The Oregon Trail(オレゴン・トレイル)
Gameloft SE
育成シミュレーションゲーム
AppleArcade (月額900円 初月無料)
開拓者となって西部を目指せ!累計6500万本以上を売り上げた歴史的ゲームが現代的になって登場!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
オレゴンへの旅で、待ち受ける試練や苦難!
「The Oregon Trail」(オレゴン・トレイル)は、西部開拓時代のアメリカを題材にした冒険シミュレーション。
開拓者として、同行者や荷馬車に積む物資を選び、予期せぬ過酷な試練に立ち向かっていく。
吹雪、骨折、ヘビ、飢え、赤痢やコレラ…。襲い来る自然の脅威と戦いながら、冬が来る前にオレゴンにたどり着こう。
開拓者のリーダーとなって、西部を目指すシミュレーション
荷物や同行者を選び、限られた資源で無数のイベントをこなしながら、オレゴンまでの過酷な道を進んでいく。
イベントは非常に豊富。時には狩りなどのミニゲームが発生したり、病気や過酷な天候の対策を強いられることも。美しいグラフィックとBGMにも注目してほしい。
1974年に発売され、6500万人がプレイしたというゲームが現代に復活。日本での知名度は少ないが、どんなゲームか、この際とくと味わおうじゃないか。
※本作品はAppleArcades対応ゲームであり、月額600円のサブスクリプション課金が必要となります。
「The Oregon Trail」の特徴は過酷極まりなイベントの数々
オレゴン・トレイル。それは過酷で危険な旅程で知られる街道だという。本作は死にゲーかというくらい、容赦ない「死」と立ち向かわなくてはならない。
容赦ない事故と天災。キャラは次々と赤痢やコレラになる…。金も資材も不足。何度も繰り返しプレイし、最適な生存方法を模索していく。
遊んでいる感覚は、ローグライクRPGをやっている感覚に近い。こっちは襲い来る脅威に対して、基本的に戦うすべはないのだけれど。
ゲームロフト謹製の現代的演出
しかし、西部開拓時代の雰囲気を見事に描いたグラフィックとBGMが見事だ。「レッド・デッド・リデンプション」とかを思い出す人もいるのではないだろうか。
とはいえ、意図的なのかステータスがどういうパラメータなのか説明不足でとっつきづらいところもある。
だが、その手探り感こそが「フロンティア・スピリッツ」なのではないだろうか…?いや、でも演出面が現代的になるだけで、シビアさをそのままにしたのはいいチョイス。
ゲームの流れ
頼りになる先輩のおかげで街にたどり着いた一行!さあ、冒険者を選べ。
ちなみにその先輩はコレラになるというオープニングの演出がエグい。
休憩や食事は大事だ。各キャラのステータスを常に把握し、最適な行動を取る必要がある。
戦闘こそないが、この緊張感がある展開は非常にスリリング。
歴史を学ぶというストーリーと、限られた資源でどうリソースを管理するか。
そういった教育的な側面も、人気になった一因なのかもしれないな。
毎回プレイしても新しい冒険になる。死ねば死ぬほどゲームがうまくなる。
そういう意味では、本作はローグライクゲーと感覚は近い気がした。
たまに日本語翻訳ができてない箇所もあるけど、概ねプレイには障害なし。
人を選ぶゲームだとは思うが、僕はこういう挑戦的なゲーム、好きだな。
「The Oregon Trail」の序盤攻略のコツ
とりあえず最初の街では限度ギリギリまで薬や服、できたら銃弾を多めに仕入れておこう。じゃないと、冒険者と交渉するときに物々交換できなくなるからだ。
偉そうに「攻略のコツ」なんて言えない新米冒険者だが、物資不足で死にまくった身として伝えられることはある。
あとは、長生きしたいだけならまずは時間をかけてでも危険を回避しよう。とはいえ、それだと冬までにたどり着けない可能性も高いのだが…。
各キャラのステータスを吟味しよう
各キャラには得意分野があり、様々なイベントでステータスは上昇・下降していく。
生命力や空腹、清潔度はもちろんだがそこもチェックできるようになればいっぱしの冒険者だ。たぶん…。
しかし、どうしようもない時もある。運に身をまかせないといけない時もある。スマホはおろか、車もない時代のお話なのだから。
休息をとれば川の流れや深さが変わるときもある。無力さを超えて、無数の死の果てに、フロンティアを目指せ。