【シャドウバース】今環境に蔓延っている手帳ネフティスの特徴とは?強い点、弱い点を考察!【デッキレシピ付き】

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執筆者:編集部

今、ネクロマンサーの主流のデッキタイプはヘクターを使ったミッドレンジネクロから手帳を使ったネフティスネクロへと移りつつあります。今回はネフティスネクロの特徴を考察していこうと思います!

手帳ネフティスネクロのデッキレシピ

まずはデッキレシピを見ていきましょう。

手帳ネクロ

ソウルコンバージョン 3枚

消えぬ怨恨 3枚

ゾンビパーティ 3枚

風の軍神・グリームニル 3枚

闇の従者 3枚

腐の嵐 1枚

死の一閃 3枚

冥府神の契約 3枚

地獄の解放者 3枚

死神の手帳 3枚

死の祝福 3枚

冥府の戦士・カムラ 3枚

デュエリスト・モルディカイ 3枚

ネフティス 3枚

個人差があるにせよ純正ネフティスネクロを組もうと思うと概ねこのようなデッキになるのではないでしょうか。ウルズをいれれば盤面強化、死霊の手や怨嗟の声を入れれば除去を強化する感じですね。

ネフティスネクロの特徴

8ターン目にネフティスを出すことに目標に戦うネクロマンサーのデッキタイプです。フォロワーの出すコストを絞り、冥府の戦士・カムラやデュエリスト・モルディカイを確定召喚、一気に不利な状況を逆転するパワーを秘めています。ドラゴンのライトニングブラストがナーフされたことで完全に息を吹き返しました。

前環境と比べるとなにが変わったのか

前環境でも環境の一角を担う、とまではいきませんがそこそこの使用率と勝率を誇っていました。新パックで死神の手帳とゾンビパーティがそれぞれネフティスネクロに足りない部分を補ってくれるようになったことで、動かしやすくなりました。

ネフティスネクロの強い点

①:除去に厚い

特に低コスト帯の除去の枚数が半端ではないです。後攻でもアグロ相手に疾走してこないようなら軽くいなせる程度の枚数があります。特にゾンビパーティが追加されたことで後攻2ターン目でも除去できる確率が大きくなったのは大きいですね。骨の貴公子がナーフされたのも追い風です。

②:大量のリッチ召喚による圧力

闇の従者や地獄の解放者を死神の手帳で確定召喚することで4/4が盤面にいっぱい並びます。4/4というのはなかなか掃除しにくい数字で、2コススペルは3点までが基本なのでフォロワーの進化を切って除去してくることになります。圧力が強ければ強いほど優位にゲームを進めていくことができるでしょう。

③:ネフティス召喚による逆転能力

このデッキタイプなら盤面が空、フォロワーがデッキに残っている状態ならば5/5を場に出す、5/5ラストワード復活持ちを召喚、4/4が1体確定召喚、運が良ければもう一体召喚、更に攻撃力の一番高いフォロワーを破壊してその分だけ回復するというとんでもない性能を発揮します。不利を覆すだけのパワーは持っていると言えます。

ネフティスネクロの弱い点

①:ビショップに対して不利

クラス性能的に全体的に不利です。豊富な除去手段もアミュレットから召喚されてはなかなか機能せず、闇の従者は消されてしまいます。まだ一番可能性がありそうなのは疾走ビショップですが、イージスビショップと熾天使ビショップはかなり辛い戦いを強いられることになるでしょう。特に熾天使ビショップは絶望的なまでの差があると言っても過言ではないでしょう。

②:安定しない

尖ったデッキ構成と言えるので安定感はあまりないかもしれません。アグロ耐性は前環境よりも増えはしましたが横並びに対してはあまり強くないのが辛いところ。

更に除去が豊富な分、フォロワーは多くないので超越ウィッチにはリッチを召喚できないなら勝ちを拾うことは難しいかもしれません。

それでも前環境よりは圧倒的に使いやすくなった印象はうけますね。

ピックアップカード

最後にキーカードの紹介をしたいと思います。

死神の手帳

レアリティ:ゴールド

死神の手帳

確定でリッチを登場させられるアミュレット。序盤は豊富な除去で、中盤はリッチによる盤面能力でゲームを展開していくことができるようになりました。地獄の解放者と闇の従者をそれぞれ採用しているのでリッチが登場しないということもないでしょう。

泥仕合になりやすいミラーマッチでは盤面がモルディカイで埋まっていてカムラが出ないこともあり得るので中盤にリッチを消費してくれるのも地味にありがたい部分です。

腐の嵐

レアリティ:ゴールド

腐の嵐

これはミラーマッチを意識しての採用です。ピン差しの理由は、「なくても問題ないがあると有難い」からです。ネフティスミラーでは余りやすいネクロマンスを使って死の祝福を除去でき、ヘクターネクロにも対応可能。

縦の除去には強いが横並びには課題と言えるので、型が多すぎてまったく分からないロイヤル相手にも意識をしています。

冥府神の契約、死の一閃

レアリティ:ゴールド、ブロンズ

これら2枚は役割的に似ているようで若干違うので両方採用することにしました。死の一閃は序盤は通常のスペルのように使え、後半は確定除去に様変わりするので使いやすいです。

冥府神の契約はエンハンス狙いというよりも序盤、特に復讐の悪魔に対して打てるのが強み。エンハンス能力は数は減ったがウロボロスに対してかなりの効果を発揮します。

まとめ

ネフティスネクロはヘクターネクロに取って代わり環境に躍り出る形となりました。実際使ってみると使いやすく強力で勝率もかなり高いです。

一方で、ナーフ前後のヘクターネクロのような全方位に強いという訳でもなく有利不利がはっきりしているので1強というほどではないと思います。

環境が回る前にネフティスネクロを使ってみてはいかがでしょうか!

執筆者: 編集部