【シャドウバース】ビートルウォリアーがエルフの実質レジェンド!?神々の騒乱新カード評価(1)

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執筆者:編集部

新パック「神々の騒乱」リリースまであと一週間と少しという時期になり、新カードの情報も八割方出揃ってきたところで個人的な考察を一クラスずつ綴っていこうと思います。

評価Sの新カード

ビートルウォリアー

ビートルウォリアー

ビートルウォリアー 引用元:https://shadowverse.jp/cardpack/tempestofthegods/

ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、
+1/+1して、疾走を持つ

効果を発動すれば「3/4疾走」と、アルベールにも引けをとらない性能に化けるフォロワー。

5ターン目にフェアリー→フェアリー→ビーストウォリアーとプレイして5/6で相手リーダーを攻撃すれば、体力を大きく削りつつ相手に処理を押し付ける強力なアクションを起こせます。

アルベールと比較すると体力スタッツが1劣るものの、代わりに横に1/1が二体並ぶことや、メイや森荒らしと絡めれば盤面処理も同時に行えると、状況によってはアルベールより強くさえなり得るカード。

もちろんアルベールは5コストとしても9コストとしても扱うことができ単独でも機能するのに対し、こちらは事前にフェアリーを生成できていないと効果を発動しずらいことや手札を消費する点がネックではあります。

しかし「リノセウス」というカードが存在するエルフクラスにおいて、リーサルラインに一気に近づけつつ疑似守護となるフォロワーを立てられるのは驚異になるでしょう。

「アグロエルフ」「コンボエルフ」などでの活躍が見込めます。

クリスタリア・エリン

クリスタリア・エリン

クリスタリア・エリン 引用元:https://shadowverse.jp/cardpack/tempestofthegods/

守護 ファンファーレ 自分のリーダーを3回復。エンハンス 8; その後、自分のEPを1回復

守護と回復を併せ持っており、防御性能が非常に高いカード。

新しいデッキタイプとして「コントロールエルフ」が確立されることを予感させる一枚であり、その場合エンハンスのEP回復効果も非常に頼もしいでしょう。

基本的には防御的なカードであるものの、ターンを作ることができ回復したEPを打点に変換できるので「OTKエルフ」での活躍も期待できるかもしれません。

評価Aの新カード

エルフの執事・ヴィスト

エルフの執事・ヴィスト

エルフの執事・ヴィスト 引用元:https://shadowverse.jp/cardpack/tempestofthegods/

守護 自分が元のコスト6以上のエルフ・フォロワーをプレイするたび、このカードのコストを-3する

高い体力スタッツに守護を持っておりそのままでも十分な働きを期待できるうえ、自身のコストを下げる効果まで有しています。

守りのカードとして「コントロールエルフ」に投入し「深き森の異形」に添えて出すといった使い方はもちろんのこと、「テンポエルフ」などで「エルフナイト・シンシア」を進化しながらこのカードで蓋をするといった攻撃的な使い方も考えられます。

ジャングルの守護者

守護  エンハンス10;《ジャングルの守護者》1体を出す
その後、自分の《ジャングルの守護者》すべては疾走を持つ

エンハンス効果を10コストで8点バーストと見てしまうとリノセウスコンボの方が強力に思われ霞んでしまいますが、中型のスタッツに疾走守護を持ったフォロワーが二体も出た時の盤面制圧力は凄まじく、「コントロールエルフ」で相手を完全に詰ませるフィニッシャーとしての活躍を期待できます。

コントロールデッキであれば「5/4/5守護」というだけでも十分に価値があるのも評価点。

評価Bの新カード

深き森の異形

深き森の異形

深き森の異形 引用元:https://shadowverse.jp/cardpack/tempestofthegods/

【攻撃時】相手のリーダーに攻撃したなら、相手のリーダーの体力が0になるようにダメージを与える

エルフ版「封じられし熾天使」のような特殊勝利カード。

「セラフビショップ」と同じように、除去に徹して相手の攻め手を切らしたところでこのカードを着地させる使い方で「コントロールエルフ」でのフィニッシャーとしての採用が考えられます。

難点はやはり「封じられし熾天使」と違いアミュレットではなくフォロワーというところでしょう。

ビートダウンデッキの「死の舞踏」で破壊されてしまうという懸念に関しては、守護の突破に使われて残っていないことが多いためあまり気にならないかもしれません。

しかし「セラフビショップ」がそうであるようにそもそもビートダウンデッキに対しては相手の息切れで勝展開が多くなると思われ、特殊勝利カードが必要になるコントロールミラーではフォロワーは簡単に除去されてしまうため評価Bにしました。

ビショップと違いエルフには「テミスの審判」程の協力なAOEがなく着地させづらいであろう点も気になります。

エルフクイーン

エルフクイーン

エルフクイーン 引用元:https://shadowverse.jp/cardpack/tempestofthegods/

ファンファーレ 自分のリーダーを“自分の墓場の枚数”と同じだけ回復して、自分の墓場を0にする。

大量回復が可能なカードとして「コントロールエルフ」での採用が考えられるカード。

しかし回復が効果的なアグロデッキには「フェアリービースト」の回復量で事足りることが多く、1ターン早く出せる「フェアリービースト」の方が適しているように思われます。

盤面を処理する能力もないため、ミッドレンジ系の相手にすでに盤面を制圧されていると回復だけしてもあまり意味がないので評価B。

ただしスタッツは非常に高く新環境によって強力になりえるカードではあります。

評価C以下

フェアリー・ケージ

小さな勇士・スクナ

人喰いの庭

ドリアード

キュベレー

構築戦ではあまり目にすることはないと思います。

以上になります。

実際に新環境が始まってみないことにはわからない部分も多いですが、エルフは地力が高いので新環境でも活躍してくれることでしょう。

「コントロールエルフ」に期待がかかりますね。

執筆者: 編集部