サムライスピリッツ零SPECIAL アケアカNEOGEO

サムスピシリーズでも屈指のキャラ数とゲームバランス。

屍山を超え　血河を渡り　極めんとするは　剣の道

「サムライスピリッツ零SPECIAL アケアカNEOGEO」は2004年にSNKから発売された格闘ゲームのスマホ移植版だ。

歴代ボスを含めた28体のキャラクターが一堂に集結するサムスピ！

「怒り爆発」「無の境地」「一閃」などによる熱い駆け引きはもちろんのこと、 相手を確実に一撃で倒してしまう究極の必殺技「絶命奥義」の演出もヤバいぜ。

我は　修羅の道逝く 羅刹なり

スゲーキャラデザと設定の「妖怪腐れ外道」。

いわゆる仮想パッドと4ボタンを操作してコマンド入力で戦う対戦アクションだ。一撃のダメージがデカく、昨今のコンボ偏重ゲームとは違った重〜い味わいがある。

Bluetoothコントローラーを使用すれば、快適に遊べるほか、複数のコントローラーを接続することでスマホ・タブレットでも対戦が可能になる。

「サムライスピリッツ零SPECIAL アケアカNEOGEO」の特徴はシリーズ屈指のゲームバランスと残虐表現

紫ナコルルだったレラと真鏡名ミナ。

「剣気」ゲージを導入し、一撃が重いゲーム内容への回帰や、『和月伸宏』や『内藤泰弘』氏などのキャラデザで話題になった「零」をブラッシュアップ。

歴代ボスを使えるゲームバランスは、大味が特徴のサムスピシリーズの中でも随一とも言われる調整に。

だが本作は、残虐表現をめぐる騒動のため、半ば封印作品のように扱われていたのだ…。

反響がでかかった「絶命奥義」の表現

そしてなんといっても強斬りが強い。

シリーズ屈指の「ショッキングな」演出である絶命奥義は、「家庭用ROM」では表現が規制されるほどだった。ナコルルやリムルルといった女性キャラすら…殺られる。

つまり、このアーケード版の移植であるアケアカ「零SP」でしか味わえない演出もあるということだ。ややこしい話なので気になったら検索してみてほしい。

ゲームの流れ

歴代のラスボスである天草四郎時貞、羅将神ミヅキ、壬無月斬紅郎 、兇國日輪守我旺が登場！

そしてプレイアブルキャラクターに。まあボスは使ってみると結構性能が渋いのが世の常。

中心にラスボス勢揃い！それでいてゲームバランスは破綻していない。

弱キャラの首切り破沙羅が強いなんて珍しいぜ！まあCPUは全員強いが。

本作はストーリーやデモ画面はなく、エンディングは全キャラクター共通になっている。

つまり対戦特化型ゲームということか。スペシャルってゲームバランスが調整されてるぶん演出薄れがちよね。

条件を満たして怒り爆発中に↓↙︎←CDで発動する「絶命奥義」とその演出は、あらゆる意味でも話題になった。

一言で言うとスゲー残酷だからだ。条件は難しいが。スクショは差し控えたい。

気になった人は鬱展開が話題になった「零」を遊んでみよう。

特に「妖怪腐れ外道」のラストはヤバいんだぜ〜。

「サムライスピリッツ零SPECIAL アケアカNEOGEO」の序盤攻略のコツ

敵の反撃をガードして返すのがCPU戦のコツか。

正直スマホでのタッチ操作は難しく、鉄壁の超反応で厳しいのでCPU戦は難易度を下げて遊ぼんだほうが無難だ。

「天草以降のボスステージは絶命奥義か一閃を当てないと次に進めない」。はーいここ、テストに出るよ〜（あげくノーヒント）。メモっといてくれい。

炎邪の通称「界王拳」

真侍スピリッツから28年。ミヅキ選手、お久しぶりです。

風間火月の羅刹版である炎邪は、弱キャラかと思いきや「←↙↓↘→↘↓↙←↙↓↘→+ABD」を入力すると、あらゆる動作が高速化する。

オリジナルコンボ状態のごとき挙動でズルいほど強い。こういう当時わからなかったバグ技を楽しむのもアケアカネオジオの醍醐味かもね。六道烈火はロマン技。