少女と宇宙の物語 Milkmaid of the Milkyway
GRAVITY GAME ARISE Co., Ltd.
脱出アドベンチャー
ドット絵で描かれるノルウェーと、予想のつかない物語。多数の賞にノミネートされたアドベンチャーが日本語対応して登場ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。
これが本当に自分が望んだ人生なのだろうか
「少女と宇宙の物語 Milkmaid of the Milky way」は1920年代のノルウェーを舞台にしたドット絵の謎解きアドベンチャー。
ひとりで農場を切り盛りする若き女性は、変わらない(そしてどこか平凡な)日常を送っていたが…不思議な出来事が起こっていく。
やわらかい雰囲気のビジュアルとBGMだけじゃなく、想像の斜め上に進むストーリーにも注目してほしい。
典型的な謎解き脱出アドベンチャー
2017年、「SPILLPRISEN GAME OF THE YEAR」「GAME OF THE YEAR SMALL SCREEN」の二冠に輝き、多数のゲームアワードにノミネートされたインディーゲームが日本語に対応。
いわゆるポイント&クリック・アドベンチャーで、主人公をタップやクリックで操作して、移動や画面内のオブジェクトを調べて物語を進めていく。
しかしこの子、足が早い。100m5秒くらいで走る。移動が苦じゃない!
「少女と宇宙の物語」の特徴は雰囲気だけで終わらない展開
本作はMattis Folkestad氏がストーリー・ビジュアル・サウンドにいたるまで、ひとりで開発されたという。
のどかな雰囲気とレトロなビジュアル。それだけで終わらない展開に要注目だ。
BGMも美しく、いつまでもこの世界にいたいと思いスマホの通知をオフにしてしまった。
しかしこの主人公、超足が早い!タップして移動するときの移動速度が激速で、この手のアドベンチャーの重さがなく、ついつい世界を探索してしまうのだ。
日本語翻訳もばっちり。操作性は改善希望
移動のテンポがよいぶん、アイテムの使用方法が長押しタップ後スワイプとなっているところがきになった。
日本語翻訳されたテキストもいいので、色々なところでアイテムを試したいのに、いちいち長押ししなくちゃいけないのは、没入感をわずかながら削がれてしまい、大変もったいなく感じてしまった。
とはいえ、テキスト、グラフィック、BGM。なによりストーリー。どれも魅力的な作品には間違いなく、最後まで遊びたいと思わせてくれた。
ゲームの流れ
スカンディナヴィア半島西岸。ノルウェーが舞台。北欧神話。サウナ。メタル。憧れは無限にある国だ。
僕らは1929年のノルウェイの山間部についてあまりにも知らない。つかみは十分だ。
画面内のオブジェクトをタップし、クリックして移動&探索。
持っているアイテムを画面内にドラッグして事態を解決していこう。
この映画的な字幕の表示も嬉しい。
海外のゲームで改行やフォントに違和感をおぼえてちょっとハードルがあがることってけっこうある。
決して順風満帆に過ごしてきたわけでないことは日記からも伺える。
物語を深堀りするために是非一読されたし。
しかしダイナミックに躍動する少女の走りっぷり!
動画のほうにも収めたのでぜひ確認してくんなもし。
「少女と宇宙の物語」の序盤攻略のコツ
序盤はちょっと迷うかもしれない。まずは牛たちを放牧し、薪を乾かそう。遠くに墓碑があるような山が見えるはずだ。タッチすると凄まじいスピードで走り出すぜ!
しかしそっからも前途多難だ。煙突を治すために石を探したりチーズをつくるのも一苦労。ただのほのぼの牧場作業ゲーだと思うと急展開するぜ!
iPhoneユーザーは要注意
なお、ホームボタンがないiOS端末ではアイテムをドラッグするのが難しいこともあるようだ。
その場合は、画面上の一部の判定を無効にできる機能である「アクセスガイド」をONにし、「ホームバー」の影響を受ける範囲を選択して無効にすると、アイテムをスワイプできるようになる。