雨天都市
Kaiji Mizutani
タップ系カジュアルゲーム
基本プレイ無料
雨の夜。遠くに見えるは摩天楼。徒然なるままに夜釣りを楽しむ、風情溢れるドット絵釣りゲーアクション。ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
大都会をバックに、夜釣りをするなんて粋じゃないか。
「雨天都市」は夜の都会で釣りにいそしむ釣りゲーアクション。
夜。雨の中。なぜか延々と釣りをしていく。簡単操作で魚を釣り上げ、稼いだ金で釣り竿をアップグレードさせていこう。
シンプルな釣りゲームです
画面に「!」が表示された瞬間、タッチすれば魚を釣れるシンプルの極み釣りゲー。
160種類の魚をコンプリートするのがとりあえずの目的だ。稼いだ金で竿のレベル上げをすれば魚の売値が上がり、釣れる魚(や海藻)の種類も増えていく。
「雨天都市」の特徴は雨の夜釣りという静かなる世界
表情も伺えない主人公が延々夜釣りをする中、堤防の奥に観える、真夜中の都市。
BGMは雨の音だけ。操作はタッチするだけ。セリフ一つないゲームに、物語を感じ取ってしまう。このすべてを廃した、ミニマルな演出手法よ。すごい。
極限までそげ落とされた演出が光る
このゲームは作者が「最初に作ったアプリ」だという。コンセプトから漂う、ただならぬ素質、光るものがある。さながら街の灯りのように。
魚の名前だけでもいい。図鑑的な要素だけでもあったらコンプリート欲が満たされると思うのだが、演出を削ぎ落としたからこそ妙な感慨があるのかもしれない。
ゲームの流れ
実際にする場合は防寒対策と灯りなど万全の準備をしてってくださいね。
「!」が出た瞬間にタップ!
最初は海藻などしかひっかからないが、だんだんレベルアップすると凄まじい価格の魚が釣れることも。
目指すは魚のコンプリート。このドット絵は手打ちなのだろうか。よい。
だからこそ、図鑑のような機能があったら嬉しいと思った。図鑑があるゲームはいいゲームだと、攻略本を読んで育った世代として何度も書き続けていきたい。
竿のレベルを上げ、魚の種類を増やすと、高級魚も釣れるようになる。
また、魚を高く売れるアップグレードもある。どちらもかなり強力。
しかし、なんともシンプルなゲームだ。
だからこそ釣りをしてる時の、奇妙で冷静な高揚感のようなものを再現できているような気もする。
「雨天都市」の序盤攻略のコツ
とりあえず魚を釣りまくり、金を集めて竿をアップグレードだ。それに尽きる。
「釣れるサカナの種類」を先に増やしたほうがコンプリートが捗るのと、高級魚が釣れる可能性も出てくるので優先してアップグレードしたほうが楽しいんじゃないかなあ。
画面を連打しまくれば釣りを自動化できる
実は!というより皆さんもお察しの通り、画面を連打しまくれば簡単に釣れる。
だがそれは本作のコンセプトから外れる、面白みを著しく失う行為のような気がする。「!」が表示される刹那の見切り、魚との駆け引きを味わってくれい。