脱出ゲーム ひがんの花

おれたちはどうして夕暮れを見ると泣きそうになるのだろう。

大切なものを思い出すストーリー

「脱出ゲーム ひがんの花」はセンチメンタルな謎解きアドベンチャー。

成仏できない幽霊と協力し、大切なものを思い出して、幽霊を成仏させることを目指していく。

 元「あそびごころ」のスタッフが手掛ける新作脱出ゲーム。ノスタルジックな雰囲気やBGMがたまらない一作だ。

全８ステージの脱出ゲーム

アイテムとアイテムを組み合わせるって発想もお忘れなく。

画面タップで画面を調査し、移動や調査を行う。オーソドックスな操作で謎を解き、物語を進めていく。

アイテムを選択すると詳細表示や組み合わせが可能。ヒント機能も実装しているので誰でもエンディングにたどり着けるよう配慮されている。

「脱出ゲーム ひがんの花」の特徴は泣ける世界観と親切な謎解き

グラフィックやBGMもまたいいのだ。

「縁日からの脱出」など、感傷的な雰囲気の作風が人気の「あそびごころ」のスタッフの新作。デベロッパー名は変わったようだが、その世界観は健在だった。

本作も謎解きだけではなく幽霊との会話や叙情ある風景やBGMが胸を打つ。この作者のゲームはいつも遊びたいと思わせる。

最後まで遊びたくなるストーリー

序盤の謎解きは平易。

謎解きは意地悪ではなく、かといって歯ごたえがないというほどでもない、いい塩梅の難易度になっていて遊びやすい。

ヒント機能もあるし、なにより物語のツカミの強さが、最後まで遊びたいという気持ちにさせてくれた。

ゲームの流れ

大切なものを思い出そう。

忘れてしまったことばかりだなあ。

成仏できない幽霊と協力しよう。

幽霊とはいえホラー要素は皆無。

灯籠だ。柄に注目しておこう。

アップデートでクリアしやすくなったね。

マッチだ。火の用心。

ろうそくと組み合わせて火をつけよう。

イラストやBGMの雰囲気がよい。

そしてストーリーの掴みも強かった。最後まで遊びたい。

「脱出ゲーム ひがんの花」の序盤攻略のコツ

鍵の柄がタッチする回数だったりしてね。

画面の至る所をくまなくタップし、アイテムもくまなく観察しよう。組み合わせが必要になる局面もある。

余談だが音が突然消える、操作に反応しなくなったりしたらアプリを再起動すれば直ることもある。

「トゥルーエンド」を見つけよう

一体どこでエンドが分岐するんだろうね。

動画広告を観てヒント機能を使えば、数時間でクリアは可能だ。

だが、ノーマルエンドの他にトゥルーエンドもあるので是非たどり着いて欲しい。できたら、ネタバレなしで。