メリーオブザデッド
NukadukeParipiMan
ホラーアドベンチャーゲーム
基本プレイ無料
悪夢で見た女・メリーが現実でも迫る!不安感を積み重ねることで恐怖感を表現した正統派ホラーゲームダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
怪談「メリーさん」をベースにしたショート・ホラーアドベンチャーゲーム
「メリーオブザデッド」は、怪談・都市伝説のひとつ「メリーさん」をベースにしたホラーアドベンチャーゲーム。
電話やメールで連絡が来るたび接近してくるという怪異、メリーさん。
本作の主人公・たけしは、この怪談のように、髪の長い女が迫ってくる…という夢を見てしまう。目を覚ましたたけしを待っていたのは、SNSからの通知。そこには、「今、あなたの家の前にいる」とあった…。
仮想パッドで移動・探索!SNSでメリーとやりとり
操作は仮想パッドで行う。十字キーで移動し、調べたい場所で〇ボタン。
アイテムは持っていればオートで使ってくれるぞ。
また、メリーからの通知を確認するには、SNSボタンをタップしよう。
数分でプレイ可能!広告・課金は一切ナシ
本作はアプリ説明欄でショートホラーと書かれている通り、エンディングまでは5分程度。分岐やマルチエンドなども用意されていない。広告や課金なども一切ないので、サクッと楽しむことができる。
「本当にあった怖い話」や「世にも奇妙な物語」などのオムニバスホラーの一話分を見るような感覚で楽しむのがいいだろう。
「メリーオブザデッド」の魅力は丁寧なホラー演出が生み出す正統派の恐怖
本作は超正統派のホラー。グロ演出やビックリ演出で怖がらせるのではなく、不安や違和感を煽る描写を積み重ねることで怖さを演出。
確かにボリュームは少ないが、ホラー作品としての満足度は高い!
積み重ねられる不安と違和感!巧みなホラー演出
不気味な場所とグロいクリーチャーを用意して、あとはひたすら逃げるだけ…というホラーゲームは少なくない。
それはそれでシンプルな怖さがあっていいのだけど、やっぱりホラーファンとしては、怖い雰囲気を積み重ねて、しっかり演出で怖がらせてくれるような作品をプレイしたい…。
本作はそんな希望に応えてくれる。
たとえば冒頭。SNS通知が届くという展開は、怪談・メリーさんをイメージさせる。しかし、メリーさんの告げる名前は主人公のものじゃない。これはどういうこと?と思わず引き付けられる。
そして響く玄関のチャイム。さらに、風呂場に表れる血痕。いきなりの停電…。
本作はこんな風に、違和感や不安を煽る演出を丁寧に積み重ね、怖い雰囲気を作り出しているのだ。
切れ味のよいオチ!余韻のある設定も〇
ネタバレになるので詳細な言及は避けるが、本作は中盤にとあるヒネりが用意されている。短い話なのに、幽霊が現れて怖いというだけの物語にしていないのは秀逸だと思う。エンディングも切れ味がイイ。
この記事を見てからダウンロードし、数分でラストまでプレイできるので、是非自分の目で確認して欲しい。
ゲームの流れ
「ハジメカラ」をタップしてゲームスタート!「ツヅキカラ」をタップするとセーブ地点から再開できるぞ。
セーブは自動ではなく、手動になっている。けど、ボリューム的に一切セーブしなくともクリアできるだろう。
ゲームは主人公・たけしの見る悪夢からスタートする。
髪の長い女がこっちへ近づいてきて、何かをささやく…!
仮想パッドを使って移動、〇ボタンで探索…だけど、基本的に移動していればゲームは進んでいく。
進行に悩むことはほとんどないだろう。純粋にホラー演出を楽しめる。
SNSにメッセージによって、メリーとのやりとりが行われる。
怪談・都市伝説のメリーさんに従っているように見えるが、メリーは主人公を殺すために動いているように見えない。一体何が起きているんだろう…?
停電が発生!懐中電灯を使って探索を継続しよう。
見た目はRPGツクール系のかわいらしいキャラなのだけど、演出の積み重ねによってしっかり怖がらせてくれる。
「メリーオブザデッド」の攻略のコツはストーリーの流れ通りに行動すること
本作にはいわゆる「謎解き」的なギミックは存在しない。また、ストアのアプリ説明欄で、現時点では物語の分岐がないことも名言されている。
なので、ストーリーの流れ通りに行動を取り続ければOK。特に行き詰ることもなくクリアできるだろう。
基本は移動!SNSは忘れずに
基本的には、「ストーリー的に次に向かう場所」と思うところへ移動しよう。メッセージを読んでいれば自然と分かるハズ。
ゲーム終盤、同じ背景が繰り返すシーンも登場するが、移動可能な場所へひたすら移動し続ければゲームが進む。
また、SNSを読むことでゲームが進行する部分も多い。SNSにメッセージが届くと効果音とアイコンで通知されるので、見逃さないようにしよう。
是非音アリでプレイ!ホラー演出をしっかり味わおう
ここまで書いた通り、本作はホラーとしての出来がいい。なので、ボリュームが少ないからといって、何かのついでに流すようにプレイするのはもったいない。
プレイの際は、ヘッドフォン必須!ホラー演出を最大限味わえるような環境で楽しもう。