ダイイング:リボーン

ダイイング:リボーン

パブリッシャー Coconut Island Games Limited

ジャンル ホラーアドベンチャーゲーム

妹を求め魚顔の男が支配する不気味な旅館を探索!激ムズな謎と高い達成感が魅力のホラーアドベンチャー

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※このゲームは配信が終了したかURLが変わっています。

ダイイング:リボーンのレビュー画像

気づくと旅館の部屋だった。…といっても、とてもじゃないが旅館に見えないけど。

不気味な旅館で疾走した妹を探す謎解き系ホラーアドベンチャー

ダイイング:リボーン」は、不気味な港町が舞台のホラーアドベンチャーゲーム。

失踪した妹を求めて、過去に住んでいた港街を訪れた主人公。しかし旅館で目を覚ました時には細かい記憶がなく、しかも部屋に閉じ込められた状態だった…。
ハイクオリティCGで描き出される不気味な風景の中、高難度の謎を解いていく達成感に病みつきになるぞ!

スワイプで自由に移動!タップで探索を行おう

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画面中央のポイントが赤く変化した場所は、探索することができるぞ。

プレイヤーができるアクションは主に移動方向転換探索の3つ。

画面左側の仮想パッドをスワイプして移動。画面右側の仮想パッドをスワイプして方向転換ができる。

画面中央にあるポイントが赤くなった場所でタップすると探索が可能。

基本的に敵が襲ってくることはないので、脱出ゲームのような感覚でプレイできるぞ。

お手軽・お得なスマホ版!ただしパッド対応微妙…

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激しい操作が不要なので、タッチでも快適。確実に携帯しているという手軽さもイイ。

本作はPS4やニンテンドースイッチといった家庭用機でもリリースされている。

スマホ版も内容は同じものなので、価格が安い分お得。激しいアクションもないので、操作性も問題ない

お得・お手軽にプレイしたいならスマホ版がオススメといえる。

ただ、物理ゲームパッドの対応が微妙…。筆者愛用のSteelSeries Nimbusだと、アナログスティックは認識するものの、ボタンに認識してくれないという中途半端さだった。アップデートで修正してほしい…!

「ダイイング:リボーン」の魅力は高難度の謎を解く達成感

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異様な姿をした魚顔の男。インパクト大だけど、序盤では登場しない。

本作で目を引くのは、なんといってもタイトル画面に描かれた魚顔の男だろう。用紙的にも港町と言う舞台的にも、クトゥルフ神話の「インスマスの影」を連想させる不気味さ。

この不気味なビジュアルを、ハイクオリティなCGで描写しているので、ゲームを通してそれはもう不気味な雰囲気が漂っている。

とはいえ、本作にこれみよがしな恐怖演出は少ない。

それよりも本作は、謎を解き明かす達成感を重視した作品なのだ。

ひらめきと感覚に訴えかけてくる!高難度の謎

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ピアノの鍵盤を弾く順番には完全にハマった…!

本作の謎が難しいのは、ひらめき感覚が重要なものが多いから。

情報を積み重ね推測して答えを出すタイプの謎は、時間をかけて考えればやがて正解に行きつく。

けど、ひらめきや感覚は、時間をかければ答えが出るってもんじゃない。発想の転換が必要になってくる。

だから、ハマるとまったく答えがわからなくなってしまう…。

だからこそ嬉しい!謎を解けた時の達成感

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正解に自力で至った時の達成感は格別!自分を褒めてあげたくなる。

本作をプレイすると、最低でも一回は、謎の正解を求めて長時間思い悩むだろう。

しかし、だからこそ、謎を自力で解き明かした時の達成感がスゴイ。

しかも、の作りがフェアだから、いざ正解がわかってみると、たいてい「なんでこんな単純なことに気づかなかったんだ!」と自分を責めたくなる。そしてその後、「でもよく気付いた!さすがオレ!」と、責めた分、自分を褒めたくなる。

つまり、難しくはあっても決して理不尽じゃないのだ。

ゲームの流れ

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「新しいゲーム」を選ぶとセーブスロットの選択画面になるぞ。セーブスロットを選ぶといよいよゲームスタート。

それにしてもこの魚顔の男、インパクトでかい…。あとインスマスっぽい…。

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サバイバルホラーアクションのように360°自由に移動できるぞ。

アイテムを手に入れると画面左上にアイテムアイコンが表示され、タップでアイテムの持ち替えができるようになる。

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ゲームの進め方は脱出ゲームと同様。まずはとにかく色んな場所を調べよう。

調べる中で、アイテムや手記などの情報が手に入っていく。情報については画面右上の「メモ」からいつでも見返せるぞ。

ダイイング:リボーンのレビュー画像主人公が目を覚ました旅館の一室が、セクション1の舞台。部屋から脱出することでセクション2へ。

しかし、旅館の中は細かく施錠されていた。そんな中主人公は、妹・シェリーからの手紙を発見する。シェリーはどこにいるんだ…?

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セクション2で、テレビ越しではあるもののとうとう姿を現す魚顔の男。彼は主人公に罪があるという。さらに、この建物には主人公を楽しませるための仕掛けが大量にあるとも。

直接あいまみえるのはいつか?…物語的な謎が魅力なので、ゲーム的な謎の難易度が高くとも、プレイを続けちゃうんだよなあ。

「ダイイング:リボーン」の序盤の攻略のコツは「引き」で見ること

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えっ…ヒントどこにあった?…と確実に悩むだろう暗号入力。

本作の序盤でハマりやすい難所は、ピアノの鍵盤を弾く順番と、ドアに仕掛けられた暗号なんじゃないかと思う。

この2つの謎は、回答そのものがヒントとしてズバリ提示されているのに、気づきにくい。

いずれも、謎を解くコツは、「引き」で見ること。すると、ヒントに気づくだろう。

引いて見るとわかる!それは絵ではない

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絵と言われると絵にみえるが、これは数字。引いた状況から遠目に見よう。

ピアノの鍵盤を弾く順番については、ピアノの上に設置されたオブジェクトが示している。

このオブジェクトを調べると、主人公は絵と言うが、それはミスリード。決して絵ではない。

ここには数字が描かれている。でも、画面の近くで見ると目の錯覚によって数字には見えない。

なので、スマホそのものを顔から離し、引いた状況で見てみよう。

部屋に広がる殺意!そして途切れた文字

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描かれた文字の先に暗号入力が。MURといえばその先の文字は…?

ドアに仕掛けられた3文字の暗号。こちらは、暗号そのものは提示されないので、推測え答えにたどり着くしかない。

ただ、ヒントはかなりダイレクト。

ゲーム内でドアから下がって、ポスターとともに見てみよう。ポスターに書かれた文字はどうやら途切れているっぽい。そして、途切れた先にあるのは…暗号入力装置。

では、そもそもこの単語は何なのだろう?

この部屋、この旅館に漂う殺意を考えると…あの単語しかないよね?