地獄

地獄

パブリッシャー GGDS - Idle Tycoon Games

ジャンル 育成シミュレーションゲーム

価格 基本プレイ無料

地獄絵図を見て気分転換!地獄に拷問施設をつくり罪人へ苦痛を与えるブラックユーモア満載の育成ゲーム

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地獄に拷問施設を建設!罪人どもへ効率よく責め苦を与えよう。

罪人により辛い責め苦を与えるため地獄を開発する放置系育成ゲーム

「地獄」は、その名がズバリ示す通り地獄を舞台にした放置系育成ゲーム。

この世で罪を犯した者…罪人が死後訪れ、さまざまな責め苦を味わう場所「地獄」。プレイヤーはさまざまな拷問施設を建設して地獄を開発。より効率的に罪人を苦しめられる場所を目指す。

おお、なんと無慈悲なゲームか。まさに地獄!

…とはいえ、実は責め苦といってもおもちゃのブロックを裸足で踏む拷問というユーモアのこもったもので、クスッと笑えちゃうのが本作の魅力。

…とはいえもちろん、片付け忘れたおもちゃのブロックを裸足で踏むのは痛いよな。意識していないところで遭遇する予想外の痛みだからこそ、辛く、苦しい…。そう考えると、やっぱり本作で描いているのは、正真正銘の地獄かも…!?

罪人からお金をゲット!拷問施設を開発しよう

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お金を投じて拷問施設を強化!これはトマトをぶつけるという極悪非道な拷問。

地獄の沙汰も金次第という言葉がある通り、本作で拷問施設を開発するにもお金が必要。

でも地獄でどうやってお金を手に入れるのか?それはカンタン。罪人から手に入れればOK

どうやら本作における罪人は、お金を持ったまま地獄にやってくる模様。仏教では冥銭といって、副葬品にお金を持たせるらしいから本作の罪人たちが持っているのも冥銭かもしれない。

そしてこのお金は、罪人たちを拷問すれば取り上げることが可能。心が痛む?大丈夫、自動的にゲットできるから。まさに地獄!

自動的にゲットできるこのお金を拷問施設のレベルアップに使い、さらに大量のお金をゲットしよう。

やっぱり地獄の沙汰も金次第!ジェムでエピック強化

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地獄の沙汰もリアルマネー次第!課金アイテムのジェムでエピックを強化できるぞ。

ところで、地獄の沙汰も金次第という言葉の「金」には我々の使うリアルマネーも含まれている。というのも、課金アイテムのジェムを使うことでエピックを強化可能。

エピックとは拷問施設から得られる利益や拷問施設のパフォーマンスといったものを向上させるアイテムのこと。なので、強化すればするほど効率的にお金を稼げるようになるぞ。

なお、ジェムは課金以外にもミッションの達成動画広告の鑑賞といった行為でも獲得できる。ただ手に入る量は少量なので、エピックをガツンと強化したいなら課金を検討したほうがいいだろう。

「地獄」の魅力は責め苦にあえぐ罪人どもの様子とユーモアあふれる拷問

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人の不幸は蜜の味…。ストレスを感じた時は地獄絵図を見て気分転換しようぜ!

本作に限らず放置系ゲームの基本的な楽しみ方は、仕事中の休憩時間のようなちょっとしたスキマ時間にサクッとプレイすることだろう。

これを踏まえた上で、放置系ゲームの中での本作ならではの魅力が責め苦にあえぐ罪人どもの様子

他人の不幸は蜜の味という言葉があることからも、嫌いな人間の不幸はエンターテインメントに感じてしまうのが人間(いきもの)のサガ。とはいえ世間体があるからそんなこと大っぴらには言えない。

でも大丈夫!本作なら罪人が苦しむ様を好きなだけ楽しめる。そもそも、苦しむ様といっても「ブロック踏んで痛い」レベルなので、ブラックユーモアとして許容できるレベルに調整されているのが素晴らしい。

これは凶悪!この世へと続くエレベーター

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生者の世界への直通エレベーター。一見拷問にはとても思えないが…?

ブラックユーモアとして許容できる拷問が多い中、「こいつは極悪だぜ!」と筆者が感じたのはエレベーター

最初はエレベーターのどこが拷問なのかと思ったが、このエレベーター、なんと我々の住む「この世」への直通エレベーターとなっている。つまり、罪人たちをこの世へと送り返す仕組み。

それのどこが拷問なのかとますます思ってしまうが、罪人は罪を犯すことがインプットされた魂なので、この世へ送り返されてもすぐにまた罪を犯し、速攻で地獄に帰ってきてしまうのだという。

この設定、ネタとして流すこともできるが、「罪を償うことなどできない」という恐ろしく冷たいメッセージにも感じられる…。

せちがらい…!所詮地獄も生産性?

