超越&ドロシーという夢のような組み合わせ。一見相性が悪いように見えますが、実はシナジー性も高い組み合わせでもあります。
今回は超越を三枚、ドロシーを三枚採用したコントロールタイプのドロシーについて解説したいと思います。
超越とドロシーの欲張りセット!
パッと聞いただけでも想像しにくいと思います。まずはイメージを固めていきましょう。
デッキコンセプト
フォロワーの展開で勝つテンポ軸の勝ち筋、超越を絡めて確実にリーサルをとりに行くコントロール軸の勝ち筋を同時に狙うデッキです。
相手のデッキタイプによって戦術を柔軟に変えることができます。
超越に必須だったマーリンを採用しないことでテンポロスをなくしたデッキです。
勝ち筋
アグロ相手にはフォロワーを展開し、ドロシーの展開力を利用したテンポ軸で勝つことを狙います。
コントロール相手には超越で確実にダメージを狙える超越軸で勝つことを狙います。
最終的には超越→ドロシ→ドロシー先からゲイザーや刃を並べる+バーンスペルで勝つというプランが多いと思います。
採用カードについて解説
どのようなカードを採用するか知ることで、デッキへの理解を深めましょう。
必須枠
- 知恵の光×3
- レヴィ×3
- ゴーレム×3
- マジックミサイル×3
- ウィンドブラスト×3
- 虹の輝き×3
- 魔力の蓄積×3
- ルーンの貫き×3
- 運命の導き×3
- ドロシー×3
- 超越×3
- 刃&ゲイザー4~6
これらはデッキの基礎にあたるカードです。ドロシーでハンドを捨てる選択肢が生まれる以上、重要なカードは3積みすると安定すると思います。
ただ、ほかの採用カードの組み合わせによっては削れるカードも発生してくると思います。
相性のいいカード
基本的にはどんなカードも入ると思います。その中でも重要なカードについてピックアップしていきたいと思います。
エンジェルスナイプ
ドロシーを切る前にハンドを圧縮するのに使う。ハンド切れが起きやすくなるため採用数は少なめにしましょう。
光の道筋
ハンドの選択肢を増やすカードとして優秀です。決め手を持ってこれないと感じたら採用しましょう。
サモンスノー
序盤にテンポを握るカードとして優秀です。
氷像
ドロシーを使用する際や、超越プランの最後の守りなど多岐にわたり使えるカードです。
変成&魔女の雷撃&エラスムスの秘儀&破魔の術式
ブーストを伴わない3コスト除去スペルはドロシー後にトップで引いた場合重宝します。
力場
ドロシーを使用する際の火力補助に役立ちます。
炎の握撃
ドロシーで引いた際3コストで使用できるのが優秀です。対ドラゴンを意識するなら入れたいカードです。
参考デッキレシピ
- 知恵の光×3
- 光の道筋×1
- レヴィ×3
- マジックミサイル×3
- ゴーレムの錬成×3
- ウィンドブラスト×3
- 虹の輝き×3
- 魔力の蓄積×3
- 氷像×2
- ルーンの貫き×3
- ゲイザー×2
- 運命の導き×3
- 刃の魔術師×2
- ドロシー×3
- 超越×3
解説
現環境に多いotkエルフ、アグロドロシーウィッチの対抗策として氷像を2枚採用しました。
コントロール相手に超越プランを早い段階で決めれるようにするため、道筋を一枚採用しています。
ハイブリッドウィッチの長所と短所
長所と短所を知ることでデッキのまわし方を理解できると思います。
長所
アグロ、コントロール、ミッドレンジに常に勝ち筋を作ることができる万能デッキ。
デッキタイプが対戦相手にばれにくい。(普通の超越と勘違いされる)
勝ち筋を強引に作ることができる。
短所
通常の超越やアグロドロシーに比べてデッキパワーが少ない(明確に相性有利がつきにくい)
引きに左右されやすく、事故が起きるリスクが高い。
プレイングにかなり左右される。
プレイングが非常に難しい。(ドローの期待値、スペルブーストの把握、ドロシーor超越の選択の仕方 等)
デッキのまわし方を知ろう!
プレイングが難しいと感じる方も多いと思います。ここでは基本的なまわし方について解説します。
マリガンについて
絶対キープ
ドロシー1枚、ゴーレム1枚 知恵の光
これらのカードは回す際の起点になるカードです。必ずキープしましょう。
キープしたほうがいいカード
運命の導き、マジックミサイル、ウィンドブラスト、虹の輝き
後攻の場合 レヴィ、ルーンの貫き
最低限の動きを保障できるカードはなるべくキープしましょう。腐りにくいカードはなるべくとっておくようにします。
必ず返すべきカード
超越
基本的に事故のもとになります。ドロシーで引く場合も考えると返すのが得策です。
例外としてビショップの場合は優先的に超越はキープします。(確実に超越が狙えるため)
立ち回りについて
序盤はスペルブーストをためる動きをし、ハンドをとにかく増やすことを意識します。
序盤でドロシーが来た場合はドロシーを早めに投げることを優先します。後半にドロシーが来た場合は超越後にドロシーを投げることを意識します。
盤面処理を優先し、除去札を切りながらスペルブーストをかけていきます。
コスト軽減フォロワーはまばらに出すのではなく、一気に同じタイミングで投げるよう意識しましょう。
ドロシーと超越の選択について
ここの感覚が非常に難しいと思います。慣れの部分もあり、判断が難しいことも多いです。ここでは超越orドロシーどちらを優先するかの基準についてお話します。
ドロシーを使用するテクニック
初手や序盤でドロシーがある場合は一番早いタイミングで出すことを目標にします。除去が追いつかずそのまま押し切ることが可能です。
中盤以降はハンドを使い切る事を意識しながらドロシーを出します。特にフォロワーは同時に展開したほうがいいです。除去札もドロシー先から持っていけるかどうかは運しだいになってしまうので、なるべく先に使いましょう。
超越とドロシーが被った場合
アグロ相手にはドロシーを優先的に使用します。超越は流して構いません。
コントロール相手の場合は除去が追いつくようなら超越を優先的にブーストし、ドロシーを0コストでキープして構いません。
超越が2枚以上被った場合はドロシーは投げずキープしたほうがいいです。
ハンドが弱く、負け筋が濃くなってきた場合は超越を捨ててでも除去札を取りに行く判断も必要になります。
超越→ドロシーの打点の期待値
超越後にドロシーをすることで打点の伸びを期待できます。
残りpp2→レヴィ引きのレヴィ進化 刃進化顔面+ルーンの貫きコンボ、ゴーレム
残りpp1→刃
残りpp0→ゲイザー、エミルの展開
あとリーサルに何点足りないかは常に把握しておくようにしましょう。