Samorost 1（サモロスト1）

今もって異質なグラフィック。このドキドキ感をシェアしてえ。

不思議な惑星を冒険するアート・アドベンチャー

「Samorost 1」（サモロスト1）は宇宙ノームが活躍する幻想的なSFアドベンチャー。

あの「Machinarium」を手掛けた「Amanita Design」の初期Flash作品がリマスターされて登場！

緻密なグラフィックと予想外の展開の連続。困惑しつつ、魅せられるこの高鳴りをなんと呼ぶ。

三部作の『サモロスト』シリーズの第1作

これ、大学の卒業制作なんだって。天才っているんだな。

ポイント＆クリック方式で物語を進めていく探索式アドベンチャー。

アート作品の如く緻密かつ異質なヴィジュアルが最大の特徴。クリアまでのボリュームは短めだが、無料で最後まで遊べちゃうぜ。いいのか。

Samorost 1（サモロスト1）の特徴はアーティスティックなビジュアルと実験的精神

愛嬌があるけど、どっか怖い。そんな不思議な感覚。

チェコの首都、プラハのAmanita Designが手掛けた初期作品。今なおまったく色褪せない不思議な芸術体験だ。恐ろしい気もするし、懐かしい気もする。

ちなみに「サモロスト」とは、チェコ語で「切り株」のことだそう。どういう意味かは、クリアして確かめてくれ。

雰囲気バツグン！なお難易度は低め

ガンギマってないとつくれねーんじゃねーかこんなの。

言葉もほぼないし物語も曖昧。だが、それでいて想像力の範囲の外に展開していく物語。ヒントすらないが、だからこそストーリーが進んだ気持ちよさは無類である。

この異質さは、違う常識、倫理が展開される別次元を見事に表現している。雰囲気ゲー？そういう便利な言葉に頼ってると語彙が減ってきますよ！ハイ…がんばります。

ゲームの流れ

むかしむかし…とある所に…いったいどうやって作ったんだこのグラフィック。

写真なのか？絵なのか？CGなのか？とにかくスゲーのだけは伝わるぜ。

何をしてるのかわからないかもしれないが、画面右にいるウォーリー的な宇宙ノームが主人公。

衝突しようとする小惑星に乗り込んだんだけど、そこには…。

とにかく怪しいところをタップしまくってくれい。

各ステージは縦に長いのでスライドで移動するのも忘れずにね。

なんだろうこの異質なグラフィック。

ラブデリックとかラスティレイクとか好きな人。いるでしょ？そういう人に届いてくれ。

2003年のゲーム。iPhoneもない時代の作品だがまったく色褪せない。

ゲーム内容はポイント＆クリックの脱出ゲームみたいなもんですな。

Samorost 1（サモロスト1）の序盤攻略のコツ

しかしこの人ヤバすぎワロタ。

オープニングから謎解きだ。まずは展望台をクリック…いやタッチ。困ったらとにかくいろんなところをタッチだ。

変なおっさんのパイプをふかし、リフトを修理し、立て札を修理し、住人をどかしたらスキーでGOGO！…これで伝わるかどうか心配だ。

気に入ったら続編もチェックしてみて

「CHUCHEL」（チェルチェル）「Pilgrims」「Creaks」なども要チェックや。

本作「1」はボリュームが少なめなので、気に入ったら続編の「サモロスト2」「サモロスト3」もチェックしてみてくんなまし。安いぜ。

個人的にこのメーカーで一番衝撃を受けたのは「Machinarium」なんだけど、あれはちょっと難易度高めなのよね〜。これからも追い続けていきたいぜ。