト軽減を行えれば組み合わせ可能ですが、そのためには少なくとも『騎竜兵』が二枚必要になります。
『騎竜兵』のステータスは悪くないので場に出すのは問題ありませんが、2ターン必要なのがネックです。
仕様変更によるメリットは?
ここまでは今までのようにどうやって『風読みの少年・ゼル』を使うかについて書いてきたのですが、仕様変更によるメリットを書いていきます。
『風読みの少年・ゼル』の仕様変更によるメリットではステータスが上昇したことが挙げられます。
以前は攻撃力・体力共に2だったので進化したとしてもあまり強いとは言い切れないフォロワーで、能力のみを目的として使われていました。
攻撃力3・体力4になったことで、進化後は攻撃力5・体力6と相手が倒すのにもひと手間必要となるステータスを持てます。
そういった面を見れば、疾走を持たせるためだけでなく、相手フォロワーを除去するため、相手リーダーにダメージを与えるためなど、以前よりも使う目的の幅が増えました。
今後ドラゴンデッキでの使用率は?
率直に言うと通常のデッキでの使用率は低くなる可能性が高くなりました。
能力もステータスも悪くないのですが、コスト4というところが使うかどうかを左右します。
ドラゴンデッキでは『ジークフリート』や『ドラゴンウォーリア』などのコスト4で使われるカードが多く、コスト4のカードとしてのデッキの競争率が高くなったため能力を含めても採用するか厳しいところです。
今までのように高コストフォロワーと合わせるのであれば、コスト軽減という工夫も必要になるため他のカードを選ぶようになる可能性があります。
ただ、2pickのデッキでは疾走を持たせる能力もステータスも、選んで損無く使えるようになったのでおすすめです。