Brave Cano(ブレイブカーノ)
Line Games
横スクロールアクションRPG
Android:580円 iOS:610円
懐かしいRPGらしさと、異国情緒ある世界観。少年の成長を描いたシングルプレイのアクションRPG!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
虚勢を張ってばかりだった少年が、真の英雄に生まれ変わる
「Brave Cano」(ブレイブカーノ)は、LINE Gamesが手掛ける、どこか懐かしいアクションRPG。
退屈なほどに平和な村で、冒険に憧れる主人公。そこに一隻の船が流れ着いたことで物語は大きく動き出す。
オリエンタルな世界観やアニメ調のキャラクター、テンポよい物語が心地よいRPG。日本の「王道」とはちょっと毛色の違う物語を堪能してみてはどうかね?
シングルプレイのアクションRPG
2Dのフィールドを仮想パッドで移動し戦うアクションRPG。バトルや買い物は同一のフィールド内でシームレスに行われる。
広告もアプリ内課金、オンライン要素もなく、最後まで一人で遊べるようになっている。昔ながらのRPGってわけだね。
Brave Canoの特徴はRPGらしく、そして日本のRPGっぽくない不思議な雰囲気
「規模は小さくても、必要な要素がすべてつまったRPG」と銘打たれるように、アクション要素がもたらす戦略性やスキルのアップグレードなど、一人で遊ぶゲームの楽しさをきちんと楽しめた。
ストーリー描写に力が入っており、ステージをクリアするたびにテンポよく物語が進む。家庭用RPGのようなプレイフィールを追求したスマホゲーは筆者の大好物だ。
また、町の住人などのNPCがモンスターに攻撃されたり戦ったりと、デフォルメされたキャラが表情豊かにアクションをするのが見てて楽しかった。
登場人物のヤンチャな台詞回しに注目
やや翻訳独特のクセがある日本語だが、概ねローカライズは良好。やんちゃな主人公の心情描写がきちんと描かれてるのには感服した。
個人的には会話の最中にモンスターに攻撃されたり、たまりづらいコインが時間経過で消えてしまうのは、2021年にしては不親切に感じてしまったが、最後まで遊びたくなるような序盤で掴みは良好だぜ。
ゲームの流れ
切り絵風のオープニング。反骨精神旺盛な主人公がヤンチャでいい。
「ブレイブジョン」と世界観を共有するタイトルとのこと。不勉強で申し訳ない。
文明未発達の地に突如たどり着いた大型船。物語は動き出す。
この3DS感というべきグラフィックも、いつか懐かしくなるのだろうか。
懐かしいRPGらしさがあるいっぽうで、世界観もキャラのつくりも、日本の王道RPGとは毛色が違う。
この2要素のぎこちなさが、本作の独特の雰囲気を醸造しているのだと思う。
レベルアップや武器防具を買い換える時の気持ちよさ、あたらしい技を覚えた時の万能感。
そういった気持ちよさがきちんとあるのは素敵だ。ただ、デカいやつの攻撃をくらうと一撃で死ぬ。
「アナザーエデン」「オクトパストラベラー 大陸の覇者」のように、スマホでもストーリーや世界観で魅せ、エンディングが用意されているRPGも存在する。
僕はそういうゲームが大好きだし、本作もその系譜だと思う。
Brave Canoの序盤攻略のコツ
一本道のゲームだが、回復手段であるポーションを使うタイミングだったり、スキルでうまく敵の攻撃を回避するかで勝敗は変わってくる。
特に序盤に登場する大型の敵は攻撃力が高いので予備動作が見えたら「回転」でうまく回避するようにしよう。
武器防具を買い替えるときって一番楽しいよね
集めたコインでなるべく武器防具やスキルはアンロックしておくようにしておこう。どんどん強くなっていく過程こそRPGの醍醐味よ。
ちなみに画面が暗転して動かなくなることがあったので、そういう場合はアプリを再起動すればいい。幸いオートセーブに対応している。
あとはポーションはちゃんと毎回買ってたほうがいいと思うよ。敵の攻撃力高杉。