少女首領の推理領域 -黄金島の密約-

マフィアのボスである父の死の真相をさぐれ。

マフィアが支配する島で、少女の危険な謎解きが始まる―

「少女首領の推理領域 -黄金島の密約-」は大西洋の諸島を舞台にしたミステリーアドベンチャー。

マフィアのボスである父を殺された主人公・リサは事件の真相に迫るため、その跡を継ぐ…。

「ゴシックマーダー」に続く、オレンジのロマンティック・ミステリー第2弾。耽美なキャラが織りなすストーリーを楽しめる。

「神宮寺三郎」シリーズのスタッフが送る謎解きアドベンチャー

逆転裁判のようなバトル風推理。

テキストを読み進め、様々な場所を調べ、集めた情報を元に推理していくアドベンチャー。

ノベルゲームのようなストーリー演出と、プレイヤーの推理力が問われる謎解きパートを両方楽しめる。

選択などで物語はいくつものエンディングに分岐していく。体験版となる本作では無料で第一章を試遊可能。

「少女首領の推理領域 -黄金島の密約-」の特徴は丁寧に構成されたストーリーと謎解きパート

なんともイケメンなマフィアのみなさま。

本作を手掛けたのは「探偵 神宮寺三郎」シリーズ、「イヌワシ」など数多くのミステリーADVを制作したオレンジ。

物語の起承転結が丁寧で、マフィアや刑事のキャラクターも引き立っている。女性のキャラも嫌味じゃなく、往年の少女漫画のような雰囲気でよい。

操作性はよく、謎解きの難易度もほどほど

「メモリー」をヒントに謎を解こう。

操作はタッチ＆クリックだけでできる簡単なもの。チュートリアルも親切だし迷うことはないだろう。

乙女ゲームのような雰囲気は、好みが分かれるところかもしれないが、謎解きはほどよく歯ごたえがあり、ストーリーのアクセントになっていた。

ゲームの流れ

操作方法は非常にシンプル。ちなみにボイスはなし。

この主人公のリサちゃんの肝が座ったキャラクター、嫌味がなくてよい。

次々と現れるマフィアたち。だいたいイケメン。

この島は４つのマフィア組織に牛耳られており、それぞれの協力なしには例え警察でも事件の調査をするのは難しいといった事情があるってわけ。

物語を読み進めるだけではなく、洞察力を要求される謎解きを両方楽しめる。

ここらへんは「神宮寺」シリーズから受け継がれたミステリーADVの遺伝子なのかもしれない。

地図で移動したり証拠を見つけたりする要素もあってダレずに進む。

時に証拠を武器にマフィア達と渡り合い、時にボスとして守られながら行く先に待ち受けるものは…？

選択肢が頻繁に登場し、謎解きが多いのが本作の面白さ。

あと、序章無料の買い切りだから、シナリオを見るのにスタミナ制とかがないのはやっぱりストレスなくていいね。

「少女首領の推理領域 -黄金島の密約-」の序盤攻略のコツ

Qはクイーン、Kはナイト。Pはポーン。ダイの大冒険で覚えたぜ。

話を読み飛ばししなければ序盤の謎解きは、さほど難しくない。お察しの通りお父さんはマフィア。でもいいやつ。そして死ぬ。

推理する際はスライドすると下にまだ項目が残っている場合があるのと、メモリーをタッチしてそこから進展する場合があることを覚えておこう。

課金要素について

そういやアイコンにもなってるのにメインキャラの画像貼りそこねた。

本作は章ごとの買い切り型になっており、5章構成のうち1章が無料で遊べる。

2～3章、4～5章はそれぞれ税込み600円となっている。世界観にハマったら最後までのプレイをオススメしたい。