World's End Club(ワールズエンドクラブ)
IzanagiGames, Inc.
アクションパズル
AppleArcade (月額900円 初月無料)
「ダンガンロンパ」小高和剛氏「極限脱出」打越鋼太郎氏コンビの新作!12人の少年少女の旅を描くアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
12歳の少年少女12人による1200kmの旅とコロシアイ!?
「World’s End Club -ワールズエンドクラブ-」は12人の少年少女の旅を描いたサスペンスパズルアクション。
全国からおちこぼれだけが集められた「がんばれ組」。ある夏の日、彼らが修学旅行に向かう途中、乗ってたバスが落石事故に巻き込まれる。
目覚めると、そこは海中に建造された廃墟と化した遊園地。謎のピエロに仲間同士で「殺し合いのゲーム」をするように命じられるが…!?
予測不能の展開とどこか懐かしいジュブナイル感あふれる雰囲気、ポップなキャラクターが魅力。いやーまずはやってみてほしい。
パズル要素のある2Dアクション(と豊富なイベント演出)
アドベンチャーゲームのようなイベントシーンやパズル要素を加えた2D横スクロールアクション。
物語の要所ではプレーヤーの選択により次の目的地とともにストーリーが分岐していく。
シナリオは「ゼロエスケープ」シリーズの打越鋼太郎さん(「Ever17」愛してます!)、クリエイティブディレクターは、最近スマホ版リリースもされた「ダンガンロンパ」シリーズの小高和剛さんが担当。
過去作のようなデスゲームかと思いきや…いや、ネタバレを食らう前に遊んでもらいたい。なお本レビューはネタバレないように努めている。
「World’s End Club -ワールズエンドクラブ-」の特徴は予測不能の展開
「デスマーチクラブ」として発表されていた作品が、名前を変更しApple Arcadeにて突如ゲリラリリース。
タイトルを変更したように、ストーリーも予想の斜め上を行く展開が待ち受けていた。
制作は「Death Come True」も記憶に新しいイザナギゲームズ。2021年春のNintendo Switchリリースに先立って遊べる。
シリーズファンなら文句なく楽しめる作品。月額600円のAppleArcadeに加入するきっかけにしてもいいかもネ。
個性的なキャラとグラフィック
個性的な少年少女のキャラクターデザインは「戯言シリーズ」や、「ポケットモンスターサン・ムーン」等を手掛けた「竹」氏。
どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気を見事に描いたグラフィックにも注目してほしい。舞台は1995年ということだ。
イベントシーンではボイスもふんだんに使われ、彼らの魅力を全面に押し出している。ポチ役は完全に緒方恵美さんでしょこりゃ。
2Dアクションやパズルの難易度は低く、ストーリーを存分に楽しめるようになっている。謎解き時もヒントが充実してるので、おそらく詰むことはないだろう。
ゲームの流れ
操作は簡単。左手で移動し、右手でジャンプしたり調べたりとアクションを行う。
調べられる場所に行くとアイコンが表示されるので参考にしよう。
このオープニングのタイトルバックで胸をかきむしりたくなるような感傷にひたってしまう。
少年少女たちの冒険、デスゲーム。すべてが何か懐かしく感じてしまうのは、自分が年をとったからか。
廃墟と化した水族館…。舞台もいちいち懐かしさをそそる。
ちなみに少年少女がグロテスクにやられる…みたいなゴア表現は今んとこないので安心を。
タルに水を入れてタルを倒し、水でショートさせる。そんな謎解きの一面も。
基本的にテクニックを要求はされないし、ヒントはキャラたちが教えてくれる。親切。
一人しか逃げられないデスゲーム。だがこれは序章に過ぎないのだ…。
こっから先の展開を語りたいが頑張って我慢してます。ぜひ続きをプレイされたし!
「World’s End Club -ワールズエンドクラブ-」の序盤攻略のコツ
まずは追いかけられる序盤だが、連打して逃げよう(焦らずに)。謎解きだが、ヒントは数回聞けるほか、周囲のキャラの話に注意して聞けば迷わないと思う。
だが、重要な局面では選択肢に悩むことがあるかもしれない。実際たぶんプレイヤーの選択でストーリーが分岐するらしい。こればかりはアドバイスできないな…。
ネタバレを防ぐ方法は一つしかない
本作を最大限に楽しむ攻略のコツは「ネタバレせず遊ぶ」に尽きると思う。しかし、それが一番むずかしい。
そして、SNSがこんなにもポピュラーな今、ネタバレしない方法は「すぐ遊ぶ」。これしかなない!