【シャドウバース】力比べ不採用!テンポ取り重視型ヘブンリーイージス

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執筆者:編集部

こんにちはレアクロエです。

今回は自分が考案したヘブンリーイージスデッキを紹介したいと思います。

ヘブンリーイージスはコストが重く、使っても勝てない!と思う方も多いと思います。

今回は自分が思うヘブンイージスを輝かせる使い方について書いていこうと思います。

https://shadowverse-portal.com/card/104741020

デッキ紹介

  • 聖なる願い×3
  • ユニコ×3
  • 気高き教理×1
  • 漆黒の法典×3
  • 獣姫×3
  • グリームニル×3
  • 教会の護り手×3
  • 鉄槌の僧侶×3
  • 神魔裁判所×3
  • レディアンスエンジェル×3
  • ソニア×2
  • 苦罰の審判者×2
  • テミス×3
  • 大修道女×2
  • ヘブンリーイージス×3

ヘブンリーイージスの構築です

幅広いデッキに勝つために9Tまで耐える、9Tに進化権を1残した状態で安全にヘブンリーイージスを着地させることを目標に構築しました。

マスター帯でもちゃんと勝てる構築を目指しています。

ヘブンリーイージスの強み

ヘブンリーイージス

9/8/8 進化後 9/10/10

このフォロワーへのダメージは0になる。

このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。
(例えば、「破壊する」能力や「消滅させる」能力を受けない)

能力の耐性

ヘブンリーイージスは相手の能力の効果を受けません。(能力減少系は除く)

これは相手の効果ももちろんですがテミスやバハムートといった自分に対してもデメリットがある効果を無効にすることができます。

ヘブンリーイージスを置いたら盤面から除去する方法はないです。スタッツ減少系の効果のカードは現状の環境では採用しにくく、ヘブンリーイージスピンポイントのメタは採用されにくいと思います。

つまり出せばほぼ勝ちの状況を作り出せます。

デッキを構築する際はいかにヘブンリーイージスを9Tに安全に出すことができるようにするか?ということを考えて構築するといいと思います。

ただし、守護は突破できません。使うにあたっては常に相手の守護をどう突破するのかというプランを考えながらプレイするといいでしょう。

お勧めの組み合わせとしてはヘブンリーイージス+テミス、ヘブンリーイージス+グリームニルです。

絶対に除去できないという特性を生かしながら出した後はライフを詰める動きに特化させるようにしましょう。

高いスタッツが強い!

盤面にかけれる圧力があります。8/8で進化で10/10なのでほぼすべてのフォロワーを進化除去で倒せることができます。つまり進化権を残してる状態で9tヘブンリーイージス置きができる場合はかなり強い行動だと言えます。

8という攻撃力は無視できず、進化後に2回攻撃で10+10で20点リーサル

8+4(グリームニルエンハンス)+8で20点リーサルとほぼ確実に早いタイミングでリーサルを狙いに行くことができます。

守護を置かれてもテミス等ビショには有能な除去が多いので楽に突破できる点も相性がいいですね。

ヘブンリーイージスの弱い点

一見万能に見えるヘブンイージス。対戦相手になった時はその強さから最強に思えてしまうほどです。

ですがそんなヘブンリーイージスにも弱点はあります。

コストが9と重い

9Tまで耐えないと勝ち筋が見えないという点が非常に弱いです。

つまり、9Tまでライフを高い状態で保ったまま、壊れ効果が出てくる7Tや8Tをしのぎ切らないといけません。

つまりアグロデッキのような前半で押し切るタイプには9Tまでライフが持たない可能性もあります。守り切った場合相手のリソースがきれるのでヘブンリーイージス自体が必要でなくなる可能性が高いです。

つまり引かないと勝てないデッキなので3積みにするも、9Tまで腐るカードなので序盤でヘブンリーイージスを引いてしまった場合ハンド差がついた状態で相手にしないといけないという弱点があります。