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閑散とした地獄の入り口…。地獄っぽい絵面だが、これでは儲けに繋がらない!

また、地獄という設定ゲーム性が生むギャップの部分もブラックユーモアとして上手く機能しているように感じた。

たとえばそれは「地獄の門」。読んで字のごとく地獄に入るための門、つまり入口のこと。

ガチで単なる入口に過ぎないのだけど、この入り口を通過する人数によって地獄の収益が決定する。というのも、拷問を受けた罪人の数が収益に繋がる以上、どれだけ凶悪な拷問を大量に揃えても、拷問を受ける罪人の数が少なければ収益にならないからだ。

これまで筆者の持っていた地獄のイメージは、細かいことなんか気にせず豪快に罪人をさばくイメージだった。しかし、実際には現実世界の民間企業と同じく、生産性や効率性が要求されるんだなあ。生きても死んでもせちがらいんだなあ…。

ゲームの流れ

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スタートすると、この赤鬼っぽい女性がゲームのルールやシステムを説明してくれるぞ。

なんとなく東洋人っぽく見えるが、冥銭や三途の川など仏教系の地獄に基づく世界観だからだろうか…。

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この炎を灯すことで罪人が地獄へやってくる模様。ただ、炎は一定時間で消えてしまう。

アプリを再起動したときは忘れずにチェックし、炎が消えていたらつけるようにしよう。

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お金を使って拷問施設を建設し、強化していこう。建設することで拷問施設からお金が手に入るようになり、強化することで獲得量がアップするぞ。

ちなみに、こちらはレーキという黄金を掘る拷問。

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黄金を掘る拷問ってどこがどう拷問なのかわからないが、実際に拷問の様子を見てみると、黄金を自由に掘っていいという言葉で罪人を呼び込んでいるだけな模様。

実際に黄金を掘ろうとすると鍬を踏んでしまい、鍬の柄の部分が罪人の頭を直撃する。地味&あまり痛くはなさそうだが、なんとも屈辱的な拷問だ…。

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新たな拷問の建設は、「マネジメント」から行えるぞ。

新たな拷問を建設したり、一定以上レベルアップしたりすることでミッションを達成しジェムの獲得ができるので、ミッション画面もこまめにチェックしよう。

「地獄」の攻略のコツは拷問と並行して門を強化すること

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放置系ゲームなので、基本的にはまったりスキマ時間にプレイするのがオススメ。

本作は普段は放置しておきスキマ時間に起動、それまで貯まったお金を使って施設をレベルアップするというプレイスタイルが基本となる。

カジュアルな放置系育成ゲームなので、そこまで攻略を意識せず好きな施設を強化するだけで問題なくプレイできるだろう。

ただ、拷問施設と並行して門を強化することは忘れないようにしたい

拷問=アトラクション!門=お客さんの数

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収益性を考えると、拷問施設の強化は、地獄の門と並行して行いたい。

突然だが、アトラクションの利用料で儲けている遊園地は、より利用料が高く楽しいアトラクションを用意することが求められる。アトラクションを利用してもらって初めてお金がもらえるのだから、これは当然。

しかし、アトラクションを利用してもらうためにはそもそも遊園地にお客さんが入っていなければならない。つまり、アトラクションの利用料×お客さんの数という式が重要なのだ。

この遊園地の話は、そのまま本作に置き換えられる。アトラクションの利用料に関わるのが各拷問施設のパラメーター。そして、お客さんの数に関わるのが地獄の門のパラメーター

なので、どちらか一方をアップするのではなく、両方をアップしていくことが重要だぞ。

再起動時は動画広告!ハイテンポにプレイ可能

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スルーしてプレイを急ぐより、鑑賞してお金を2倍にした方が快適にプレイできる。

なお、再起動時の動画広告は必ず観た方がいい。再起動時に獲得できるお金の量が2倍にアップするぞ。

もちろん「動画広告が嫌で嫌でどうしようもない!」というなら無理に見る必要はない。

ただ、お金の量が2倍だと一気に施設の強化が進み、ハイテンポにサクサクプレイすることができる。たいていの場合、動画広告をスルーする快適さより、お金の量が2倍という快適さの方が強いだろう。