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滴り、装い、眠り、笑い、わたしだけの物語。
「山が笑えば / with Mountain Smiling」は、南極観測隊の経験者が制作した南極内陸旅行RPG。
宇宙人との戦争があり、人口は半減し、技術や経済活動が停滞した時代。
1年という限られた期間で、南極大陸近くにある東オングル島の昭和基地から、大陸内陸にあるドームふじ基地を目指していく。
旅行モードと基地モードの2つで強化
旅行ルートを設定し、サイドビュー画面で左にスワイプして雪上車を進めていく。
運転手の体力が0になる、車両が走行不能になる、燃料が空になるなどすると失敗になる。能動的に基地へ帰還も可能だ。
基地では車両に搭載する観測装置のセッティングやルートの再設定ができる。システムをわかると面白さが加速していくぞ。
「山が笑えば」の特徴はオリジナリティあるゲームシステムと魅力的なキャラ
SFアドベンチャー「霜夜ゆく(そうやゆく)」作者の新作。インディーゲーム制作サークル、旧世紀網膜博物館。この名前はみなさんも覚えてほしい。
魅力的なキャラクター、質・量ともに重厚なテキスト。そして伝説のバンド「相対性理論」を彷彿とさせる、ゼロ年代の邦ロック感ただようBGMが最高だ。
たくさん負けて強くなれ。
経験を得ることで新たな「ストーリー」を取得し、それを旅行に役立て新たな展開が発生できるのが本作の育成システムだ。
ストーリーは単なるイベントだけじゃなく、永続的な強化を得ることができ、より有利に旅行できるようになる。
失敗を繰り返し、失われたドームふじ基地へ辿り着こう。この逆ローグライクというか優しいシステム、好きだなあ。
ゲームの流れ
南極を冒険するという異色のRPG。
背景には作者が撮影した写真が使用されているようだ。
限られた燃料や食料、険しい地形や天候、そして謎の敵が行く手を阻む。
薄給、極寒、続く暗黒、常なる危険、生還の保証なし。だが成功時には名誉あり。
旅行に一度失敗したとしても、帰還することで「ストーリー」を獲得できる。
何度失敗し続けたとしても、ストーリーの効果は蓄積され続けていく。
旅行に一度失敗したとしても、帰還することで「ストーリー」を獲得できる。
何度失敗し続けたとしても、ストーリーの効果は蓄積され続けていく。
主題歌もいい。独自の操作方法というか、UIに慣れるまで大変かもしれない。
だがこのチャレンジングなシステム、魅力的なキャラやBGM。僕は絶賛したい!
「山が笑えば」の序盤攻略のコツ
まずは序盤のチュートリアルで操作になれよう。
長押しで決定のほか、スワイプで画面移動する、ポイントを選ぶ方法などを、ちょっと長文で大変かもしれないがテキストを読んで覚えよう。話はそこからだ!
レポートを読んだほうがいいかも
新たな地点に進めば進むほど経験値が得られる。一定数まで貯めると基地でストーリーに変換できる。
ストーリーを得ると、旅行で先に進むのが有利になり、さらに経験値を多く得られるようになる。この気持ちよさを味わえるまでが一番たいへんかもしれない。