Jetpack Joyride 2(ジェットパック・ジョイライド2)
Halfbrick Studios
横スクロールシューティングゲーム
AppleArcade (月額900円 初月無料)
11年の時がお手軽ゲーをガチゲーに変えた!ギミックもりもりで完成度も高い良作アクションシューターダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
ジェットパックを使って障害物を回避しながら敵を撃つ横スクロール・アクションシューター
「Jetpack Joyride 2(ジェットパック・ジョイライド2)」は、ジェットパックを使って障害物を回避しながら敵を倒す横スクロールアクションシューター。
タイトルの「2」が示す通り本作は「ジェットパック・ジョイライド」の正統続編。前作がリリースされたのは2011年。つまり、本作は11年目にしてようやく登場した続編ということになる。
2011年といえばまだ「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」すらリリースされていない。そんな時代なので前作「ジェットパック・ジョイライド」も、タップで自機を上下させて障害物をかわすというカジュアルなアクションゲームだった。
では本作は…というと、ショットで敵を倒すシューティング要素追加!ボス登場!ステージ制に変更!ストーリー要素も追加…と、盛りだくさん過ぎる追加要素によって、一気にガチ・アクションシューターへと変貌!
ハマれるカジュアルゲームから、ハマれるガチゲームへと進化を遂げているぞ。
※本作品のiOS版はApple Arcade対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。
操作は前作ゆずり!タップするだけでOK
追加要素もりもりの本作だが、メインパートで必要な操作はタップするだけ。11年経っても超シンプル!
タップすると主人公の背負うジェットパックからジェットが放たれ上昇。指を離せばジェットが止まり、重力によって下降する。
前方への移動とショットはオート。敵が存在していれば、主人公の右方向へ自動的に放たれるぞ。
ちなみに、ジェットパックから下に向けて放たれるジェットにも攻撃判定がついている。
前作でも背景の研究員をジェットで撃つことができたものの、ゲーム的には何の意味もなかった。しかし今作では、しっかり敵にダメージを与えることができるぞ!
Apple ARCADEイチオシ!未経験の人は是非
2019年にAppleArcadeが始まって以降いくつものゲームを紹介してきたけど、2022年8月現在の筆者のイチオシは間違いなく本作!
スマホだからこそ快適にプレイできるというスマホ特化型の操作性はもちろん、ゲーム性がすばらしい。短時間でも楽しめる上、繰り返しても飽きることがない。
AppleArcadeって聞いたことあるけど、有料だから試したことがないという人はこの機に是非楽してみてほしい。本作のためにAppleArcadeを開始する価値がある。
本作に加えて「World of Demons – 百鬼魔道」「FANTASIAN(ファンタジアン)」「深世海 Into the Depths」「The_Otherside(ジ・アザーサイド)」という5作で十分600円以上楽しめるし、そもそも初月は無料だぞ。
「Jetpack Joyride 2」の魅力は盛りだくさんのギミックと作り込まれたシューティング要素
そもそも前作「ジェットパック・ジョイライド」はカジュアルながらもハマり度の高い名作だった。筆者も一時期えんえんとプレイしていた記憶がある。
なぜそこまでハマったのか?…それは、盛りだくさんのギミックによってあの手この手で楽しませてくれたから。
本作はそんな前作が持っていた盛りだくさんのギミックを継承しつつ、シューティング要素を追加。しかもこのシューティング要素の作り込みが素晴らしい。
そりゃあおもしろくなるでしょうよ!こりゃあ11年ぶりに、またえんえんプレイする日々が続くぜ…!
乗り物に障害物に武器に敵!盛りだくさんのギミック
前作でギミックとして登場していたのは、主に乗り物と障害物。
乗り物を変えると操作性や挙動が変化するため、プレイが単調になることを防いでいた。
障害物として用意されていたのは、レーザーや電気スパークやミサイルなどなど。タイプによって予告と挙動が異なっていたため立ち回りを変える必要があり、やはりプレイに多彩さをもたらしていた。
今回、こうした前作の要素はほぼそのまま踏襲。さらにシューティング要素が追加された。
敵によって対応を変えなければならないのはもちろん、プレイ中に武器が変化することでショットの軌道が変わるので攻略が変化。
つまり、ますますプレイが多彩になっている!
