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夜の奥深くまで冒険して、思い出と星を集めよう
「Alley~夜回り~」は、真っ暗な夜道を探索するシンガポール産のシンプルアクション。
曲がりくねった光の道をたどって、影と罠を避けながら、不思議な迷路を探索していく。
長い間立ち止まったり、自分の影に接触すると、少女は恐怖に飲み込まれてゲームオーバーになる。ダークな雰囲気と少女の可憐さの対比が美しい一作だ。
ダークでシビアな即死系ワンキーアクション
画面をタップで進み、アイテムを拾う時や止まる時は手を離す。指一本で移動できるシンプルな操作性が特徴。
長く立ち止まると死に、後戻りができない操作性がゲームとしては緊張感を高めている。また、少女の孤独を象徴しているように感じた。
「Alley~夜回り~」の特徴は少女の心象を描いたシビアな闇
暗い道を歩く孤独は万国共通なのだろうか。心の闇が自分自身だという悪夢的な表現とモノクロのビジュアルは相性がいい。
いわゆる「イライラ棒」的な高難度ゲームだが、少女が歩いた道を戻れないし止まったら死ぬ。この理不尽な仕様が世界観とうまくマッチしている。
BGMの、悲壮感漂うアレンジを施された「キラキラ星」もおぞましくてよい。あと、少女が可愛い。衣装が充実してるのがユニークだ。
長い間立ち止まると、心の恐怖に飲み込まれちゃうよ。
せっかく雰囲気がよいのだから、ストーリーを抽象的じゃなく、もっと演出面で掘り下げてほしかったし、アイテムの効果がもっとわかりやすければ嬉しかった。
これくらい説明不足なほうが、ゲームとしてはさておき、暗黒を描くには最適なのかもしれないのではあるが。
ゲームの流れ
タップで進む。離すと止まる。それしかできない。無力なるゲームだ。
だが、星を集められる。たんぽぽを拾うこともできる。アイテムもある。
一定時間空を飛べるボーナスステージ。まさに泡沫の夢。
ステージ上に浮遊してるタンポポを回収しよう。
道は暗く、後には戻れない。
少女は己自身の闇や蜘蛛を回避して進まなくてはいけない。蜘蛛の巣はタップ連打で突破だ。
道中には記憶が落ちており、立ち止まることで回収可能
たくさんの記憶たちが、少女をほんの少しだけ助けてくれる。中には一度死を回避するような強力なものも。
何回もクリアすることで記憶の効果を高めることができる。
繰り返しプレイすることで少女の歩く距離は伸びていくはずだ。
「Alley~夜回り~」の序盤攻略のコツ
まずは敵である「影」の動きを程度読むこと。あとは小刻みに立ち止まることで、トラップを回避する時に止まり続けてゲームオーバーになるのをある程度防げるはずだ。
あと繰り返しプレイし、「記憶」をアップグレードすると、アイテムの効果を上げられる。動画広告で手に入る星を増やせるのもお好みで。
アバターを集めていこう
29種類のユニークな衣装が用意されている。何回もクリアすることで少女のアバターを変更できる。彼女の孤独であまりにも無力な冒険を、せめて着飾ってあげよう。
この悪夢には、果てがあるんだろうか。願わくば、この夜にもきちんと終わりがあることを望む。だが難易度は高い。