現在環境トップと言っても過言ではない『ウィッチデッキ』
しかしながら「ウィッチデッキと言っても色々あってなんだかわからない!」という方もいるでしょう。
今回はランクマッチで戦えるウィッチのデッキの作り方についてお話します。
目次
ウィッチってどんなクラス?
ウィッチについてまずは理解を深めましょう。
ウィッチの特徴
長所 スペルの効果が強い。豊富なドローソース。フォロワーを大量展開できる。
短所 テンポを握るまでに初速が遅い→アグロなどのバーンや疾走、早い展開力が苦手
大まかに言えばこのような感じになります。基本的にはハンドを増やしながら相手をフォロワーを除去して盤面をコントロールするデッキです。
スペルブーストについて
スペルを使用することでかかる効果です。ダメージやトークンを+1したり、カードのコスト自体を軽減できる効果があります。スペルでスペルやフォロワーを強化し、強化されたカードを使用して盤面をとります。
土の印について
場に出てる土の印を消費することで強力な≪秘術≫効果をもつカードを使用することができます。秘術自体は守護を持つカードや消滅除去を持つものが多く、守りのデッキとなるでしょう。
ウィッチってどんなデッキがあるの?
ウィッチデッキを作る際は、必ずメインコンセプトを決めましょう。
4大ウィッチ
〈ドロシーウィッチ〉〈超越ウィッチ〉〈秘術ウィッチ〉〈冥府ウィッチ〉があります。メインとなるコンセプトはずらさず、採用するべきカードは必ず採用するようにしましょう。
〈ドロシーウィッチ〉次元の魔女ドロシーを使用したフォロワーの大量展開で一気に盤面を埋めて勝つデッキ。バーンを詰め込みリーサルを早い段階で狙うアグロドロシー、除去や超越などを取り入れて勝つテンポドロシーがある。
〈超越ウィッチ〉次元の超越を使用し、「俺のターン!」を繰り返すことで確定での勝ちを狙うデッキ。盤面を除去スペルを多用しながらコントロールし、超越のコストを下げる。
〈秘術ウィッチ〉土の印を盤面に出しながら秘術効果で除去や守護による防御、回復を行い耐えに耐えて勝ちを狙うコントロールデッキ。
〈冥府ウィッチ〉スペルによる大量のフォロワーの召喚やドロー効果により墓地を加速させて冥府を起動させて勝つデッキ。
ハイブリットウィッチって?
上記の異なるコンセプトをあえて同時に採用することで相乗効果を狙ったデッキ。より深いデッキへの理解が必要になる。
例)秘術超越 ドロシー超越 秘術冥府 等
カードの採用率や役割を知ろう!
細かい必須カードはあとで語ります。ここではウィッチデッキを使用する際に大切にしてほしいことを書きます
ドローソースの枚数について
除去スペルを切ってもハンドが枯渇しない程度のドロソを入れる を念頭にデッキを組みましょう。選択肢が多いほど優位に立ち回ることができます。
なるべくスクショ1枚で収まる構築にする
これはスペルなどのコンボ性を考慮した際に、カードの種類を多くした場合コンボ性が低くなるからです。まずはスクショ一枚で収まる構築を作り、そこかカードを入れ替えながら自分の好きなようにチューニングするといいと思います。
フィニッシャーを明確にする
コントロールするだけでは相手のリーダーの体力を詰めることはできないので「このカードで試合を決める!」というようなカードを採用する必要があります。
ドロシーウィッチを構築しよう!
最強ともいえるデッキ。ドロシーのスタッツとコスト軽減によるフォロワーの展開により一気に試合を有利な展開に持っていくことができます。
構築の仕方!
ドロシー3を基準にドロシーでどんなカードを持っていきたいかを考えながら肉付けを行います。苦手な盤面を想定し、それに対応できるカードなどをメタで複数枚取り入れるのもいいでしょう。
アグロドロシー
必須カード 知恵の光×3ゴーレムの錬成×3レヴィ×3クレイグ×3マジックミサイル×3クラーク×3ルーンの貫き×3デモンストライク×3ゲイザー×3刃の魔術師×3ドロシー×3
ここから好きなカードを肉付けします。エミル、舞踏、氷像はかなりお勧めです。
バーンとフォロワーの展開力によって一気にリーサルを持っていくデッキとなります
テンポドロシー
除去とドロシーを併用することで展開力とコントロールを兼ねそろえたハイブリットデッキです。
主にドロシー力場とドロシー超越が存在すると思います。
立ち回りで気を付けないといけないことは、ドロソを多く採用するのでドロシーかぶりが起きやすい点です。ドロシーを使用する際は早いタイミングで使用するといいでしょう。
秘術ウィッチを構築しよう!
土の印と秘術により耐えに耐えながらコントロールし、リーサルを狙うデッキです。
印と秘術の割合
個人的には印2:秘術3ぐらいがちょうどいいんじゃないかなと思います。
印は盤面を埋めてしまう可能性がります。秘術のほうで「必ず印を使いたいカード」「印を消費しなくても強いカード」の比率を同数ぐらいにすると2:3の時にちょうどいい感じになると思います。
純秘術
フィニッシャーをサタンやバハムートなどにし、耐えに耐えるデッキです。相手のバハムートやセラフには気を付けながら立ち回ります。
印で採用したいカード
優先度max くず鉄×3ドワーフ×3炎熱×3
優先度中 雄大1~3 錬術の代償0~2
秘術で採用したいカード
優先度高 破砕、ノノ 上級アルケミスト
優先度中 エンケミ、禁忌、変成
ドワーフがデッキの軸の肝になりやすいのでドワーフでサーチしたいカードは何かを考えましょう
おすすめのサポートカード
レヴィ、ミニゴブ、破魔、タイムレス
秘術冥府
耐えに耐えて30墓地で冥府を置くことで一気にリーサルまで持っていくデッキ。バハムートやオデンケアはお忘れなく。ドロソを普通の冥府より多目に採用する。
冥府ウィッチを構築しよう!
ウィッチ特有のドロソによって一気にハンドを増やし新たなる運命リレーでハンドを捨てながら一気に墓地30まで持っていくデッキ。引きの期待値を常に頭に入れながら立ち回ろう。
スペル冥府
サモンスノーで盤面をとりながら墓地も一緒に肥やすデッキ。墓地の加速度はすさまじく、7t~8tの冥府起動は安定すると思われる。環境に冥府の苦手なオデンやバハムートが多いのでケアは忘れないようにしよう。
スペル秘術冥府
秘術ギミックを加えることで安定性を図ったデッキ。守護を置いたり回復ができるのが強み。とはいえリーサルの手段は冥府なので秘術の採用数には注意したい。
超越ウィッチを構築しよう!
次元の超越を使用し、フィニッシャーと合わせて確実にリーサルを行うデッキ。リーサルターンは7t~9tです。
ドロソの配分と除去スペルについて
ドロソは17~18枚を基準に考えるとよい。除去の数に関してはスナイプ+ルーン+刃の総数が5~7枚、ブラスト+その他の除去スペルの数が2~6がよいのではないかと思っています。
マーリンのサーチ先の事も考えると超越、運命のほかに採用するスペルブーストカードは6枚以下がいいと思います。
超越ウィッチ
守護を採 用したスタンダードな超越か、刃などを採用し盤面をとっていくテンポ型超越のどちらかが強いと思います。