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より鮮やかになった「殺戮の天使」の世界
「殺戮の天使」は密閉されたビルから脱出を目指すドット絵のホラーアドベンチャー。
ビル地下の最下層で目を覚ました13歳の少女、レイ。記憶をなくした彼女は、謎のビルからの脱出を目指すのだが…。
国内で100万ダウンロードを突破し、テレビアニメ化も決定している作品がスマホに登場。
これまでに配信された全てのエピソードを完全収録している。まだ遊んでない方は是非。
「お願いがあるの」「お願い、私を殺して」
仮想パッド、または画面をタッチして移動し探索する、ツクールゲーと呼ばれるRPG風のホラーアドベンチャー。
幼くて力が弱いけど、頭は良い少女レイ。頭は悪いけど、馬鹿力を持った殺人鬼ザック。
二人がどのように出会い、そして困難を乗り越えていくか。不思議な二人の決死行はネタバレ禁止でよろしく。
「殺戮の天使」の特徴は予想外に展開するストーリー
動画サイトで累計2000万再生を超えるという本作。その魅力は、単なるホラーじゃなく、アクの強い歪んだキャラクターたちの、人間臭い行動や演出の妙味にあるだろう。
名シーンである「鎌ドン」、ラストの…いやさこれ以上は言うまい。謎解きの難易度も高くないので、そう難しくなくクリアできるはずだ。
狂った2人のラブストーリー
演劇的なニュアンスがあるイベントシーンや、各オブジェを調べたときのセリフにはこだわりを感じる。
伏線の張り方や謎の明かし方もよい。予想外の展開が続くので退屈させない。
何よりこのヒロインと殺人鬼のコンビ。二人ともどこかしら間違っているのに感情移入してしまう。この狂気と感情に引き裂かれる体験はあまりないものだ。
なお、そこまで怖くはない。
ゲームの流れ
ちなみにエピソード1だけは「ゲーマガ」のアプリから無料で遊べるそうだよ。
謎のビルに閉じ込められた女の子。追いかけてくる殺人鬼。不思議な冒険がはじまる。
ちなみにボタン操作よりタッチ操作のほうが足が速いのでオススメ。
一見静かな少女に思いきや、この子もかなりヤバい。
ネタバレになりがちなのでうまく言えないのだが、各フロアに変なキャラが登場する。魔界塔士かよ。
殺人鬼登場!なんつーかこういう体当たりの演出がカッコいい。
予想外の展開が連続するので飽きさせない。やるねえ。
本作の面白さはホラー要素じゃないと思う。最後までやればわかる。
ドット絵なのにチープに感じさせない良作だった。
「殺戮の天使」の序盤攻略のコツ
どのエピソードからも遊べるが、そりゃ遊んだことがないのならエピソード1から攻めるのがいい。
ヒントはゲーム中に提示されているが、鳥の餌を手に入れ、食べさせたら、全力で逃げて隠れよう。こんなんでわかるだろうか?
アプリ限定の特典として、作者による描き下ろしの次話予告エンドカードが観賞できる。Switch版と一緒だね。お買い得ダネ〜。
関連作品を楽しむと面白さ100倍(だがネタバレ禁止)
クリアしたらテレビアニメやコミックも要チェックだ。一粒で二度、いや三度楽しめる。ドット絵の世界がアニメやマンガで楽しめるあの気持ちを!
だが、SNSやWikipediaに至るまで、ネット上には容赦ないネタバレが潜んでいる。ネタバレを防ぐには、とにかく一刻も早くプレイすることだ。これマジ。