MO:Astray
Rayark International Limited
アクションパズル
Android:610円 iOS:610円
「DEEMO」のRayark新作。美麗なドット絵とBGMに震える横スクロール謎解きアクション!ダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
細部まで徹底的にこだわりぬいた2Dアクション
「MO:Astray」は美麗なドット絵とダークな物語が映える横スクロール謎解きアクション。
人類絶滅後の世界を舞台に、特殊な能力を持ったスライム状の主人公、MOを操り、「跳ぶ」「くっつく」「乗っ取る」等の特技を使って、異形の敵やトラップまみれのステージを突破していく。
ダークな世界観、断片的に語られていくストーリー、快適なアクションとパズル、適度な難易度。こういうゲームを待ってましたわ。イエーイ。
スライムを操る独特の操作性のアクション
壁や物体にくっつく粘着力や敵キャラの頭にくっつき乗っ取る能力を使った2Dアクション。
また、物語を進めていく過程では、巨大な異星生物やなれ果てたちが操る機械兵器などのボスも立ちはだかる。
「DEEMO」などを手掛けるRayarkの新作だけあって、美麗なグラフィックやBGMは流石のクオリティ。操作性もよく、スマホでも快適に遊べる。オススメ。
「MO:Astray」の特徴は絶妙な難易度とストーリーテリング
美麗なドット絵で語られる、人類崩壊後の世界。ゲームが進んでいくと主人公は少しずつ出来ることが増えていき、巨大ボスなども登場する。
ステージのギミックも豊富で飽きさせず、少しずつ難しくなっていく手法も見事だ。あと、PS4やSwitchなどでリリースされてる作品が、スマホでもストレスなく遊べる操作性なのも嬉しい。
2Dアクションは90年代のものだと思う人もいるかもしれないが、「Celeste」「DEAD CELLS」など…現代にもいい作品がたくさんあるなー。本作もその系譜だと思う。
「ストーリー」という大きい謎も魅力的
ゲームの進行とは関係ないおまけ要素なのだが、「人類のなれ果て」だった敵キャラを乗っ取った時、彼らの生前の記憶を読み取れるのがよい。
バイオハザードの手記のようで趣深い。ここから断片的に語られる人類崩壊の過程。2Dアクションでうまく物語を描写するいい手法だと思う。
若干ジャンプアクションとしての難易度が高いように思ったが、難易度は設定できるので、ムズいと感じたら意地を張らずイージーモードで遊んでみてもいいかも。
ゲームの流れ
画面右を触ってドラッグして照準を出してジャンプする。
移動速度が遅いのでジャンプして移動するほうが早く感じる。ちな照準はオプションで回転方向を変更可能。
難易度は結構高めで「死にゲー」的に何度も死ぬことも多い。
でもコンティニューのテンポが激速なのでストレスなし。よく研究してらっしゃる。
敵の脳を乗っ取ってギミックを動かす。
この謎解きも面白いし、彼らの記憶を読めるのもストーリー好きには嬉しい。
地球外植物に寄生された人類たち。一体何がおこったのか。
そしてこの主人公のMOも何者なのか。うまいね。演出の手法が。
敵キャラ一人ひとりにちゃんとストーリーが用意されている。
陰鬱で悲惨なストーリーでもあるが、だからこそ光の美しさが際立つし、敵たちにも優しいようにも思えた。
「MO:Astray」の序盤攻略のコツ
まずはジャンプ→くっつきに慣れよう。角に張り付けばぐいって登れることや、結構ギリギリ届く範囲もある。
序盤はあと、隠された通気孔を探索することが多い。ノーヒントなのでちょっと気づきづらいかも。敵を乗っ取れるようになる頃には、面白さが加速して止められなくなるはずだ。
オプションから設定をいじると快適に遊べるかも
遊びにくいと思ったらジャンプ方向を変更したり難易度を変更してみるといいだろう。僕は既定の「反転」は正直遊びづらかった笑。
ちなみに隠されたアイテムもあるらしいので二周目も楽しめるはずだ。もちろんヘッドホンなどで美しい音楽を堪能することを強く推奨したい。