神魔狩りのツクヨミ

メガテンの系譜を感じるローグライクカードRPG！

「神魔狩りのツクヨミ」は、『神魔』をめぐるカード創造ローグライクRPGだ。

『女神転生』シリーズなど数々の名作を生み出してきたゲームクリエイター「金子一馬」氏が手がける完全新作！

東京・湾岸エリアにそびえ立つ最新鋭の超高層複合施設「THE HASHIRA」を舞台に、プレイヤーは国家守護組織「ツクヨミ」の一員となり、異形の存在“神魔”が徘徊する閉鎖空間と化したタワーマンションに挑むことになる。

選択したキャラクター（ツクヨミ）ごとに変化するカードやデッキ構成を駆使し、それぞれのシナリオを体感していこう。

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ダンジョン探索＆カードバトル！

メインモードでは、ツクヨミごとにタイプの違う多彩なカードを駆使して敵と戦いながらダンジョンを探索する。

ツリー状に伸びたマップでは分岐点でルートを選択し、さまざまなプラスorマイナスイベントを発生させていく。

道中で敵のアイコンと接触するとバトルに発展。毎ターンごとに回復するオドを消費して手札からカードを出して攻撃やシールドを張るといった行動をとり、敵を倒してシナリオを進めよう。

神魔狩りのツクヨミの魅力は中層階まではめちゃくちゃおもしろい

「Slay the Spire」や「満月の夜」などに近いターン制のカードバトルを採用している。

いずれかのタイトルに触れたことがあるプレイヤーからすると遊びやすく、ツクヨミ（キャラ）ごとに特性の違うデッキを組めるのも魅力的だ。

シールドを張りつつ強力な一撃で堅実に戦うもの、正道という特殊ポイントを溜めつつ回復や連携を駆使するものなど、戦術を変えながら遊べる。

また、低層階、中層階であれば初期デッキかつ永続育成要素である「神授」、カード創造を使わなくてもカード強化や獲得のやりくりでクリアできるのは良かった。

高層階は運ゲー

本作では階層（難易度）が低～高へと上ってゆき、一度クリアした階層を周回することができない。

前述したように中層階まではツクヨミの特性を加味したデッキでやりくりでき、それがおもしろいのだが、上層階に入るとそんなものが一切通用しない運ゲーレベルの敵が出現する。

とくに序盤はカードの強化・削除によるデッキ調整を行えないので、初期デッキにあるコストが重くなんの効果もない攻撃カードや単体だとイマイチな性能のカードをデッキから除外できずに通常敵にボコボコにされる。

何度もリセットしながら運よく序盤を乗り切ったとしてもボスに蹂躙される始末。中層階までの楽しさがウソのように萎える。

また、ツクヨミごとに永続育成が分かれていてひとりのツクヨミで課金してガチャを引いても他のツクヨミに何も引き継げないのが辛い。

最初のひとりだけ無料で遊べて、デッキテーマごとに個別課金にするとかやりようはあったと思うのだが……。所感が良かっただけに残念だ。

ゲームの流れ

メイン画面ではツクヨミを選択し、各難易度のダンジョンに挑戦する。

難易度の選択はできず必ず最上位の難易度に挑むことになる。

 

ツクヨミごとに専用のシナリオが用意されている。

 

ダンジョン内はツリー状に伸びていて廊下や小部屋でイベントが発生する。

 

敵と遭遇するとターン制のカードバトルが発生する。

毎ターンごとにチャージされるオドを消費してカードを出し、敵を攻撃して倒そう。

 

敵を倒すとデッキにカードを追加できる。

この他に、カード創造やカードの強化、購入などのイベントが発生する。

神魔狩りのツクヨミの序盤攻略のコツ

まずは、初期開放されている十六夜のツクヨミの視点でダンジョンに挑み、バトルのルールや探索の仕様に慣れよう。

本作でポイントになるのはデッキの枚数が少ないターン。デッキの枚数が0になると該当ターンでは捨て札が戻らず、リロードができなくなるので手数が制限されてしまう。

次のターンで捨て札が戻るので、デッキを使い切ったときはターンを終える前に手札に空きを作る（0～2枚カードを残す）などカードの出し方に気を配るのがオススメだ。

カード強化や封印カードをうまく使おう

本作ではカードを強化するために別のカードを破棄する必要があり、強化とデッキの圧縮を同時に行える。

各ツクヨミの初期保持カードは上位互換のカードがある場合が多く、それらを入れ替え候補にするといい。

また、バトルの終了時に獲得できるカードについては、一度使うと封印（デッキから除外）されるカードをメインに獲得していくとデッキの回転効率が上がって戦いやすくなる。