ダンジョンの書

すべての行動を調べる必要あり。

読み取る力が必要不可欠なローグライクRPG

「ダンジョンの書」は、ゲームブック風ながら独自の仕様が光るローグライクRPGだ。

TRPGのようなファンタジー世界でプレイヤーはダンジョンとヒーローを選択して冒険へと出かける。

見た目はゲームブック風だがテキストほぼなし、バトルで体力の表示もなし、というピーキーな仕様がデメリットであり魅力でもあるゲームになっている。

アイコンを解読する！？新機軸のダンジョン探索

テキストなしが斬新すぎる。

ダンジョンではページをめくるように画面を下から上へスワイプして移動や行動を選択する。

敵とのバトルでは体力などの数字表記がなく、画面下にいるヒーローを上へスワイプして攻撃を加える。

攻撃の成否はアイコンで表示され、そこから判断して攻撃を加えて討伐を目指そう。

ダンジョンの書の特徴はゲームブック形式かつ絵だけで状況を判断する要素

好き嫌いが分かれるような挑戦的なゲーム。

懐古的なゲームブック風のファンタジー世界が構成されていて、スワイプだけの簡単操作でサクサクゲームを進行できる。

ただし、ゲームブック風ではあるが、フレーバーテキストや各行動の効果、敵や味方の体力や攻撃力といった数値さえもが表示されない＆テキストで説明されない。

かなり尖った仕様になっていて良く言えば調べがいがあり、少ないイラストから状況を判断するニッチな楽しみ方ができた。

ただ、BGMがなく、使ってみないと分からない行動がかなり多い（テキストの必要性を思い知らされる）のは気になった。

稼いだ資金でキャラ強化

育成要素はレベルとスキル習得の2つ。

バトルに勝利すると戦利品を入手でき、それを好きな商人にその場で販売することになる。

アイテムと商人によって買い取り価格が変わり、一度販売すると以降は同じ商人に同じアイテムを売る前に価格が表示されるようになる。

この資金を使ってキャラのレベルを上げよう。

ゲームの流れ

最初にダンジョンとそこを探索するヒーローを3人選ぶ。

ダンジョンは複数のエリアに分かれていて、画面下から上へスワイプして進行する。

進行中に敵と遭遇することがある。

キャラのいずれかを上へスワイプしてアイコンに書かれたことを実行する。

敵は倒すか逃げ出すと勝利となり、戦利品をいずれかの商人に売却して資金を得る。

画面左上のアイコンをタップするといつでもダンジョンを離脱して資金を持ち帰ることが可能。

ダンジョンの書の序盤攻略のコツ

まずは何度かダンジョンに挑戦してみよう。

序盤はダンジョン探索をほどほどで終えて帰還し、キャラのレベルを上げることに専念しよう。

この中でスキルの習得ゲージもチャージされるので一杯まで溜めることを目指すといい。

アイコンの効果を確かめる

アイコンの効果を確かめて覚えておくのが大事。

本作にはテキスト表示がほとんどないので、初見の行動（アイコン）は使ってみないと効果が分からない。

最初はかなり理不尽に思うが、効果を確かめて覚えておけば次回以降は別の行動を試したり最適な行動を選んだりできる。

画面左上のアイコンでいつでも拠点に戻れるので、デスペナルティもなく進めるはずだ。