ボス戦が楽しい!作りこまれたシューティング要素
そして、注目したいのがボス戦。ボスの攻撃には明確なパターンが設定されており、的確なタイミングで回避し、的確なタイミングと場所で攻撃する必要がある。
敵にどんなパターンがあるのか見抜き、それに合わせて攻撃して倒す…これぞ、シューティングゲームの醍醐味!
もちろん、一体一体のボスに異なるパターンが設定されているのでワンパターンなものにはなっていない。なので思わず、次のボス戦が楽しみになってしまう。
ただボリュームを増やしただけのではなく、シューティングゲームとしてしっかり楽しめるよう基礎を押さえたつくりなのがニクい。
いや…ニクいのではなく、これは愛!愛している!開発者の方ありがとう。これからガッツリ、毎日楽しませていただきます。
ゲームの流れ
まずはチュートリアル。クレイグからジェットパックの操作や武器の使い方を教わろう。
冗談を交えながらの会話がまず楽しい。ただ、セリフによっては行間のサイズが適切に設定されていないことがあり、読みにくいものもある。この点はアップデートで改善してほしい。
障害物を回避しつつ迫りくる敵を撃とう。基本的には各ステージにおいて、障害物回避を優先するシーンと敵を倒すことを優先するシーンが用意されている。
障害物回避優先のシーンでは自動的にショットが撃てなくなるので、ショットが出なくなったら意識を回避に切り替えよう。
ステージにもよるが、多くのステージのラストにはボスが待っている!ボスがいない場合はラマがいて、ラマを撃つとコインをたくさんもらえるぞ。これ、フォートナイトのオマージュだろうか…。
また、今作はストーリー要素も導入されており、ステージクリア後に会話シーンが挿入されることもある。
主人公やジェットパックのスキンは変更可能。服を変えて、女性主人公に切り替えることもできるぞ。ただしあくまでスキンなので、性能そのものは変わらない。
個人的には本作の主人公といったらバリー・ステーキフライズなので、バリーのままプしていた。それにしてもステーキフライって美味しそうな名前…。
コインはステージ内で稼ぐ以外にも、工場で放置ゲーム的に手に入れることもできる。なんと今回はバリーも工場が持てるのだ!すごい。11年で出世した感。
ビジュアル的には前作のままといっていいほど近いテイストだけど、ゲーム性の大部分はガラリと変化。人によっては残念に思うかもしれないが、筆者的には高評価。これから毎日プレイしちゃうもんね!
「Jetpack Joyride 2」の攻略のコツは空中で同じ高さに留まるテクニックの習得
ほとんどの敵はショット一発では倒せない。倒すまで何発か必要になる。
ということは当然、倒せるまで敵の前に留まってショットを叩き込みたいところ。
だが、残念なことに本作には重力がある。敵の前に留まろうにも、重力で落下してしまう。それならとジェットパックを稼働させれば、上昇して敵のはるか上へ!
これでは敵にショットを叩き込むことができない!
そこでまずは、空中で同じ高さに留まるテクニックを習得しよう。
タップを連打!空中で同じ高さに留まろう
テクニックといってもそれほど難しい操作ではない。ポン、ポン、ポンと連続でタップすればOK。ホバリングのように空中で同じ高さに留まれるぞ。
ただ、タップの速度が速すぎれば上昇してしまうし、遅すぎれば下降してしまう。
なので、どのくらいの速度でタップすればいいのか、正しいテンポの習得を意識しよう。
コインはここに使う!HPと攻撃力を優先
ゲーム中獲得したコインを使うことで、新たな武器の獲得や既存武器の性能強化が行える。また同様にコインを使って、主人公のHPや攻撃力のアップも可能。
何を優先すればいいのか迷うところだけど、ゲームに慣れないうちは主人公のHPや攻撃力のアップがオススメ。
というのも出現する武器はランダムなので、強化した武器が必ず出るとは限らない。また、武器の強化でアップするのは武器の使用時間であって攻撃力ではない。
死なないようにするためにはHPを伸ばした方がいいし、敵を破壊しやすくするには主人公の攻撃力をアップしたほうが効果がある。なので、ゲームに慣れないうちは、主人公のHPや攻撃力を優先したほうがいいぞ。