Figment(フィグメント)

Figment(フィグメント)

パブリッシャー Bedtime Digital Games

ジャンル アクションパズル

価格 基本プレイ無料

悪夢と闘え!心の中を旅し、トラウマと戦うデンマーク産のアクションパズル・アドベンチャー

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Figment

やさしいけど少し怖い、そんな雰囲気、好きだろ?おれは好きだ。

夢の中を旅するアクションアドベンチャー

「Figment」(フィグメント)は、シュールレアリスム的な幻想世界を巡るパズルアドベンチャー。

夢の中のような、脳内のような。そんな超現実的な世界を冒険し、主人公ダスティは相棒のバイパーと一緒に自分自身のトラウマを克服していく。

手描きのグラフィックで描かれた幻想的なビジュアルが特徴。優しくも残酷そうな、ファンタジックな空間を形作っている。

シュールレアリズムを描くあざやかなビジュアル

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不機嫌そうな主人公が回復していく物語。

操作は左手で自由に動かし、右手でアクションをするオーソドックスな形式。謎解きありバトルありのパズル要素の強いアドベンチャーとなっている。

とくにBGMは背景のオブジェとリンクしており(楽器の近くにいくと楽器が鳴る)、相当凝っており、ビジュアルと同様作り込まれている。すご。

「Figment」の特徴はシュールレアリズムなビジュアルとサウンド

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この超現実的なマップよ。立体感がまたドリーミー。

ダリの絵のような、夢や潜在意識を描く非現実的世界をうまくゲームに落とし込んでいる。

パズルやアクションはあくまでも簡単なもの。誰でもストーリーを楽しめるようにチューンナップされている。

少し動きがスローだなと思ったが、そこは美しいBGMとグラフィックをゆっくり鑑賞することでカバーしよう。

序盤2章は体験無料

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おそらくは主人公の精神世界なのだろう。なんとなく村上春樹。

開発はスウェーデンのBedtime Digital Games。だまし絵のような美しい3Dアクションパズル「Back to Bed」も面白かった(自分がレビューしてた笑)。

SwitchやPS4などでは2000円以上するが、iOS版は610円でフルバージョンを購入可能。とりあえず遊んでみて損はなし。

若干翻訳がカタく、読解が難しく思えるところがあったが、「ICO」「風ノ旅ビト 」のように、世界観を大切にしたゲームが好きな人はどっぷりはまれるんじゃないだろうか。

ゲームの流れ

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陰鬱な世界に引きこもって酒を飲まんとす主人公。まるでオレのようだ。

そんな中、悪夢が現れて大切な記憶をさらってしまう。

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相棒と一緒にたびに出る!ほんと冴えない主人公だぜ。オレのようだ!

序盤はバッテリーを見つけてハメるバイオハザード形式の謎解きが多い。

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悪夢(要するに悪役)を追いかけ、主人公の記憶を取り戻そう!

そういやブレスオブファイアにも夢の世界に入るシーンあったな。妙にトラウマだったな。

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悪夢!声がイケボ。あと色が紫!

ちょっとたまにミュージカル調に歌い始めるのが面白い。

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最初のステージこそ陰鬱な雨のステージだが、多彩なステージが待ち受ける。

謎解きは安易なので世界観にハマったらやるべき!

「Figment」の序盤攻略のコツ

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パズルは一度きた道を要チェックしておくように。

バトルは特に難しいことはないのだが、凡ミスを繰り返すとゲームオーバーになる。

ローリング回避して敵の攻撃をかわして攻撃ボタンを長押しして回転斬りを決めよう。

回復アイテムは結構そこらへんに落ちているし死んだときのペナルティもないので繰り返しプレイすれば勝てるはずだ。

もし波長があったらフルバージョンのプレイを

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ゲームをお金払って買う文化は2020年も続いて欲しいな。

繰り返すが、無料でプレイ可能できるのは最初の2章。610円の購入で、ゲームの全てをプレイ可能となる。

我々が心の奥底に閉じ込めた思い、衝動、思い出、内なる声であふれかえっている世界を冒険したいなら。この新しいアートの形に対価を払ってみるのもいいだろう。