バーニングファイト アケアカNEOGEO

いま、ネオンきらめく街で、日米の正義と悪が激しく火花を散らす！

「バーニングファイト アケアカNEOGEO」は1991年にSNKからリリースされたベルトスクロールアクション。

圧倒的な支配力で暗躍する巨大シンジゲート。今、卑劣なる悪の組織と三人の刑事が熾烈な戦いの火蓋が切って落とされる！

「これ以上、奴らをのさばらしておく訳にはいかない。」男たちの戦いに終わりはくるのだろうか！いやーこのコテコテ感！

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SNKのサイドビューの格闘アクションゲーム

仮想パッドで移動し、パンチやキック、必殺技を使って敵を殲滅していく。なぜか大阪が舞台というのが最大のツッコミ所だ。

免職覚悟で挑んでいるため、街を破壊したり凶器攻撃を使ったダーティー・アクションも可能だ。いいのか。

刑事なのに店を強奪もできてしまう。全5面。ボスキャラは今だったら一発アウトのバカキャラばかりだ！

「バーニングファイト アケアカNEOGEO」の特徴はSNKらしいコテコテな悪ノリ

言葉を濁さず言ってしまえば「ファイナルファイト」の強い影響化にあるゲームだ。タイトルからして似てるし。

だが、大きく勘違いした「大阪」を舞台にした空気がヤバい。いい意味でも悪い意味でもSNKテイストがサクレツしている。

頭悪いキャラ、破壊しまくれるオブジェ。鎖マンをはじめとしたヒャッハーなキャラ。世紀末都市、大阪が燃える。これが90年代のアーケードゲームだ。

ゲームバランスは正直劣悪笑

何を隠そう、高野は20年来のSNKファンだ。ネオジオフリークを毎号読み、ネオジオCDのクソ長いローディング時間にも耐える熱い愛を持っている。

そんな僕でも本作のゲームバランスは雑！と言わざるを得ない。起き上がり後の無敵時間が存在しないのですぐボコボコにされてしまうのだ。

そのツッコミどころも含めて笑えるのがSNKといったところか。大阪で大暴れしまくるベルトスクロールアクション。それだけで一本、勝負ありだな…。

ゲームの流れ

893やチンピラが魍魎跋扈する日本の歓楽街！B級映画感満載！

一部ではRTAが盛んで不思議な人気を誇っているらしいぜ。

 

大阪を舞台に、アメリカと日本の刑事コンビがヤクザと戦うハリウッド映画「ブラック・レイン」が元ネタなんだろうか。

観たことないけどたぶん面白いだろうな。午後ローとかでやらんかな。

 

2面中ボス「トム・アンダーソン」。

「イチバーン!」と叫びながらアックスボンバー！ハルク・ホーガンというかネプチューンマンと言うべきか。今ならアウトだな…。

 

ゲームバランス崩壊してるぜ！笑えるくらいによ…

だが、移動式エレベーターやボスの造形などで、不思議と退屈さはない。コンティニューし放題だしね…。

 

ドスを持った極道の女がボス！マタンカイ！変なボイスも抱腹絶倒。

これくらい吹っ飛んだ大阪は「初代熱血硬派くにおくん」くらいしかないんじゃないか…？知ってたら教えてください。

「バーニングファイト」の序盤攻略のコツ

オススメのキャラはビリー。なぜならキックが強いから笑。

ってなわけでボコボコにされつつ、道中のオブジェを破壊し、店を強奪し、アイテムを拾いつつ悪を駆逐してくれい。

アケアカシリーズ共通の仕様だが、外部コントローラーを用意すれば快適に遊べるし、協力プレイも可能。だがフレンドリーファイアには気をつけてくれよな。

つーか難易度高すぎ

ぶっちゃけ、仮想パッドではA＋Bのメガアタックも出しづらいしこの熾烈なるバーニングファイトを生き延びるのは難しいだろう。

だが案ずるな！そこはどこでもセーブ・ロードできるしコンティニューし放題のアケアカネオジオ。いまこそ奇想天外摩訶不思議な演出の数々を見届けよう！