進化権がないと永遠に置けない

9コストを使って何もしないというのはとても危険なことです。

セラフですら8T置くチャンスを作りづらいのに9コストのヘブンリーイージスを何もせずに置くのは難しいです。

進化を使えば除去をしながら降臨できるので隙がありませんが、進化権なしの状態ではただ出すだけでは心もとないと言えるでしょう。

進化権を使い切った後でも安全に着地させる方法は2つあります。

一つは8Tに力比べを置くこと。これでアミュレットが破壊されない限り安全に9Tにヘブンリーイージスを出せます。

もう一つは9Tにアミュレット効果が出るようにカウント調整をすることです。

獣姫や神魔裁判所などがカウント調整には使いやすいでしょう。

特に今の環境ではランプドラゴンが増えたので裁判所は刺さりやすい環境だと言えます。イージスデッキには3積みしておくといいでしょう。

新カードの役割を紹介!

TOGで新しく出てきたカードに注目して解説しようと思います。

イージスデッキにおける重要な役割を担うカードばかりです。

グリームニル

https://shadowverse-portal.com/card/104031020

2/3という高水準なスタッツをもつフォロワーです。3Tに出してテンポロスを狙う役割と10Tにエンハンス効果を利用してイージスの打点と合わせてリーサルを狙いに行く役割があります。

グリームニルは3Tで出せる場合は出す、4T以降の場合はなるべくハンドにキープし必要な盤面以外ではキープするといいでしょう。

基本的にはエンハンスで使うことを常に頭に入れておきます。

似たようなカードとしては教会の護り手があります。3Tで両方持っている場合どちらを先に出すかの判断は難しいです。

アグロ系のデッキ、エルフ、ネクロ戦では細かい除去や疾走の打点でじわじわ削られる危険性が高いため、進化権を切らせた後に刺さりやすい方である教会の護り手をキープしグリームニルを3Tで出す。

コントロール系のデッキの場合は9Tにヘブンリーイージスが置ける可能性が高く、グリームニルエンハンスの4点バーンで10Tにリーサルまで持っていける可能性が高いため3tで教会の護り手をだし、グリームニルキープします。

役割を意識しながらプレイしましょう。相手の疾走が見えて守護が必要なターンがある場合は迷わず4T以降でもグリームニルをプレイしましょう。

ソニア

https://shadowverse-portal.com/card/104721020

ダメージ効果を受けない守護ということでミニイージスみたいな印象を受けます。

このカードの優秀な点は攻撃力が高い進化除去を強要できる守護という点です。進化除去してきたフォロワーは残っても体力は3以下になっているので苦罰や法典といった3点消滅のカードと相性がいいです。

確定除去は食らうため注意は必要ですが、進化置きをした場合は盤面からのリーサルも見えてしまうので相手は無理しても除去に回るしかないでしょう。

基本的にはソニアの効果を出せる状態で出すと強いです。獣姫の開くタイミングの1T前に出せるとプレッシャーはより強いものになります。

とはいえ、ソニアを出し渋る必要はありません。基本的に5ppあったら使うようにしましょう。

苦罰の審判者

https://shadowverse-portal.com/card/104731030

進化権を使わなくても消滅除去ができてさらに+1枚ドローというアドの塊のようなカードです。どのようなデッキタイプのデッキにも入れるべきカードだと言えるでしょう。

イージスデッキの場合イージスのせいでハンド事故が起きる可能性が高く、大修道女という優秀な回復ソースもデッキに入れたかったため2積みにしました。

文句のない強さなのですが本人のコストが6コストと重く、大型のフォロワーがポッと出てくると審判者では除去しきれないのが弱みです。

このデッキではソニアなどの守護に対して進化除去してきたフォロワーを除去する役割で採用しています。進化権を使わないで除去できるためヘブンリーイージスのための進化権を温存する動きができます。

対ドラゴンではウロボロスを消滅除去することも意識しながらプレイするといいでしょう。

力比べを採用しなかった理由

普通のイージスデッキには真っ先に採用を検討するであろう力比べ。自分はこのカードを採用していません。

3コスト使うテンポロス

3コストを使って即時性のないカードをプレイするというのは危険なことです。

コントロール相手の場合は神魔裁判所などをうまく使い置く盤面は作れるかもしれませんが、対アグロの場合は対応にすべてのppを使うことが予測されるため力比べを置く暇は作れないと思います。

