天国旅立ち（Heaven Travel）

このゲームは、きれいな草原で目覚めた少女が記憶のかけらを集めに旅に出ていくという育成シミュレーションゲームです。
世界観は非常によく、おもしろいと思います。
グラフィックもこの世界観に合ったやさしい感じのもので、わたしは好きです。
放置ゲームでもあり、ストーリーもきちんと作り込まれており、ストーリーの量も多い感じなので、これはいいゲームだと思います。
若干、日本語がおかしいところもあるが、仕方ないかもしれない。

支度を整えてキャラを旅に出させ、数時間後に何かを持って戻ってくるという放置系SLG。その「何か」をコレクションしつつ、少しずつストーリーを進めていくスタイルですね。

このタイプのゲームは昔から存在しますが、システムがシンプルなぶん、ダイレクトに「世界観勝負」になりやすい傾向が強いジャンルだと思います。このゲームにおける世界観はなかなか独特で一言で説明するのは難しいのですが、グラフィックと音楽、そしてキャラクター性も含め、「優しく、柔らかく、そして時に残酷な」もの、という認識で間違いないかと思います。一見しただけではあまり残酷そうなイメージを受けないかもしれませんが、明暗(陰陽というべきか)はハッキリしており、そこがこのゲームの個性にうまく繋がっています。

自分は二日間ほどプレイして、当然ながら進捗率はまだまだ全然低いのですが、アイテムによる「旅の時短」はしたことがありません。早く進めたい、クリアしたい、という感覚より、いつまでもこの世界に浸っていたいという感覚の方が今は強いです。

イラストを使った絵合わせパズルの要素もあり、ちょっとした息抜きにピッタリですね。のんびりやろ。

このゲームは少女が天国の世界を旅していく探索シミュレーションゲーム。記憶のカケラを集めていき少女の過去が明らかになっていくんだけど、なかなか面白い。まず世界観が幻想的で柔らかいタッチで書かれている世界は個人的にいいと思うし、グラフィックも結構綺麗。海外のゲームコンテストでも賞を取ったり結構有名みたいですね。シナリオボリュームも多く一見優しい世界だけど少女の過去に触れていくうちに悲しい話もあったりメリハリが強く出ている作品。少女のキャラもいいキャラをしていて世界観に引き込まれる。翻訳が少しおかしいのとテンポ良く進めると言うよりはゆっくり物語を楽しむといった流れなので合わない人もいると思うが良策です。