錬魂のレナフィーネ

やめどきのわからないシングルプレイRPGだ。

元人間の魔族少女が妹を取り戻す戦いが始まる！

「錬魂のレナフィーネ」は、魔族の少女として人間と戦うオートバトルRPG。

経験値という概念が存在せず、モンスターのレベルを上げるために錬魂界に潜る「錬魂システム」が最大の特徴だ。

あまりみかけないユニークな育成システムでモンスターを強化し、人間との全面戦争に挑め！ストーリー描写も力が入っているぞ。

育成の面白さが出色の出来

ガチャで引いたモンスターを集める「錬魂」はキャラ集めとレベル上げ2つの意味合いを持つ。

バトルは完全にオートで進行する。キャラ同士の属性や速度、スキルなどで勝敗が大きく左右していくぞ。

「錬魂」でキャラを集め「転生」でレベルを上げる。そして「タレント」「アーティファクト」などの組み合わせで、キャラのステータスを底上げしていくのが楽しい。

「錬魂のレナフィーネ」の特徴は放置できない育成システム

よりレベルの高いモンスターを入れるために錬魂を繰り返していく。

遠距離、近距離、属性やスキルなどで各キャラの性能差がはっきりしてるため、フルオートバトルとはいえパーティ編成を吟味する戦略性があるものになっている。

低レア度のモンスターのほうが育成しやすいために前線で活躍できるのもよいし、少しずつアーティファクトでユニット数やレベルの上限を増やす育成の気持ちよさを体感できた。

ストーリー演出もいい感じです

最後は魔王とも勇者とも戦いのだろうか。

「妹を救い出すために、アンデットとして魔族に仕え人間と戦う」…そんなダークな展開だが、魅力的な部下たちのホンワカした掛け合いも用意されている。

魔王軍は思っていたよりも人間臭く、ホワイトな気風らしい。少しずつ明かされていくストーリーテリングも本作の大きな魅力だ。

ゲームの流れ

人間と魔族が戦争をはじめて150年。

大魔王と勇者が消滅し、小競り合いを続けていた。そんな中主人公の少女は魔族として生まれ変わる…。

モンスターのレベルを上げるために、錬魂界に潜っていく。

潜った階数が召喚するモンスターのレベルとなる。モンスターを強化してとにかく潜れ！

それぞれ生まれ持った能力【タレント】を組み合わせることで、無限の戦略が取れるようになる。

生贄にしたモンスターからタレントを取り出すことができるほか、アーティファクトをアンロックすることもできる。

レア度の高いモンスターを育成するのは何度も「転生」しなくちゃいけなくて大変だ。

ここがバランス取れていてよい。

ファンタジーRPG「5つのネイト」を手掛けたねこどらソフトの新作。

楽しみに待っていたが…実際楽しかった！各キャラのドット絵も味がある。

「錬魂のレナフィーネ」の序盤攻略のコツ

時間経過で開く宝箱はどんどんドラッグでセットしておくように。

まずは画面上部に表示されるミッションを達成していくと効率的にキャラを育成できるはずだ。

レベル上限があがったら「錬魂」をするようにしていくとパーティの戦闘力が底上げできるようになるだろう。

具体的にはアーティファクトの「コーメイの杖」「フロイトの宝剣」は最優先で強化していこう。レアなキャラを生贄に出すのは要検討。

ゲームシステムの把握が勝利の秘訣

コミカルなチュートリアル動画にも力が入っている。

ゲームオーバー時も勝てない時は「水属性のキャラを用意する」など丁寧なアドバイスが貰える。要チェックだ。

チュートリアルの動画は参考になるし、観ると報酬がもらえる。少しずつでもいいのでゲームシステムを把握すると勝利は近いはずだ。