会話禁止のオンライン人狼: ジャックと探偵
Curiouspark, Inc.
オンラインボードゲーム
基本プレイ無料
会話はないが推理の楽しさは本家以上!ボード移動を駆使し犯人発見or完全犯罪を目指すオンライン人狼ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
ボードを使った推理パズル的な頭脳戦が楽しめるオンライン人狼ゲーム
「会話禁止のオンライン人狼: ジャックと探偵」は、ボードを使った推理パズル的頭脳戦が楽しめるオンライン人狼ゲーム。
プレイヤーは探偵側と切り裂きジャック側に分かれ、探偵側はジャック発見を、切り裂きジャック側は完全犯罪達成を目指して戦う。
タイトルの通り、会話は禁止。このため、会話を使って他プレイヤーを翻弄したり、人狼役を追求する楽しさは本作には存在しない。ただし、ボードゲーム的なシステムに構築し直すことで、推理パズル的な頭脳戦の楽しさは本家人狼よりもアップ。
また、全プレイヤーが最後まで脱落することなく、短時間で楽しめるという点も魅力となっている。
マスを移動!単純だが移動先選択が勝敗を左右する
ゲームは、昼ターンと夜ターンを繰り返す形で進んでいく。切り裂きジャック側が殺人を2回達成すると投票へ移行。多数決でジャックを指摘できれば探偵側の勝利。間違ってしまうとジャック側の勝利となる。
昼ターンは探偵、ジャックのどちらも活動可能。ボードからマスを選んで移動する。ただし、殺人が行われたマスと、他のプレイヤーがいるマスには移動できない。
夜ターンはジャックのみ行動可能。自分の周囲にあるマスの中から1マス選び、殺人を行うことができる。ただし、既に殺人を行ったマスや、他プレイヤーのいるマスは選択不可能。
また、ジャックは必ず殺人を行わなければならないわけではない。スキップすることもできる。ただ、2日連続でスキップすることはできない。
なお、自分の周囲のマスがすべて選択不能で犯行ができない場合は自動スキップとなる。この自動スキップは、手動のスキップと別扱い。なので、手動スキップと自動スキップを組み合わせれば、2日連続でのスキップも可能となっている。
ちなみに、一般的な人狼ゲームで殺人事件の被害者となるのはプレイヤーの一人だが、本作ではプレイヤーが死ぬわけではない。ただ犯行のあったマスが変化するだけ。プレイヤーが途中脱落しないつくりとなっている。
カスタマイズが楽しい!金庫でアイテムをゲット
本作は人狼ゲームなので、勝敗に影響するのはプレイヤーの能力のみ。使用キャラのパラメーターによって勝負が有利になったり不利になったりすることはない。
ただ、他プレイヤーへのアピール要素として、二つ名を変えたり、「ミープル」と呼ばれる自分のコマをカスタマイズしたりといったことが可能になっている。
こうしたアイテム類は、金庫からゲット可能。金庫とは要するにガチャのこと。ゲームプレイを通じて手に入るコインによって金庫を開けることができるぞ。
ちなみにコインは課金で手に入れることもできる。
「会話禁止のオンライン人狼: ジャックと探偵」の魅力は頭脳戦の楽しさを追求している点
人狼ゲームは、コミュニケーションの楽しさと推理の楽しさ、2つの楽しさを持っている。
ただ本作は「会話禁止」。「人狼っていったら、話術で市民を翻弄するのが楽しいんだよねー」だとか、「人狼にカマをかけて動揺させるのが得意技!」だとかいった楽しさは、残念ながら本作には存在しない。
ただその代わり、推理で戦うの楽しさは本家人狼以上。探偵側はいかにジャックを突き止めるか?ジャック側はいかに探偵側を誤解させるか?…こうした心理戦が、ボード上のコマの動きだけで楽しめる…というゲームデザインは、見事というほかない。
コマの動きだけで犯人を突き止める!探偵側の楽しさ
たかだかコマの動きだけで、どうして犯人を突き止められるのか?