ヘブンリーイージスを出した時点でほぼ勝ちなのでイージス後に力比べを置いてもしょうがない気はします。

また3pp使うカードでありながらビショップには2コストの守護の陽光という上位互換にも思えるようなカードがあります。(性能は全く違うので一概に同じとは言えませんが)

これらの理由から力比べを置いて上振れイージス置きを目指すより、進化権を1残らせながらライフを高い状態で維持して9Tイージスを出せる構築にした方がいいと判断しました。

使える盤面が少ないカードである

力比べとイージスのコンボはとても強力ですが、他の盤面で使えるかと言ったら微妙なカードだと思います。

ビショップは2コストの陽光という似た性質をもつカードを持っていますが、性能がコストが増えた分見合ったものなってるかと言われたら怪しいと自分は思います。

守護の陽光としての使い方を望んでもカウントダウン2なのでまた出しなおさないといけないのは弱いでしょう。

立ち回りおよびマリガンについて

大まかにですが立ち回りなどを解説しようと思います

立ち回りについて

安全にヘブンリーイージスを9Tで着地させようというのがデッキのメインコンセプトです。

コントロール相手には進化権を大事にしながら除去でけん制しながら9Tまで耐えきりましょう。

やり過ぎだと思うぐらいにフォロワーは除去に回して大丈夫です。

強い除去札はなるべくハンドにキープしながら立ち回ります。イージス後の守護連打によるリーサルずらし&展開されたことにより打点負けを防ぐためです。

のちの試合展開を見据えながらどの除去を出していくかの判断はきちんとしていきましょう。

対ドラゴンの場合はバハムートけん制のために裁判所置きをあらかじめしておく動きも強いです。

アグロ相手の場合は強いカードをどんどん使っていき、盤面を取ることを意識します。

強いカードを一番強いタイミングで使うようにしましょう。

進化顔に行ける場合はなるべく行くようにします。相手に除去を強制させてリソースを消費させるためです。アグロが除去に回らないといけない状況を作り出すようにしましょう。

ヘブンリーイージスを出すことは考えません。7T大修道女までどう耐えるかを考えながらプレイしていきましょう。

マリガンについて

基本的には2コストキープ、後攻の場合は鉄槌の僧侶キープです。

ビショップミラーの場合に限りイージスは一枚キープするようにします。

初手が悪い場合はマナカーブが重いデッキなので最低限の動きができるようにグリームニルや教会の護り手をキープしておくといいと思います。

漆黒の法典は後攻時or相手がネクロ、ドラゴンの時キープします。先行の場合は返していいです(フォロワーで先に場を取った方が安全だし、6Tテミス打ちで盤面を返すのが容易なため)

相性

勝つのが不可能な相手→セラフ、超越

基本的には勝てません。9Tまで遅延するのがコンセプトであるため先に特殊勝利によるリーサルを決められてしまうデッキには手も足も出ません。

勝つのが困難だが立ち回りによってはどうにかなる可能性がある相手→アグロネクロ、otkエルフ 白狼エルフ

アグロネクロは理想ムーブされた場合は止めることは難しいですが、除去がうまく回ればリソースを切らして勝つことができます。

エルフには守護を用いて盤面からのリーサルを常に狙うといいでしょう。狼をうまく消滅できるかが勝負のカギを握ります。

比較的有利を取れる相手→ランプドラゴン

除去の手順を間違えなければ有利を取れる相手です。環境トップに君臨するデッキに対して働くメタデッキという点がヘブンリーイージスデッキを使う一番の利点だと思います。

高いスタッツが単体で出てきたら裁判所が刺さり、バハムートを抑制できる。ウロボロスも消滅できる、疾走も豊富な守護で止めれる、回復され続けてもイージスで決着を付けれます。

執筆者: 編集部