【シャドウバース】 ナーフによって復権なるか? ネクロを成敗! 「セラフビショップ」デッキ紹介

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執筆者:編集部

ついにナーフ情報が発表され、調整後の環境の予測に沸き立つシャドウバース界。

結局ネクロが強いのでは、という予想や、ほかに様々なデッキが出てくるのでは、という予想。

とにかく色々な予想が立っています。

その中でも興味深いのが、天敵である「ライトニングブラスト」が消えたおかげで、前環境の「セラフビショップ」が復権するのでは、という予測です。

実際のところ、一体どうなるのでしょうか。

ここでは、「バハムートの降臨」環境で大きな勢力を誇った「セラフビショップ」について紹介していこうと思います。

参考デッキレシピと紹介動画

以下は「ぽんさん」氏によるセラフビショップの紹介動画です。

動画は調整前の環境によるもので、かなりのアレンジが加えられています。

なお、紹介するデッキレシピはスタンダードなセラフビショップのものです。

フォロワー

ユニコーンの踊り手・ユニコ3枚
風の軍神・グリームニル 2枚
見習いシスター 2枚
プリズムプリースト 3枚
鉄槌の僧侶 プライズ 2枚
レディアンスエンジェル 2枚
エンシェントレオスピリット 3枚
苦罰の審判者 2枚

スペル

気高き教理3枚
漆黒の法典3枚
テミスの審判 3枚

アミュレット

詠唱:聖なる願い 3枚
詠唱:獣姫の呼び声 3枚
神魔裁判所 3枚
封じられし熾天使 3枚

「セラフビショップ」デッキ概要

セラフビショップは、「封じられし織天使」によっての特殊勝利を目指すデッキです。

セラフという名前は、このカードの効果によって最終的に登場する「栄光のセラフ・ラピス」からとられています。

https://shadowverse-portal.com/card/102743010

簡単にいえば、「封じられし織天使」設置後、3回自分のターンを迎えれば勝ち、というデッキです。

もしくは、このカードはカウントダウンによって次のカードへと変化するので、カウントダウンを進めるカードを3回使用すればそのまま勝利できます。

そのため、相手の猛攻を凌ぎきることを目的としたカード、あるいはカウントダウンを進めるためのカードがデッキのメイン要素となっています。

https://shadowverse-portal.com/card/101734010

ビショップの十八番である「テミスの審判」はこのデッキでは勝利に必要なターン数を稼ぐという意味では、いつもより更に強力なカードになるでしょう。

しかし、ダークネスエボルブで登場して以来、様々な形に変化しながら存在し続けていましたが、「神々の騒乱」において相手のカードを消滅させる「ライトニングブラスト」が環境トップであるドラゴンに投入、厳しい戦いを強いられていました。

ところが、「ライトニングブラスト」のナーフが発表され、エンハンス効果が削除。

これによりライトニングブラストが投入されなくなるのなら、「セラフビショップ」にも目があるのでは・・・・・・?

と一部の人が予測しているとか。

マリガンとプレイング

セラフビショップのマリガンとプレイングを紹介します。

マリガンにしろプレイングにしろ、相手のデッキタイプの見極めがとても重要になってくるでしょう。

マリガン

当然、低コストフォロワーおよび「聖なる祈り」はキープします。

「封じられし織天使」をキープするかどうかは、相手のデッキによって見極めたいところです。

相手のデッキが素早いと予想できる場合は交換して除去スペルを探しにいきます。

そうでない場合は、「封じられし織天使」をキープしてもいいでしょう。

相手のリーダーによっては博打になってしまう可能性もありますが、そういうときは基本的に低コストフォロワーを探すことを優先しましょう。

封じられし織天使はPPが8溜まるまで意味のないカードですし、それまでに引くことができる可能性もあるからです。

プレイング

とにかく相手の攻勢を捌き続けましょう。

除去、回復、何をしても、とにかく遅延を続けます。

そして、8PPたまった後に封じられし織天使を出すのですが、ここで注意したいのがそのターンに何もしなくて大丈夫なのか、ということです。

封じられし織天使は勝利に直結するとはいえ、相手の盤面の状況によっては、返しのターンに負けてしまいます。

10PPあれば「漆黒の法典」などをうちつつ「封じられし織天使」を出すことが出来ます。

最速で置く場合は、次のターン、相手がどう動くのかを見極めることが大切でしょう。

「ヘヴンリーイージス」を出すかどうかの判断にも似ていますが、あちらは進化によって相手のフォロワーを倒すこともできるため、こちらより隙が少なめです。

8ターン目を何もせずに渡すということのリスクを考えながら、「封じられし織天使」をプレイしましょう。

もしくは、アミュレットのカウントを事前にあわせておき、隙を低減することも考えられます。

「封じられし織天使」を設置したターンと、その返しの自分のターンが一番の勝負になるでしょう。

特に、「テミスの審判」の使いどころには要注意です。

あまり連発で撃ってしまうと、「封じられし織天使」を設置したターンの返しに、相手のフォロワーをクリアする手段を失ってしまいかねません。

デッキ改造案

環境次第で、AOE(全体にダメージを与える効果)を持つフォロワーの枚数を増加させたりすることが考えられます。

ほかにも「祈りの燭台」などを入れて、よりアミュレットの数を増やすことも考えられるでしょう。

環境に「ライトニングブラスト」をはじめとしたアミュレットの追放がのさばるようならば、そもそも「封じられし織天使」を抜いてしまうのも手です。

そうなると、セラフビショップとはまた違ったデッキになりますが、除去が多い環境であれば、「ヘヴンリーイージス」を投入することも考えられるでしょう。

「相手の攻勢を捌いてフィニッシャーを出す」という動きはビショップが得意としている戦術の1つなので、ほかにも様々な形が考えられるのではないでしょうか。

まとめと感想 セラフビショップは環境に復帰するのか?

今のところではまだ予想できません。

現在の環境ですと、「ライトニングブラスト」が本当につらいところです。

環境がより消滅除去を減らしてくれるのなら、かなり強力なデッキにしあがると思います。

重めのネクロマンサーが多数派になるのであれば、セラフビショップはかなり目のあるデッキになるでしょう。

ナーフのメスが入らなかった「魔将軍 ヘクター」にたった6コストで完璧な回答を用意できるビショップは、ネクロマンサーの有利クラスになると予想できるからです。

とはいえ、やはり素早いデッキ、1ターンで大きなダメージをたたき出してくるデッキはいまだ苦手ではあるので、そのあたりが増えるようならば環境に食い込むのは難しいかもしれません。

ナーフ後の環境の動向は要チェックですね。

執筆者: 編集部