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奇妙な夢のような物語を織りなす冒険。
「Neversong」は美しく陰鬱な世界を冒険する2Dパズルアクション。
昏睡状態から目覚めたばかりの少年は、なにかが決定的におかしくなってしまった、奇妙な世界を冒険する。
美しいグラフィックで描かれたステージと、可愛らしくいキャラデザに反したダークな物語が特徴。ストーリーもBGMも刺さりまくる。
仮想パッドで移動、探索する2Dパズルアクション
左手で移動し、右手でジャンプや攻撃、探索を行うオーソドックスな2Dアクション。パズル要素のある謎解きと、ストーリー演出に力が入っているのが魅力だ。
なお、本作は2020年9月にSwitchやPS4版が販売となる。つまりAppleArcadeで先行して遊べるってわけ。奥深いストーリーが魅力なだけに、丁寧な日本語翻訳が嬉しい。
「Neversong」の特徴は悪夢的なストーリー表現
どこかおかしい登場人物の会話。くすんだ色彩。センチメンタルをくすぐる情景と悪夢的な理不尽な演出が連続する。
狂っているのは主人公なのか世界なのか。その境界が曖昧になっていることで、独自のゲーム体験になっている。
誤解を恐れずに言うならば、マザー2の「ムーンサイド」に近いかも。この「何かが確実におかしい世界」に没入してほしい。開始数分ですっかり虜になった。
謎解きや探索要素もアリ
序盤、2Dアクションとしては退屈に思えるかもしれないが、アイテムが増え、探索できる範囲がだんだん広がっていく気持ちよさ、ゼルダっぽさも感じなくはない。
掛け値なしに面白いのだが、オープニングのステージの謎解きでも数十分迷って詰みかけてしまったので攻略のコツに記載しておく。ゲームのセンスないのかな俺。
ゲームの流れ
「嘘を信じて」という落書き。精神病棟なのか、窓越しに奇妙な人影が見える。
この悪夢的な病院から抜け出すと、予想外に広大なフィールドが広がっていた。
2Dアクションにはあまり見かけしない探索要素。
鍵がかかったり、届かなかったりするところに後でいけるようになるのが嬉しい。
この楽譜通りピアノを弾こう。さすれば道は開かれん。
一時停止するとソングブックから確認できるのが便利。
カードを集めたり、ハートを増やしたりといった収集要素もあって小憎い。
バットの当たり判定が小さいのは…頑張ろう。
会話のセンスもいちいちいい。ストレンジャー・シングスっぽさもあるというか…。
いやーAppleArcade恐るべし。面白いゲームに出会えて小生ハッピーでごんす。
「Neversong」の序盤攻略のコツ
冒頭悩んだところだが、扉の「S」「M」「I」「L」「E」の順番にベルを鳴らさない限り冒頭の悪夢から抜け出せないので注意。
しかし、だんだん背景がおかしくなっていく演出も観てほしい。むしろここで悩むのはゲームにおける必然だったのだろうか…?
街に出たら、ピアノを楽譜通り弾き、バットを手に入れよう。クモと戦えるようになったら、下水道に入り、冒険のはじまりだ。
ハート・フィズルを集めよう
敵を倒した後などにアイテムを集めればハートの最大値が増える。バットの当たり判定は狭いので適切に攻撃したい。ジャンプが暴発しやすいので注意。
謎解きについてはネタバレをあまりしないほうがいいと思った。本作は数時間でクリアできるボリュームなので、ぜひ一気にクリアしてもらいたい。
そうそう、各地にある暖炉がセーブポイントになっている。出先で遊ぶ場合や、別のアプリから切り替える時など、セーブしないとそこからやり直しになることが多いので注意しよう。