Spelldrifter(スペルドリフター)

Spelldrifter(スペルドリフター)

パブリッシャー Free Range

ジャンル ターン制ストラテジーゲーム

コマンド=カード!デッキを作ってバトル!カードバトルゲームの中毒性を備えたターン制ストラテジー

ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)

※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

Spelldrifterのレビュー画像

バトルコマンド=カード!カードを集めてデッキ構築し、バトルへ挑む。

デッキを構築しカードで戦うターン制ストラテジー

「Spelldrifter(スペルドリフター)」は、デッキ構築型カードゲームの要素を取り入れたターン制ストラテジー

基本的なシステムは、ターン制ストラテジーに準拠。マス目で区切られたフィールドでユニットを動かしてバトルするというもの。

その上で、コマンドの部分がカード化されている。カードデッキを構築してバトルにチャレンジ!

どんなデッキを作るかという戦略性と、ターン制ストラテジーならではの戦術の妙頭脳プレイをじっくり堪能できる作品だぞ。

タップでユニットを移動!カードを選んで攻撃

Spelldrifterのレビュー画像

タップで移動し、カードを選択。カードのコストによって行動順が変化する。

ユニットのターンにできる行動は2つ。ユニットの移動カードの使用

移動は、ユニットをタップで選んだ後、移動先をタップすることで行える。

カードは、画面下のリストからタップで選択。拡大表示されたカードを再度タップすることで使用できるぞ。

なお、カードにはコストが設定されており、コストは待機ターンを意味している。つまり、コスト3のカードだったらそのユニットの次の行動は、3ターン後に回されるということ。この特徴をよく理解した上でカードを選ぼう。

じっくりプレイできる月額制!日本語にやや難あり

Spelldrifterのレビュー画像

バトルでカード獲得。AppleArcade作品なので課金購入は用意されていない。

本作はAppleArcade作品としてリリースされている。月額制で、追加課金なしにじっくりソロプレイを楽しめるぞ。

ただ、2021年4月現在、日本語翻訳に難があり、メッセージ内で日本語が表示されない部分がある。前後の言葉からなんとなく意味はわかるのだが、雰囲気が壊れるので早くアップデートしてほしいところ。

「Spelldrifter」の魅力はデッキ構築の戦略性とカード使用の戦術性

Spelldrifterのレビュー画像

バトルに参加するのは3ヒーロー。デッキはそれぞれのヒーロー毎に構築する。

手持ちのカードを元に、立ち回りを考えてオリジナルのデッキを構築するのは、トレーディングカードゲーム(TCG)の醍醐味。デッキを考えているだけでも、あっという間に時間が過ぎてしまう時間泥棒的な楽しさを持っている。

また、マップ上で敵の動きを伺いつつ、対抗手段を考える戦術性は、ターン制ストラテジーの醍醐味。

そんな2つの醍醐味をいっぺんに味わえるという点が、本作の魅力なのだ。

奥深い戦術性!カードの連携を考慮した立ち回り

Spelldrifterのレビュー画像

攻撃と防御が両立できる「ガードストライク」。「愚弄」との連携が強力。

TCGで重要なのが、カードの持つ効果を連携させること。いわゆるコンボ。

もちろん本作でも同様で、マップ上を移動しつつ、いかにカードを連携させるかが勝敗を左右する。

たとえば「ガードブレイク」のカードは、攻撃と同時にダメージを軽減してくれるアーマーを獲得するという効果。

この「ガードブレイク」と同時に、敵の攻撃を自分に引き付ける効果を持った「愚弄」を使えば、その間HPの減った味方を回復したり、次のターンへの布石を準備したりといったことができる。

ターン制ストラテジーの立ち回りにカードの連携要素が融合することで、より奥深い戦術性が楽しめるのだ。

連携を考慮したデッキ構築!時間泥棒な中毒性

Spelldrifterのレビュー画像

デッキの構築は一般的なTCGと同様。カードが増えてくると面白さが増す!

