A Musical Story
Digerati Distribution
オリジナル楽曲収録の音ゲー
Android:580円
このビジュアルは衝撃。1970年代のサイケデリックな音楽で彩られるアートフルなリズムアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
トリッピーなビジュアルの音ゲー・アドベンチャー
「A Musical Story」は、1970年代をモチーフにしたリズムアクション・アドベンチャー。
事故で重傷を負った主人公。昏睡中の彼の、ロックバンドを組んでいた頃の記憶を、楽曲を演奏する形で回想していく。
叙情的な物語にマッチしたサイケデリックなBGMと美しいグラフィックが魅力だ。
サイケデリックロックを体現するグラフィックとストーリー
音楽に合わせてリズミカルにボタンを押して、主人公のガブリエルの記憶を呼び覚ましていくリズムアクション。
幕間のストーリーが手書き風の叙情的なビジュアルで描かれる。
言葉はほぼ用いられず、音楽と映像で物語を表現している。26曲のサウンドトラックを追い、なぜ主人公が事故に遭ったのかを解き明かそう。
「A Musical Story」の特徴は出色のストーリー演出
音ゲーに歴史あれど、70年代の音楽を題材にした作品は珍しい。弾きまくるギターに「ウンジャマラミー」を思い出す人もいるかもしれない。
ジミ・ヘンドリックスなどが活躍したあの狂騒の時代を、美しく作り込まれたアートスタイルで描いている。ギタリストでもある自分からもオススメしたい。
レトロな音楽を載せたからこそ斬新に映える映像
円盤状に置かれたキューに合わせ、画面の左右をタップし楽器を演奏していく。
リズムアクションとしてはかなりシンプルで、複雑な操作はないが、サイケデリックな映像表現やストーリーを楽しませることを第一としているのだろう。最後まで遊びたい。
ゲームの流れ
昏睡状態の男…。なぜ。言葉なく綴られる物語がはじまる。
音楽と共に男の記憶を振り返っていく。
リズムにのり左右をタップするシンプルなリズムアクション。
たまに長押しする必要があるが特に説明が必要な動作や不具合はなし。
フランスの独立系開発会社Glee-Cheese Studioのゲームデビュー作。
70年代っぽくないサウンドの時もあるけどご愛嬌というものか。
色彩が少ない手書き風のグラフィックは出色の出来といえるだろう。
このセンスだけでも有料アプリを購入した甲斐があったというもの。
サイケデリックなフェスで盛り上がるバンド。
彼らの冒険はどうやって終わりを告げるのか…。つい進めたくなってしまう。
「A Musical Story」の序盤攻略のコツ
ビートを感じながら左右をタップし、長押しを決めていこう。オルガンやギターといったフレーズをよく聞くのが大事だし、ほぼすべてといってよい。
アシスト機能を使うこともできるが、そこまでリズムアクション部分は難しくはない。あくまで演出のほうを楽しんでほしいということなのだろう。
やりこみ要素として、すべての曲を完璧に演奏すると、隠された章が解放されるらしいぜ。腕に自身あるプレイヤーは挑んでみてほしい。
音楽をでかい音で聞こう
この手の音楽ゲーをやるときはやはりヘッドホン、イヤホンなどを使ったほうが臨場感が高まるというものだ。ひと手間だが用意することをオススメする。
最近、骨伝導イヤホンを導入したがこれ非常にオススメ。ちょっと低音が弱いし通勤中だと隣の人に音漏れするらしいんだけどねェ。