ワンダーランドドリームズ追加で、最強デッキの1つとして議論されるニュートラルロイヤルデッキを紹介しています。
ロイヤルのデッキレシピとコード
デッキレシピとコード、PPカーブ情報を掲載しています。
PPカーブと必要エーテル数
必要エーテル数:42,950(うちWLDの新カード28,150)
名前 | PP | 能力 | 枚数 |
ゴブリン | 1 | 能力なし | 3 |
ユニコーンの踊り手・ユニコ | 2 | 自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。 | 3 |
天弓の天使・リリエル | 2 | 【進化時】相手のリーダーか相手のフォロワーに1ダメージ。 | 3 |
歌劇姫・フェリア | 2 | 【進化時】自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 | 3 |
赤ずきん・メイジー | 2 | 【進化時】自分の場にニュートラル・フォロワーがいるなら、相手のフォロワー1体を破壊する。 | 3 |
風の軍神・グリームニル | 3 | 【守護】【ファンファーレ・エンハンス10】相手のリーダーと相手のフォロワー全てに1ダメージ。これを4回行う。 | 3 |
兎耳の従者 | 3 | 【ファンファーレ】「自分の場のニュートラル・カードの枚数」と同じだけカードを引く。 | 3 |
シンデレラ | 3 | 自分の他のロイヤル・フォロワーが場に出たとき、このフォロワーを手札に戻す。 | 3 |
均衡の大梟 | 4 | 【ファンファーレ】自分のデッキにニュートラル・カードが20枚以上残っているなら+2/+2する。 | 3 |
不思議の探求者・アリス | 4 | 【ファンファーレ】自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 | 3 |
白猫の賢者・スノウ | 5 | 【ファンファーレ】カードを1枚引く。自分の他のフォロワー1体を+1/+1する。 | 2 |
ヘクトル | 5 | 【守護】【ファンファーレ】自分の他の手札のニュートラル・カードが3枚以上なら、相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。 | 3 |
レヴィオンセイバー・アルベール | 5 | 【疾走】【ファンファーレ】エンハンス9;「このフォロワーは、1ターンに2回攻撃できる」を持つ。ターン終了時まで、このフォロワーへのダメージは0になる。 | 3 |
死の舞踏 | 5 | 相手のフォロワー1体を破壊する。 相手のリーダーに2ダメージ。 |
2 |
デッキ解説
デッキとしてはアグロタイプのデッキです。
序盤からフォロワーを展開して、ライフへのプレッシャーを与え、相手の行動選択肢を狭めながら戦うことになります。
WLDにてニュートラル・カードが大幅に強化されたことを受け、デッキ内のフォロワー・カードを一部を除きほぼ全てニュートラル・カードで構築してみました。
プレイした感想
実際にプレイしてみた感想としては《兎耳の従者》が強すぎる、といったものでした。
投入を検討した際に意識した改善点である、「リソース不足による敗北」が無くなったことをしっかりと確認できたため、採用してよかったと感じています。
PP3で2/3のフォロワーに1-3枚ドローがついていると言えば、その強さ、理解して頂けるでしょうか?
単純な話、《ゴブリン》、PP2のフォロワー、《兎耳の従者》と1-3ターン目に順番にプレイするだけで手札が2枚増えるのです。
このゲームにおける2枚ドローは、デメリットありでPP1-2(《ソウルコンバージョン》、《血の取引》)だったり、すぐに引けなかったり(《詠唱:聖なる願い》)するので、それがPP3で2/3のフォロワーについているのはあまりにも強力すぎると言えます。
その後は《均衡の大梟》や《シンデレラ》といった、コストに対して条件付きで攻撃力 / 体力が高いフォロワーをほぼ無条件で展開しつつ、《歌劇姫・フェリア》や《不思議の冒険者・アリス》のような、全体強化能力を持つフォロワーを展開していけば、相手は処理が間に合わず、一気に押し切ってしまえます。
また、一見不利に思えたドラゴンデッキのような、重いフォロワーを連打してくるようなデッキに対しては、序盤しっかりと押しきれさえすれば、後半多少もたついても勝てることがわかりました。
理由として、軽量除去が少ない点や、通常のアグロデッキであれば突破が難しい《ラハブ》のようなコストに対して体力が高い【守護】持ちを、《赤ずきん・メイジー》の進化時能力や、純粋にサイズで大きく上回っていたりで簡単に処理できるため、相手がPPを溜めている間に倒しきれてしまうからです。
デッキの改善点
カードとして弱いカードは一切ありませんでした。
ですが、PP5のカードが、アグロデッキとしては少し多い都合上、ダブついてしまうと流石に厳しいゲームになると言わざるを得ません。
《兎耳の従者》がカードを引き増ししてくれるため、多少は改善されることもあるのですが、枚数に関しては少し検討が必要だと感じました。
また、先手の場合《ヘクトル》の【ファンファーレ】能力発動条件の「手札にニュートラル・カードが3枚以上」を達成しづらい場面にいくつか遭遇しました。
当然それも《兎耳の従者》が介入すれば一気に解決するのですが、そうなった場合、《均衡の大梟》に関する問題(※)が発生してしまうので、一度、デッキのロイヤル・カードの枚数を検討し直す必要がありそうです。
(※このデッキだと、ロイヤル・カードを1枚も引かない場合、6ターン目にはデッキの中のニュートラル・カードが20枚を切ってしまう。当然《兎耳の従者》でカードを引けば、よりその確率は上昇する。)
とは言え、たたき台にしては少々出来すぎた結果と言えるので、筆者個人としては満足しています。
なお、このデッキに対して勝利する方法も合わせて紹介しておきます。
このデッキへの勝ち方と対策
基本的にアグロデッキである、という本質は変わらないので、序盤からしっかりとフォロワーを捌けば問題ありません。
と、言うのは簡単ですが、3ターン目4/4、5ターン目5/5と連打されると大半のデッキがどちらかを撃ち漏らしてしまうようです。
ですが、【守護】を持つカードでそれらの攻撃を凌ぎ切ったあとに《テミスの審判》のような全体除去を打たれると、かなり厳しい展開になることがあります。
(なることがあるだけです、《兎耳の従者》が失ったリソースを既に手札に還元してくれていたりすると、また展開することができてしまいます。)
ビショップを相手にするのは少しだけ苦手
また、ウィッチの持つ《ウインドブラスト》や《ファイヤーチェイン》のような、ダメージが増加するタイプの軽量火力スペルにもやや弱いと感じました。
今後はこれらのデッキに対して、ニュートラル・アグロ側がどう立ち回るか、どういった構築にするか、を考える必要があります。