その理由は、ジャックが殺人を行えるのは、自分の周囲のマスだけというルールにある。これは逆にいえば、殺人が発生したマスの周囲のプレイヤーが容疑者ということ。必然的に、殺人が発生したマスから遠く離れたプレイヤーは容疑者から外れることになる。
このためジャック側の立ち回りは、孤立を避け、なるべく他プレイヤーと接する場所を目指すことが基本。
殺人発生マスによって容疑者を絞り込み、立ち回りによってさらに絞り込む。この推理パズル的な楽しさが、探偵側の魅力となっている。
コマの動きだけで探偵をダマせ!ジャック側の楽しさ
一方ジャック側は、探偵側の読みを踏まえて、いかに立ち回りでダマすかを考えるのが楽しい。
どうやってダマすのか?そのカギとなるのが、スキップ。たとえば、1人のプレイヤーが孤立している状況で、あえてスキップを使ったらどうだろう?「孤立しているから殺人をスキップしたのではないか?」…そう思うプレイヤーが出てきてもおかしくない。つまり、そのプレイヤーに濡れ衣を着せることができる。
また、あえて孤立するように動くことで、推理をかく乱することも可能。
こうやって探偵側の推理が間違うよう導くのがとても楽しい!いたずらを仕掛ける楽しさに近い、ちょっとサディスティックで、背徳感のある楽しさが味わえるぞ。
ゲームの流れ
初ゲームプレイ時は、自分以外全員NPCでチュートリアルが行われるぞ。自分は切り裂きジャック役。
コマの動かし方や投票の仕方、ゲームの進め方などをしっかり覚えよう。
チュートリアルが終了したら、ホーム画面からゲームに挑むことになるぞ。メインは、オンラインで他プレイヤーと対戦するランクマッチ。
ただ、一人でプレイすることも可能。ソロモードを選べば、自分以外NPCという状況でプレイできる。
ランクマッチを選ぶとマッチングがスタートする。平日の午前11時30分ごろにプレイしたところ、ゲームプレイ開始まで1分ほどかかった。
夜だともうちょっと早いかもしれない。
ランクマッチスタート!マスを選んで移動しよう。
今回は探偵役なので、まずは最初の殺人事件の容疑者から外れるため、孤立したマスを選択した。探偵でプレイする際には、他プレイヤーにジャックと誤解されないような立ち回りが重要だぞ。
基本的なルールは人狼ゲームを踏襲しているので、探偵側は多数決でジャックを指定しなければ勝利とならない。
ただ、ゲームとしては敗北であっても、しっかり正しい人狼を指摘できていればランクポイントはプラスになるぞ。理不尽さのない、フェアなつくりに好感が持てる。
「会話禁止のオンライン人狼: ジャックと探偵」の攻略のコツは容疑者を把握することにあり
探偵側であれジャック側であれ、本作をプレイする上で絶対に外せないのは、まず容疑者という概念を押さえること。
最初に殺人事件が発生した際、事件のあったマスの周囲8マス内のプレイヤーが容疑者。8マス以外の場所にいたプレイヤーが、ジャックである可能性はゼロ。
探偵側はこの点を押さえておかないとジャックを絞り込むことができない。また、ジャック側も容疑者を把握していないとモロバレ状態になってしまうぞ。
容疑者を絞り込め!探偵側立ち回り
探偵側は容疑者を把握しておくことで、効率よくジャックの絞り込みができる。
ジャックとなるのは、1回目の殺人事件と2回目の殺人事件、両方で容疑者だった人物。該当者が1人しかいなければ、その時点でジャック確定となる。
ただ、2人以上の該当者となることが多いだろうから、さらなる絞り込みを行うために、1回目の殺人事件の容疑者のその後の行動に注目しよう。
もし探偵プレイヤーであれば、2回目の殺人事件の容疑者にならないよう、孤立する場所を目指して動くハズ。
一方ジャック側は、どうしても2回目の殺人事件の容疑者とならざるを得ない。と同時に、2回目の殺人を行えるのは1回目の殺人事件の容疑者周辺に限られてしまう。
なので、1回目の容疑者の近くにこだわっているプレイヤーは、ジャックの可能性が高いとみて間違いないだろう。
1回目の容疑者を忘れるなかれ!ジャック側立ち回り
探偵側で最もジャックの疑いが強くなるのは、2つの殺人事件の両方で容疑者となっているプレイヤー。このため、自分がジャックになったら、2つの殺人事件の両方で容疑者となるプレイヤーを増やすように立ち回らなければならない。
そこで、1回目の殺人事件で容疑者となったプレイヤーを確実に押さえよう。
そして2回目の殺人事件を起こすのは、少なくとも周囲に2人以上、1回目の殺人事件で容疑者となったプレイヤーがいる場合に限る。
もし自分が孤立してしまったり、周囲に容疑者がいなかったり…という状況なら、絶対にスキップをしよう。