KOF 2001 アケアカNEOGEO

「4VS4」までできちゃうヤバいゲームバランスのKOF！

「KOF 2001 アケアカNEOGEO」は2001年にSNK倒産後に発売された格闘アクションの移植版だ。

本作にてネスツ編が完結。「K’」も「草薙京」も「八神庵」も「クーラ」も登場し、「大門五郎」や「ハイデルン」なども復活！

総勢40人のキャラクターが様々な試合形式で激突する。なんか色んな意味で…オルタナティブなKOFだ！

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ストライカーとプレイヤーを割り振れる異色のKOF！

仮想パッドの方向キーと4ボタン方式で操作する対戦格闘アクションだ。外部コントローラーを使うと快適に操作できるので強くオススメしたい。

「ストライカー」に選んだキャラは対戦中に任意のタイミングで呼び出し、連携して戦える。

出場キャラとストライカーを自由に割り振りできるタクティカルオーダーシステムが最大の特徴。あとワイヤーダメージが追加され、気絶が廃止された。

「KOF 2001 アケアカNEOGEO」の特徴はヤバすぎるゲームバランス

SNK倒産後、「プレイモア」を始めとする後継会社に受け継がれたKOF。

麟、包、ハイデルンを使えるのはポイントが高いのだが、いかんせんゲームバランスが悪く、ストーリーもかなり打ち切り感がすごい。

最高傑作と呼ばれた「98」の輝きを取り戻すには「2002」を待たなければいけなかった…。だが、それでも本作を遊ぶ意義と面白さをきちんと紹介したい。

ゼロ年代初頭のカオスを楽しめ！

イラスト担当を「森気楼」氏から続投した「ノナ」氏は、独自のセンスが爆発してるがクセが強く、キャラセレクト時の顔グラなどに違和感を覚えたファンも多かったであろう。

だがそれこそが本作のヤバい魅力でもある。ジョー・ヒガシやユリ・サカザキ、チャン・コーハンの変顔を堪能してもらいたい。ちなみに僕の好きなクウラはかわいい。

ゲームの流れ

クーラ、K’、そしてヤバいキャラK9999…。私の好きなキャラたちです。

ネスツ編、椎拳崇の超能力消失に関わる「龍の気」とか、色々面白そうな雰囲気すげーあったんだよな。

 

ストライカーとメンバーの割り振りを決められるシステムが特徴。

ここらへん「CAPCOM VS SNK」に通ずるものがあったのかなあ…。

 

総勢40人が戦うチームバトル。

今じゃ見かけないパオや雛子がいるのがまぶしいよ。

 

このクセのある絵柄、今思うと結構クールだと思うんだが、苦手な人も多かった記憶がある。

そういう意味で「森気楼」氏の偉大さと「ノナ」氏の個性を、20年経った今きちんと評価したいところ。

 

この後SNKは起死回生の「KOF2002」をリリースする。

その歩みを知る上で味わうべきKOFなのかもしれない。ラスボスのイグニスは存在感ないが性能は妙に凶悪。

「KOF 2001 アケアカNEOGEO」の序盤攻略のコツ

極めればもはや使用禁止レベルで強い「フォクシー」を使うのが本作の一番の楽しみかたかもしれない。クウラで強レイスピンからのお手軽永久連続技を狙うもよし。

あとは本作でバランス崩壊レベルで強かったコマンド入力になったハイデルンを堪能するのもいいね。あと色んな意味でヤバいK9999とかね。さんをつけろよデコスケ野郎。

外部コントローラーの使用を強く推奨

コマンド入力が命の格闘ゲームにおいて、外部コントローラーを用意したほうがいい。PS4やSwitchのコントローラーなどが対応しているよ。

設定するときはBluetooth接続してからオープニング画面でボタンの設定をしよう。ハードルは高いが遊び心地が携帯ゲーとは思えないくらい快適になるので是非。