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他人の記憶しか持たない彼は「自分」を探して街に出る。
「PARQUET」は美少女ゲームブランド、ゆずソフトがてかげる全年齢向けノベルアドベンチャー。
脳と機械を繋ぐ技術「Brain-machine Interface(BMI)」。人の記憶をデータ化できる世界で、複数の人間の記憶を混ぜ合わた主人公は「自分」を探すため街に出る。
そして、二人の少女との生活が、大きな変化をもたらしていく。いつになくシリアスな雰囲気だが…。
秘密を抱えた3人、「彼」と「彼女たち」の同居生活
テキストを読み進めていくノベル形式のアドベンチャー。ヒロインの声はフルボイスで描かれ、難しい操作なくストーリーに没入できる。
猫っぽい「茨木リノ」朗らかな「城門ツバサ」。二人のヒロインも魅力的だ。
「PARQUET」の特徴はテンポよく進むストーリー
ゆずソフトの全年齢向けブランド「ゆずソフトSOUR(サワー)」の デビュー作。テンポよく進む冒頭の日常パートは、短編小説的で一気にクリアできるかもしれない。
18禁ゲームじゃなくなり、恋愛のようなシーンはかなり抑えられているが、キャラの魅力・存在感は流石だ。個人的にはSF的な設定をもっと活かして欲しいと思ったかな。
従来の美少女ゲームよりボリュームは少なめ
フルプライスの作品より価格を抑えてあるため、ボリュームも控えめだ。ヒロインの分岐などもなく、完全な一本道となっている。
本作は体験版的なポジションであり、最後まで遊ぶには課金が必要。動作確認できて序盤で気に入ったら購入を検討するといい。美少女ゲームの未来のためにも。
ゲームの流れ
冒頭。主人公が生まれたシーンが描かれる。
ちょっと長いけど我慢してみよう。美少女ゲームオープニングのお約束だ。
朴訥として無口な主人公。
最近は男キャラも、プレイヤーに好かれる魅力もある気がするんだよな。
てなわけでオープニングムービーだ!
主題歌もあるぞ。刮目せよ!耳をすませ!
どっちのヒロインもかわいい。決して泥沼の恋模様とかにはならなそうなので安心してくれ。
会話中も表情が変化するのもまたいい。
いやー、ネタバレしないでレビューを書くというのは難しい。
というわけでよさげなスクショ多めでお送りいたしました。
「PARQUET」の序盤攻略のコツ
選択肢はなく、ノベルを読み進めるだけなため、難しい操作は要求されない。オプションで速度などを調整しておこう。
強いていうならば、この手のゲームはきちんとこまめにセーブをとったほうが、美しいシーンや言葉を追体験できるので便利かと思う。
課金要素について
本作は序盤以降は課金要素となっている。すべてのエピソードを一気に開放するほうが若干お得だ。PC版よりも安い。
ゲームの特徴のセクションでも書いたが、本作はボリュームはそこまで大きくないので、気に入ったら一気に買ってしまってもいいと思う。