手紙屋

手紙屋となって色々な人の思いを届ける。

ひとつひとつの手紙に込められた物語と謎

「手紙屋」は、手紙に込められたストーリーを体感するアニメ調の脱出アドベンチャーゲームだ。

朽ちた駅舎で目覚めた名もなきあなたは喋る猫に導かれ、手紙屋として様々な人々と出会い、手紙を届けていくことになる。

手紙を預かって届けたり、鍵のかかった箱を開けたりして切なくも温かいシナリオを体感していこう。

マップを移動して依頼人の手紙を届けよう

短いながらも温かみのあるシナリオ。

マップメニューには複数のスポットがあり、手紙アイコンが書かれた場所に向かうと依頼人と出会える。

依頼人の状況や手紙を渡したい相手を聞いたら、マップを移動して宛先まで届けよう。この流れの中で謎解きや依頼人たちのストーリーが展開する。

手紙屋の特徴は美しい背景とストーリー、適度な謎解き要素

グラフィックの雰囲気が良好。寄りのシーンも見てみたい。

同デベロッパーの2Dアニメ調の謎解きアドベンチャーシリーズのひとつで、今作にも望郷の念を覚えるような美しい背景やストーリーが収録されている。

場所移動ができるようになり、よりアドベンチャーらしいシステムになっているのも魅力だ。

謎解きの難易度も易しく、ヒントや答え機能も収録されていて、謎解きとともに登場人物たちの物語、そして謎多き主人公とガイド役の猫の物語を紐解いていくのが楽しかった。

ただ、これまでのシリーズと同様に引きのアングルのシーンしか描かれていないので、もう少し寄りの登場人物にフォーカスしたシーンが欲しかった。

2つの謎解きパートを解決！

手軽な謎解きパートも収録。

各シナリオでは冒頭に猫から謎を渡され、さらに依頼人と出会った時にも謎解きが発生する。

どちらにも広告動画の視聴でヒントや答えが開放される機能があり、このジャンルが苦手な人でもストーリーを体感できるようになっている。

ゲームの流れ

古びた線路が伸びる駅舎らしき場所で目覚めた主人公。

背景やキャラクターは2Dのアニメ調で描かれている。

駅舎にいた喋る猫に導かれて手紙屋を営むことになった主人公は、各シナリオの最初に箱を渡され、その謎を解くことになる。

謎解きパートでは画面をタップしてギミックを動かしたり、事前に依頼人との会話の中から重要なワードを探したりする。

手紙を届けることで依頼人や宛先で出会う人たちとのストーリーが進む。

最初のシナリオを除き、広告動画を視聴すれば後日談を見ることができる。

手紙屋の序盤攻略のコツ

ヒント機能があるので解けないときに使おう。

シナリオの開放と依頼人との邂逅時には謎解きが発生する。

序盤は出題文や画面に隠されたヒントを読み解けばクリアできるが、どうしても解けないときは広告動画を視聴してヒントや答えを獲得しよう。

会話ログのチェックは欠かせない

読み飛ばしても会話のログから答えを導き出せる。

手紙の受け取ったときの謎解きは、ひとつ前の依頼人との会話が重要になってくる。

ログをチェックすれば重要なキーワードをいくつか拾えるので、それを確認しつつ正解を導き出そう。