Slime Labs 3(スライムラボ3)

Slime Labs 3(スライムラボ3)

パブリッシャー NEUTRONIZED

ジャンル 横スクロールアクションゲーム

価格 基本プレイ無料

凍る!縮む!吸収して大きくなる!スライムの特性を活かしたアクションがおもしろい横スクアクション

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Slime Labs 3のレビュー画像

スライムを操作してゴール地点へ導こう。目指すは研究所脱出。

スライムの特性を活用してギミックを乗り越える粘体横スクロールアクション

「Slime Labs 3(スライムラボ3)」は、スライムを操作してギミックを乗り越えゴールを目指す粘体横スクロールアクション。

舞台は研究所。プレイヤーは主人公のスライムを操作し、この研究所からの脱出を目指す。

体を薄く引き延ばしたり他のスライムを吸収して巨大化したりといったスライムの特性を活かしてゴールを目指そう!本作ならではのこのスライム感は、他では味わえない魅力となっている。

基本アクションはシンプル!移動とジャンプとしゃがみ

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下ボタンを押すと体が横に広がって天井の低い通路にも侵入できるぞ。

基本アクションはシンプルにまとまっている。

できることは左右の移動ジャンプしゃがみ。それぞれ専用のボタンタップで行う。

アクションそのものは他のアクションゲームでも見られるごく一般的なもの。しかしここにスライムの特性が加わることで、ユニークな使い道が生まれるという構造になっている。

ミスやクリア時には動画広告アリ!広告オフも欲しい

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ゴールに入ればクリアだぞ。たまに広告でフロッピーの獲得状況が見れないのが残念。

トゲなどの障害物に触れるとミスとなってチェックポイントからやり直し。リスポーンが高速に行われるので、ストレスはほとんどない。

ただ、何回かに一度動画広告が挿入されるのが少々うっとおしく感じられる。できれば課金で広告をオフにできる機能が欲しかった…。

ちなみに、動画広告はステージクリア時にも挿入されるぞ。

「Slime Labs 3」の魅力はスライムの特性を活かした粘体アクション

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回転するギアの溝に侵入!スライムの体を活用したアクションがおもしろい。

正直な話をすると、本作の最初の印象はフツーのアクションゲームという印象だった。

ビジュアル的には確かにスライムの体を活かした演出が施されてはいるものの、ゲームとしてやっていることはジャンプによる障害物回避としゃがみによる狭い場所への侵入でしかない。つまり、別に主人公がスライムでなくとも成立するゲームだな…と。

しかしそんな印象を持ったのは、序盤の数ステージしかプレイしていなかったから。ステージが進むと、スライムという特性を活かしたギミックが次々登場。スライムという主人公以外では考えられない内容になっていく。

天井の低い通路へ入るだけじゃない!しゃがみアクション

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雪っぽいモノが上から迫ってくる!細い通路を活用して研究所下層へ急ごう。

たとえば、下ボタンタップによるしゃがみアクション

スライム状の体を横へ薄く延ばすことで高さがダウン。これによって、天井の低い通路にも侵入できるようになる。この時点でしゃがみアクションとして何の問題もない。ただ、人間が主人公のアクションゲームでも、しゃがんで天井の低い通路へ侵入するというのはよくある話。

だが、ここまでしゃがみアクションと書いてきたが、スライムの特性を考えるれば単なるしゃがみアクションではない

先に書いた通り、スライム状の体を横へ薄く延ばしているため、そもそも狭い通路であればどこにでも入ることができる

このアクションは、研究所の下層へ急ぐステージや、回転する迫い通路といったギミックで最大限活躍。体を変形させて狭い通路を突き進んでいくというプレイ感は、本作以外では味わえない独特な感覚を味わわせてくれる。

対比がお見事!冷凍ギミック

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体が凍結!凍結前とは異なり、軽妙なアクションが味わえる。

また、逆説的にスライムの特性を思い知らせてくれるのが冷凍ギミッだろう。その名の通り、スライムの体を凍らせてしまうギミック。

凍ったスライムは非常に硬く、通常状態の時にはできなかったオブジェクトの破壊が行える。

また、そもそも凍った状態と通常状態では操作感が変化。通常状態で存在している独特な慣性が消えてスピーディーに動く。この変化を通じて、スライム状の体が持つ感覚を実感できるのがおもしろい。

ゲームの流れ

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スライムっぽい雰囲気が伝わってくるタイトル画面。さあ、タップしてゲームを始めよう。

ちなみに日本語には未対応。けどほとんどテキストが出てこないので、問題なくプレイできるぞ。

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ステージ1はチュートリアル的な内容。必要な操作はステージ内に看板として表示されるぞ。

といっても4つのボタンをタップするだけなので説明を見ずともプレイできるだろう。

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クリア条件はゴールへの到達だけど、各ステージでフロッピーディスクを獲得するというサブ目的も用意されている。フロッピーディスクの数は全部で3つ。

余裕があったら3つすべて手に入れたいところだけど、本作のギミックはほとんどが即死ギミックなので、これがなかなか難しい…。

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この光っているポイントがゴール地点。ここに入るとステージクリアだぞ。

フロッピーディスクを3つ手に入れたら迷わず入ろう。まだ手に入れていない場合、先に進むかフロッピーディスク回収を目指すか考えどころ。

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ステージが進んでいくと、次々新たなアクションが登場する。これは壁を使った三角飛びアクション。

黄色いインクのところで逆方向ボタンを押し、同時にジャンプすることで壁を上に登っていくことができるぞ。

「Slime Labs 3」の攻略のコツは停止を習得すること

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つるつるすべる氷の床。勢いにまかせて即死ギミックに触れないよう注意!

主人公のスライムが移動する際には独特な慣性が発生する。おそらく体が不定形だからだろう。急停止が難しい

しかしステージが進むと、ギミックの直前ギリギリで停止する必要が出てくる。

このため、停止操作を習得することが重要だぞ。

ジャンプで慣性をキャンセル!氷の上でも対応可能

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足場の上に着地して勢いを殺さなければならない。ジャンプを上手く活用しよう。

慣性をキャンセルして停止するために有効な操作のひとつが、ジャンプ

ジャンプを行うと、慣性が大きく削られる。

滑りやすい氷の床の上でも、ジャンプであれば停止することができるぞ。

ジャンプできないなら?方向ボタンを連打

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足場の回転を待つため、ギリギリで止まらなければならない。逆方向へボタン連打!

ステージの構造上、ジャンプによる停止が難しい場合は方向ボタンを逆方向へ連打しよう。

ジャンプより勢いを止める力は弱いものの、タップを重ねれば停止できる。

本作にはギミックの直前で停止して通行可能な状態になるまで待たなければならないというシチュエーションが多い。なのでジャンプと方向ボタンを使った停止テクニックは確実に習得しよう。