Carrion

怪物となって人間を襲う、いわばリバース（逆）ホラー。

触手が生む暴力を体験せよ

「CARRION」は触手のキャラを操作する2Dホラーアクション。

何から生まれたのかさえ明かされていない不定形生物となり、閉じ込めていた人間たちに恐怖と混乱を広げていく。

破壊するために成長と進化を遂げろ！人間に罰を下せ！凶悪な能力を手に入れろ！そんな背徳的なゲーム、お好きでしょう？

触手だらけの怪物になって研究所を脱走！

飛び散る鮮血！ややグロメトロヴァニア！

不定形の生命をタッチ操作で操り、研究所を探索していく。新たな能力を獲得したり、人間に寄生して操るパズル的な局面もアリ。

フルバージョンのアンロックは1000円。SwitchやSteam(PC)の価格は2000円前後なので、スマホで遊びやすいと思えたら検討してくれい。

「CARRION」の特徴はドット絵だからこその容赦ない表現

この赤いのが主人公なんだぜ。名前は多分ない。

不定形の生命になり、触手で人々に襲い掛かるプレイ感覚が斬新だ。ドット絵だからこそ、人間の首が飛んだり、引き裂かれ血が噴き出すといったゴア表現も描かれているのだろう。

容赦ない表現や操作性は人を選びそうだが、僕は好きだな〜。なにより、ジャンプや肉片の飛ばし方などがいかにもスライムっぽくてよい！

人間を食べて体力回復！

雰囲気もクトゥルフ感あって好きだ。

このゲーム！無力で逃げ惑う人間がいるのがやはりホラー好きとしてはたまらないものがある。ガンガン食って回復してくれ。

もちろん重火器をもった人間も対抗してくる。実はこの主人公、怪異にしては貧弱ですぐ死ぬ。なので進むのは思いの外知識が必要なのだ。

ゲームの流れ

最初英語だが、オプションのLanguageをJPにすれば日本語になる。

ちなみに日本語版のローカライズは架け橋ゲームズが担当している。

あなたは研究所らしき場所に閉じ込められていた触手を持つ生物。

自分が何から生まれ、なぜ人間に囚われていたのかはわからない。ストーリーも薄い。

汚物は消毒だー！人間たちもさるもの。抵抗は熾烈だ。

こちらも内から湧き出る本能に従って、人間を捕らえたのならすべてを喰らい尽くせ。

ガンガン進むアクションというより、パズルやステルスゲームのような趣きもあった。

マップ機能はあったほうが嬉しいと思うけどなあ。

いやー、こんな猟奇的なゲームをベタ褒めしちゃって怒られないかね。

でも面白いからしょうもないよな。人間とは罪深い生き物だわ。

「CARRION」の序盤攻略のコツ

殺されたらやり方を変えてみよう。

まず操作方法に慣れよう。普段メトロイドヴァニアのような2Dアクションをやっている人ほど、この不定形の操作に手間取るかもしれない。

インタラクトでドアを開けるのと攻撃ボタンは違うわよ。あと人間を食べて体力を回復するのもお忘れなく。

闇雲に突っ込んでもやられるだけ

DLC込み1000円は安いのかもね。

ゴリ押しで攻めてもだいたい殺される。人間様は予想外に強くしぶといのだ。というわけで頭を使え。裏をかけ。姑息に人間たちを仕留め、捕食せよ！

叫ぶとバイオマス（セーブポイント）が共鳴し、おおよその方角がわかるようになっている。それ、Wikipedia読むまで知らなかったよ。早く教えてよ！