にほんの田舎ぐらし
GAME START LLC
シミュレーションゲーム
AppleArcade (月額900円 初月無料)
日本の田舎で自給自足生活!まったりした空気感にじ~んわりハマれるスローライフアドベンチャーゲームダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
まったりじんわりハマる!田舎が舞台のスローライフアドベンチャーゲーム
「にほんの田舎ぐらし」は、タイトルの通り日本の田舎を舞台にしたスローライフアドベンチャーゲーム。
田舎での自給自足の暮らしを送るため、古民家を借りた主人公。まずは古民家をメンテナンスし、生活可能な環境を作りだそう。そして畑を作り、作物を育てて販売!
かわいらしく美しいピクセルアートと魅力的なBGMによって醸し出される、まったりとした空気が魅力的。じ~んわりとハマれる、スローライフの魅力が詰まった一作なのだ。
※本作品のiOS版はApple Arcade対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。
タップで移動!道具や素材を獲得し作業を行おう
プレイヤーが行うことは、主に2つ。古民家やその周辺の修繕と、作物の育成。いずれも、該当箇所まで移動してコマンドを選ぶことで行える。
ただし、道具や修繕用の素材、作物のタネといった素材アイテムが必要。まずは物置を探したり、業者さんから買ったりして素材アイテムを手に入れよう。
なお移動は、画面タップで行える。タップした場所へ直接主人公が移動するぞ。
他ゲーのおともに!まったりサブスク暮らし
本作は月額制のサブスクサービスであるAppleArcadeタイトルとして配信されている。このため、最初にガッツリ課金が発生することもないし、動画広告で強制的に現実世界へ引き戻されることもない。もちろん、ガチャによって課金沼にハマってしまう危険性もゼロ。
ほかのAppleArcadeタイトルとともに、まったりじ~んわり楽しむことができる。本作の世界観とよくマッチした提供スタイルだと思う。
「にほんの田舎ぐらし」の魅力はじ~んわりハマれるまったりとした空気感
本作のゲーム内でやっていることを純粋に振り返ると、作業ゲー以外のなにものでもない。目的リストの内容にある場所へタップで行って、コマンドをタップすれば作業が進行していく。
一応体力というパラメーターがあり、作業に伴い減少する。しかしゼロになっても死ぬなどのペナルティはない。回復すればOK。なので、効率を追求する戦術性やプレイヤースキルが要求されることはない。
にもかかわらず、不思議とハマってしまう魅力を持っている。きっと日本の田舎の空気感がそうさせるのだろう…!
癒される~!まったりとした空気感
本作のピクセルアートは非常に美しい。その上で、草や虫など、細かな部分まで非常によく作りこまれている。
そこに美しいBGMが流れることで、気分はもう田舎!
筆者の育った場所は地域的には都会に近いものの、そこここに田んぼや畑、森や山があって虫やらザリガニやらが取れるという状況だった。なので、環境的には田舎育ちといっても怒られないように思う。
子どものころ、ミンミンとセミが鳴く中、扇風機の風を感じながら文庫本を読んでいたなー。麦茶を飲んだ後のグラスに残った氷が解けて、カラン、と音を立てる…。
本作のビジュアルとBGMから筆者は、そんなまったりした空気を感じてしまう。これは癒されるぜ…!
じんわりハマる!作業の積み重ね感
なぜ本作はハマってしまうのだろう?ハマるといっても、ローグライトゲームやハクスラゲームのように、夢中になって時間を忘れてしまうという感覚ではない。続けていくと、じんわりと満足感を覚え、プレイを続けてしまう。そんな、おだやかな中毒性。
この中毒性の理由を考え、もしかしてこれかな…と思ったのが作業が積み重なっていく感覚。ゲーム内でコツコツ作業を重ね、畑を作れば目の前に畑が完成するし、池を作れば目の前に池が完成する。
当たり前じゃないか!とツッコまれるかもしれないが、これは意外と当たり前じゃない。現代の仕事って、作業が細かな単位に分担されているため、何かを完成させる実感というのは意外と少ない。たとえばゲーム制作ひとつとっても、そう。プログラムひとつとっても、数十人以上の人数が関わるため、一人が担当するのは部分的な機能に過ぎない。もちろんそれはそれで立派な仕事なのだが、達成感を強烈に感じられるかというと…。
ただ本作のような田舎生活の作業は、やった作業と結果がダイレクトに結びつく。畑を耕せば作物が植えられるようになり、作物を育てたなら収穫ができる。作業と結果がダイレクトに結びつき、やった分だけ報いが発生するという「当たり前」に達成感が感じられる。
本作はこの点がよく表現されているので、じ~んわりハマってしまうのだと思う。
ゲームの流れ
ゲームをスタートすると、オープニングとして列車で田舎へと向かう主人公の姿が描かれる。
都心部から郊外へ向かう電車に乗ると、ビル街が住宅街へと変わり、やがて田園風景へと変わっていくよね。あの雰囲気がエモくて好き。
自分が住むことになる古民家を訪れると、そこは雑草の嵐。屋内も掃除されておらず、埃の山。もちろん、それは当たり前のこと。
雑草を抜き、屋内を掃除しよう。雑草はタップでカンタンに抜くことができるぞ。またカンタンに生えてきてしまうけど…。
田舎暮らしのガイドブックに基づき、作業を進めよう。このガイドブック、なんでも載っていて超便利!
なお、作業に応じて体力が減少していく。体力がゼロになったら睡眠か食事で回復しよう。
イベントを進めると、田舎に住むキャラクターたちが登場し始める。
各キャラクターは登場する時間が決まっているので、しっかり押さえておこう。
主人公の家で育てた作物や、採取した草花、木材から作り出した薪といった素材アイテムは、売ることが可能。売ることでお金を獲得できるぞ。
獲得したお金は種などの素材アイテム購入に使えるほか、イベント進行上必要になることもある。しっかり稼ごう!
「にほんの田舎ぐらし」の攻略のコツは身の回りのことからコツコツ進めること
効率的にプレイするだとか、時短だとかいった考え方は、スローライフの対極に位置している。
そして本作はスローライフゲーム。なので、身の回りでできることからコツコツ、実直に進めるのが攻略のコツとなる。
まずは屋内の掃除から!コツコツ進めよう
身の回りから進めるということを踏まえ、まずは屋内の掃除から進めよう。屋外に踏み石を置いたり、畑を作ったり…ということは後まわし。なお、体力が減ったら、素直に寝よう。
屋内の掃除を完了すると、感じの悪かった地主も態度を改め、ストーリーが進行するぞ。
畑や踏み石を優先!池や井戸は後回し
本作でストーリーを進めるためには、家の修繕や畑の作成といったイベントを規定数こなさなければならない。しかし、イベントをこなすために必要となる一部の素材は、ストーリーが進まなければ手に入らない場合がある。
なので、現在手に入る素材だけでクリアできるイベントから優先的にこなしていった方がいい。
屋内の掃除が完了した段階だと、畑の作成や踏み石の作成といったイベントはクリア可能。
しかし、池の作成や井戸の作成といったイベントは途中で必要素材が手に入らなくなってしまう。こうしたイベントは後回しにしよう。