カードを連携させるなら、お目当てのカードは高確率でドローしたい

そこで重要なのがデッキ構築。デッキ内にお目当てのカードが多数あれば、それだけドローする確率はアップする。

とはいえ、他にも必要なカードはあって、あれもこれもデッキに入れたい。でも、デッキ内のカードがバラつけば、お目当てのカードを引く確率は減ってしまう…。

あーでもない、こーでもない、そんなジレンマに悩みながらデッキを作っていくのが楽しい!時間がいくらあっても足りないぜ…。

ゲームの流れ

Spelldrifterのレビュー画像

まずはチュートリアル的な「プロローグ」をプレイ。デッキ構築はできず、ルールを学びながら、徐々にカードが増えていく。

チュートリアルとはいえ、4キャラ分用意されていて、結構長い。1時間弱くらいかかるだろう。

Spelldrifterのレビュー画像

ステージ間にはキャラクターの会話劇によってストーリーが語られていく。

一応日本語化されているものの、ところどころ文字が□になっていたり、セリフによっては全文英語になっていたりと、不完全。ただ、前後の流れから何を言っているかは大体分かる…。

Spelldrifterのレビュー画像

画面左下にあるカードが手札。使うとそのカードはなくなる。画面右側にあるのが装備中のカード。こちらもタップで使うことができ、使用回数がゼロになると消費してしまう。

カードによって、使用した瞬間効果が発動するものと、一定ターン後に発動する者、一度装備してから使うものなどの種類があるぞ。

Spelldrifterのレビュー画像

設定された目的を達成すると、ステージクリア。たいていのステージでは、敵を全滅させるか、ボスを倒せばクリアとなる。

チェストから新カードをゲットしたぞ…!

Spelldrifterのレビュー画像

チュートリアルが終わると、いよいよ本編スタート。本編もチュートリアル同様、マップ画面からステージを選んでバトルに挑む。

もちろん、本編ではデッキ編集が可能になる。画面下にある「デッキを編集」ボタンから編集画面に移動できるぞ。

「Spelldrifter」の序盤攻略のコツは必要なカードを手札に集めること

Spelldrifterのレビュー画像

チュートリアルはデッキ構築できないが、考え無しでは勝てない。戦術が重要だぞ。

本作はチュートリアル(プロローグ)が長いと書いたが、長いだけでなく、難易度もそこそこある。特に、チュートリアル最後のバトルは、カードの引き次第では何度かゲームオーバーになるだろう。

そこで、このコツを意識してほしい。それはズバリ、必要なカードを手札に集めるということ!

カードはすぐに使わない!手札に貯めよう

Spelldrifterのレビュー画像

連携に備えて、カードを手札に貯め込もう。カードが揃ったら一気に攻める!

必要なカードを手札に集めるということは、要するにドローしたカードをすぐ使ってしまうのではなく、とっておくということ。

連携させたいカードがそうそう都合よくドローできるわけじゃない。

なので、ドローしたカードをすぐ使ってしまうと、連携の芽を自ら摘んでしまうことになる。結果的に、勝つことができない。

引いたカードは、連携に備えて手札にとっておくようにしよう。

切り札はガンショット!VSエンジニア戦対抗手段

Spelldrifterのレビュー画像

ラストに立ちはだかるエンジニア。引きが悪いとボコボコにされる…。

チュートリアルのラストステージでは、プレイヤー操るローヒン・ギャレットの前にエンジニアという敵が立ちはだかる。ただ、その前にも戦闘を行っているので、ローヒンのHPはそこそこ減っているだろう。

にもかかわらずこのエンジニア、地雷のようなユニットをバンバン召喚するエグさ!ゲームオーバーになっても無理はない。

倒すには、エンジニアが召喚するユニットを無視してエンジニアだけを集中攻撃しよう。この時、有効なカードがガンショット。離れた場所から攻撃できるので、移動距離が最短で済む。

なので、エンジニア戦前にガンショットをドローしても使わず、手札に保存しておくようにしよう。