LEGO Builder's Journey(レゴ ビルダーズジャーニー)
LEGO
パズルゲーム
AppleArcade (月額900円 初月無料)
レゴブロックが魅せる静かな感動!ブロックを組み立てることで物語が進む新感覚パズルアドベンチャーダウンロード(Android) ダウンロード(iPhone)
レゴを組み立てると物語が生み出されるユニークなパズルアドベンチャー
「LEGO Builder’s Journey(レゴ ビルダーズジャーニー)」は、レゴを組み立てることで物語が生み出されるパズルアドベンチャーゲーム。
レゴを組み立てると、人が登場したり波が押し寄せてきたりなど、様々なイベントが発生。物語が展開していく…。
他に類を見ないユニークなゲーム性と心に染み込んでくるような世界観が魅力のゲームだぞ。
※本作をプレイするにはiOS13へのアップデート、及びApple Arcadeへの加入が必要です。
移動・回転して設置!レゴを組み立てよう
プレイヤーがやることは、レゴブロックを選んで設置すること。ただそれだけ。
ブロックをタップすると選択。スワイプで移動できるぞ。ブロック選択状態でタップと回転。長押しタップで設置できる。
レゴブロックなので、設置するためには、ジョイント用のスタッド(ブロックについている突起)を噛み合させる必要があるぞ。
広告・課金なし!だから世界観がストレートに伝わる
本作はApple Arcadeタイトルなので広告表示や課金アイテムといったものは一切ない。
世界観が心に染みる…というタイプの作品なので、広告でゲームプレイが中断されることがないのは素直に嬉しい。
ちなみに本作、意外なことに物理ゲームパッドに対応している。個人的にはタッチ操作の方がプレイしやすいように思うけど、どうしてもパッドでプレイしたいという人はパッドでもプレイできるぞ。
「LEGO Builder’s Journey」の魅力は心に染み入る世界観
本作にはセリフが一切登場しない。じゃあストーリー性がゼロの作品なのかというと、そんなことはない。むしろ逆で、ストーリー性は非常に強い。
セリフこそないものの、プレイヤーが操作するブロックの形状、組み立てた時のブロックの形状といった要素が、セリフ以上にストーリーを語ってくれる。
ナラティブな見せ方のストーリーが心に染みる作品なのだ。
まるでコミュニケ―ション?組み立てから感じる物語
本作をプレイすると、ブロックの組み立てを通して、レゴ世界に必要なものを生み出しているように感じられるハズ。
プレイヤーが組み立てた建物に対してレゴ世界の人物がポールを配置したり、プレイヤーがブロックで組み立てた道をレゴ世界の人物が歩いたり…。
プレイヤーが組み立てたものが、何らかの形でレゴ世界の人物に利用された時、どことなく心が繋がったように感じる。この感覚はコミュニケーションに近い。
このコミュニケーション感があるから、強く感情移入してしまう。
想像力が生む!理由の分からない感動
コミュニケーション感と書いたけど、実際にはコレ、筆者が勝手に感じているだけのこと。セリフがあるわけじゃないしね。
でも、本作をプレイすると、誰もが感情を動かされずにはいられないんじゃないだろうか。
なぜなら、セリフがないから。セリフがないからこそ想像力が膨らみ、ゲームの背景に自分の想い出を重ね、ストーリーを想像してしまう。
このため筆者は、本作のタイトルロゴが出てくるシーンで、理由がわからないのに泣いてしまった。多分、過去見た情景と重なるところがあったのだろうと思う。
たかがレゴで?と思うかもしれない。しかしプレイすると、きっとあなたも、心を動かされるシーンがあるんじゃないかと思う。
ゲームの流れ
ゲームをはじめると、まずは操作説明が行われる。
ブロックの数は一個。移動、回転、設置の操作を使ってスタッドの場所にブロックをジョイントしよう。
徐々にブロックが増えてきた。
組み上げていくと、どうやらこれは建造物のよう。門か何かだろうか…?
…と、建物ができたと思ったら、突然の波!崩れ去る建物。せっかく建てたのに…。
ただ、人類の建築の歴史って最初はこんな感じだったんだろうなぁ。
ゲームが進むと、人物が二人登場する。身長からして、親子だろうか。セリフでの説明が一切ないので、二人がどんな関係は想像するほかない。
黄色い足場ブロックを設置すると、子どもらしき人物が次の足場へと向かっていく。親へと誘導すればいいのかな…?
子ども(っぽい人物)を、親(っぽい人物)へと誘導すると、非常に喜んで次のステージへ。
ステージが進むと、子どもに帽子がプレゼントされるなど、2人の関係が変わっていく…。起伏が派手なストーリーではないものの、先が見たくなる魅力を持っている。
「LEGO Builder’s Journey」の序盤攻略のコツはスタッドの向き
レゴブロックは心の赴くまま、組み立てを行うのが楽しいのであって、どこかに正解があるわけじゃない。
とはいえ本作は、正解の形を作ることでゲームが進むという側面を持っている。
そこで注目したいのが、ブロックのスタッド。
スタッドから正解を推測!効率よく組み立てよう
ブロックを設置する場所には必ずスタッドが存在している。
なので、スタッドを見ることで、そこにどんなブロックを設置すべきか概ね推測できるぞ。
効率よくプレイしたいなら、まずスタッドを見て、設置ブロックの推測を行ってから操作…という段取りで進めるのがいいだろう。
ただ、本作は世界観を楽しむ作品なので、あまり効率的にプレイすると楽しさを損なう可能性がある。個人的には、レゴブロックを楽しむように、あれこれ設置を繰り返すプレイというのが、一番おもしろいと思うぞ。
沈むブロックに注意!スピード操作で切り抜けよう
とはいえ、中には世界観を楽しむとも言っていられないステージがある。泥のようなブロックが登場するステージがそれ。
泥ブロックの上に他のブロックを置き、その上に人物が乗ると、ブロックがズブズブと沈んでしまう。
この対策は、とにかくスピーディーに操作すること。手際よく指を動かそう。